賃貸契約解除と敷金返還に関する疑問と解決策

賃貸契約の解除についてお聞きします。 約5年住んだ賃貸マンションの契約を解除する際に管理会社に解約する1ヶ月前に連絡しなければならないと、 賃貸契約書に記載されているのですが、この5月末に退去したい事を管理会社に伝えたとしたら、1ヶ月を少し過ぎているので違法になるのですか?6月末としたらなら大丈夫なのでしょうか? ゴールデンウイークのせいで、管理会社が休みな為、連絡が取れないのでゴールデンウイーク明けに連絡しようと考えています。 ①1ヶ月がきっているので詳しご教授お願いします。 ②入居の際に敷金2ヶ月と礼金1ヶ月払ってますが、部屋の状況にもよると思いますが、敷金は幾らか戻ってきますか? 今回の震災で天井水漏れやトイレや風呂の洗面所の壁破損で鉄骨むき出し状態です。もちろんこの部分は敷金から引かれませんよね? ①と②について回答頂ければと思います 因みに新物件は仲介業者の方で契約の旨は口答でしましたが、管理会社がゴールデンウイークで休みの為、FAXでの契約で留まっています。また、新物件は内覧してません。立地と間取りだけで即決しました。被災地域では物件を見ないで即決しているのが、現状だと仲介業者も言っています。補足新物件に関しては実家に歩いて10分の所で立地条件が良く、間取りも一部屋増え、また築年数も今より新しいマンションで、それに駐車場込みの家賃が今より3万近く安いので、物件を見ないで即決しました。なので、今より後悔することはおそらく無いのではと考えてます

賃貸契約解除に関する注意点

まず、賃貸契約書に記載されている「1ヶ月前」の通知義務は、あくまで契約上の約束です。ゴールデンウィーク明けに連絡したことで、違法になることはありません。しかし、契約違反となる可能性があり、違約金が発生する可能性があります。

契約書をよく確認し、違約金の有無や金額を確認しましょう。管理会社に連絡を取り、事情を説明し、可能な限り柔軟な対応をしてもらうように交渉することが重要です。ゴールデンウィーク中の連絡不能を考慮し、誠意をもって対応することで、違約金の減額や免除を交渉できる可能性があります。

5月末に退去希望を伝え、6月末退去を希望するとのことですが、管理会社との交渉次第では、7月上旬の退去も検討する必要があるかもしれません。

具体的な対応ステップ

1. **管理会社への連絡:** ゴールデンウィーク明けに速やかに管理会社に連絡を取り、事情を説明しましょう。遅延の理由を明確に伝え、誠意ある対応を心がけることが重要です。
2. **契約書の確認:** 契約書に記載されている解約に関する条項を改めて確認しましょう。違約金の有無、金額、具体的な条件などを確認し、管理会社との交渉に備えましょう。
3. **交渉:** 管理会社と話し合い、可能な限り違約金の減額や免除について交渉しましょう。状況を説明し、理解を得られるよう努めましょう。
4. **退去日調整:** 管理会社と退去日を調整しましょう。状況によっては、当初予定よりも少し遅れる可能性も考慮しましょう。
5. **書面での確認:** 交渉内容を必ず書面で確認しましょう。口頭での約束はトラブルの原因となる可能性があります。

敷金返還に関する注意点と地震による被害

敷金返還については、部屋の状況によって異なります。通常、原状回復義務に基づき、通常の使用による損耗を除いた部分について、借主が負担する必要があります。

しかし、今回の地震による被害については、天災によるものであるため、原則として借主の負担とはなりません。天井水漏れ、トイレ・風呂・洗面所の壁破損(鉄骨むき出し)は、地震による被害として扱われる可能性が高いです。

敷金返還に関する具体的なポイント

* **写真・動画の証拠:** 被害状況を写真や動画で記録しておきましょう。これは、管理会社との交渉において重要な証拠となります。
* **専門家への相談:** 必要であれば、不動産鑑定士などの専門家に相談し、損害額の算定を依頼しましょう。
* **明細書の請求:** 敷金精算の際に、どのような項目でいくら差し引かれたのかを明確に記載した明細書を請求しましょう。
* **交渉:** 管理会社と交渉し、正当な範囲で敷金が返還されるよう努めましょう。必要に応じて、弁護士などの専門家に相談することも検討しましょう。

新物件契約に関する注意点

内覧せずに物件を契約することは、リスクを伴います。特に、被災地域では、事前に物件の状態を確認することが非常に重要です。

リスクと対策

* **瑕疵担保責任:** 契約前に、契約書に瑕疵担保責任に関する条項が記載されているか確認しましょう。瑕疵(欠陥)があった場合、売主または貸主が責任を負うというものです。
* **契約解除の可能性:** 物件の状態に問題があった場合、契約を解除できる可能性があります。ただし、契約書の内容をよく確認する必要があります。
* **追加費用:** 物件の状態によっては、予想外の修繕費用が発生する可能性があります。
* **写真や動画の確認:** 可能であれば、仲介業者に物件の写真や動画を送ってもらうなど、できる限りの情報を収集しましょう。

まとめ

賃貸契約の解除と敷金返還、そして新物件契約においては、それぞれの状況を正確に把握し、適切な対応をすることが重要です。契約書をよく読み、不明な点はすぐに管理会社や仲介業者に確認しましょう。必要であれば、専門家のアドバイスを受けることも検討しましょう。今回の地震による被害については、写真や動画などの証拠をしっかりと残し、管理会社との交渉に臨みましょう。

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