賃貸契約更新と家賃値下げ交渉に関する相談

家賃値下げ交渉 & 賃貸の契約期間が過ぎているけど(5ヶ月)管理会社から更新連絡の通知が来ず。自分も気付かずに前条件のまま支払い続けていた場合・・・ 借りていた賃貸マンションの契約期間が過ぎていて5ヶ月以上になるのですが、契約更新の連絡等が無い事に最近気付きました。自分も契約期間が過ぎているのを忘れていて家賃は今までどおりの条件で現在まで支払っていました。 そしてこの事を管理会社に知らせようとする前に、現在住んでるマンションの他部屋の求人情報を確認してみると11,000も安くなっている事に気付きました(ネットの不動産の求人)。なので値下げ交渉といっしょに上記の件を管理会社に伝えたかたちになるのですが・・・相手の返答内容が、「勘違いで自分との契約更新はすでに済ませていたと思いこんでいた」という事と、「値下げ交渉は長年住んでいただいていらっしゃるので(8年)、11,000の値下げは無理だが3,500までなら下げる」というでした。ちなみに値下げは10月からで更新時期から現在まで(4月~9月)の家賃はいままで通りでお願いされました。ただし、契約更新時に払っている更新料10,000は免除すると。 他には現在のマンションの状況を聞いてみたら全て満室との事でした。 以上なんですが、これってみなさんどう思います? 悪くはない話ですか? 自分は条件的にとても不満に感じますがOKの返事をしちゃいました。今日のことなので口だけの返事であり、契約書類はまだ届いてません。 みなさんの返事によっては、また管理会社にかけなおそうかと考えております。補足周りの意見も聞きたいから聞いてるわけで・・・もし自分の考えがひどいのであれば、「じゃあかけなおすのやめるか」って気持ちになるかもしれないし、「こんな条件、かけなおして当然だ」っていう意見が多ければ、やっぱりかけなおすべきなんだって思うし。言葉足らずでしたが、この条件を動かせるようなアドバイスも下さい。アドバイスがないと何て言えばいいかわからないので・・・。

状況整理と問題点

8年間居住されている賃貸マンションの契約更新に関して、管理会社との間でトラブルが発生しています。契約更新時期を過ぎたことに気づかず、家賃を払い続けていた状況で、他部屋の家賃が11,000円も安いことを知ったことから、値下げ交渉を行いました。管理会社からは、更新手続きのミスと、3,500円の値下げ(10月分から)、更新料10,000円の免除という提案がありました。しかし、質問者様は提示された条件に不満を感じています。

管理会社の対応について専門家の視点

管理会社の対応は、いくつか問題点を含んでいます。まず、契約更新時期を過ぎているにも関わらず、連絡がなかった点です。これは、管理会社側の重大なミスであり、入居者である質問者様に不利益を与えた可能性があります。 また、値下げ交渉についても、満室であるにもかかわらず、8年間の居住歴を理由に3,500円の値下げしか提示していない点は、交渉余地があると考えられます。近隣相場を考慮すると、11,000円の値下げ要求は妥当な範囲内と言えるでしょう。

交渉を有利に進めるためのアドバイス

現状、口頭での合意に過ぎず、書面による契約締結前であれば、交渉の余地は十分にあります。以下に、再交渉するための具体的なアドバイスを示します。

1. 事実関係を整理し、冷静に再交渉に臨む

まず、これまでのやり取りを改めて整理しましょう。契約更新時期、家賃支払い状況、管理会社からの連絡の有無、他部屋の家賃相場などを明確に記録しておきます。これらは、交渉の際に重要な証拠となります。

2. 近隣相場を明確に示す

インターネット上の不動産情報サイトだけでなく、近隣の不動産会社に問い合わせて、同程度の物件の家賃相場を調べましょう。具体的な金額を提示することで、管理会社に値下げの妥当性を理解させやすくなります。

3. 過去の良好な賃貸関係を強調する

8年間滞納なく家賃を支払い、良好な関係を築いてきたことを強調しましょう。長年の入居者であることをメリットとして捉えさせ、より柔軟な対応を引き出すことが期待できます。

4. 管理会社のミスを指摘する

契約更新の手続きを怠った管理会社のミスを明確に指摘します。このミスによって、質問者様が不利益を被ったことを伝え、責任ある対応を求める必要があります。

5. 交渉の譲歩点と最低限の条件を設定する

交渉において、譲歩できる点と、絶対に譲れない最低限の条件を設定しておきましょう。例えば、家賃の値下げ額、更新料の免除、契約期間などです。これにより、交渉が行き詰まった場合でも、冷静な判断ができます。

6. 書面での回答を求める

口頭での合意は曖昧なため、必ず書面での回答を求めましょう。契約内容、家賃、更新料、支払い方法などを明確に記載した書面を受け取ることで、トラブルを未然に防ぐことができます。

具体的な交渉例

「〇〇マンション管理会社様

この度は、賃貸契約更新に関するご対応ありがとうございました。しかしながら、近隣相場を調査した結果、現在の家賃設定には相違があると感じております。具体的には、同程度の物件が月額11,000円程度低い家賃で募集されていることを確認しております。(証拠資料添付)。

また、契約更新時期の連絡がなかった点に関しても、管理会社様のミスによる不利益を被ったと考えております。

8年間、滞納なく居住してきた実績を踏まえ、家賃を月額○○円(提示された3,500円値下げより高い金額)に値下げしていただくことを希望します。更新料の免除については感謝しております。

ご検討のほど、よろしくお願い申し上げます。」

まとめ

今回の状況は、管理会社のミスと、家賃の相場とのずれが原因で発生しています。冷静に事実関係を整理し、近隣相場を根拠に再交渉することで、より良い条件を引き出す可能性があります。書面での回答を求めることで、今後のトラブルを防ぎましょう。

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