賃貸契約審査の不安を解消!自営業手伝い、信用情報に傷ありでも部屋を借りる方法

賃貸を借りる時の不動産屋の審査について。友人の話です。問題点がいくつかある様なのですが、部屋を借りれるかどうかアドバイスお願いします。◇自営業をしている知人の仕事を手伝っていて収入はあるがきちんと雇用はされていないので事実上無職。収入は月20万円位。収入証明書、雇用証明書がとれない状態。◇7年前から消費者金融への返済をしていない。滞納ブラック。時効が成立しているかどうかは不明です。◇7年前、一人暮らしをしていた時に家賃滞納。保証会社へ返済をしていない。◇貯金は20万程度◇連帯保証人は母しかおらず、母の収入は月に15万円位で転職したばかり。かなり厳しいと思うのですが、このような状況でも部屋は借りれるのかどうかアドバイスお願いします。補足◇確定申告は数年してないので収入証明書はとれないそうです。今現在手伝いをしている友人の会社に雇用証明書を発行して貰えるそうです。◇信託系の保証会社の場合、金融事故はバレないのでしょうか?◇保証会社間の情報共有を心配しています。◇貯金20万は初期費用にあてる為の貯金だそうです。◇母親の年齢は48才

現状分析:審査通過のハードル

友人の状況は、賃貸契約審査において非常に厳しい状況と言えます。いくつか大きな問題点があります。

* **雇用関係の不安定さ:** 雇用関係が明確でなく、収入証明書・雇用証明書が取得できない点は大きなマイナスです。たとえ月20万円の収入があっても、継続性や安定性が保証できないため、不動産会社はリスクを感じます。
* **信用情報の問題:** 7年前からの消費者金融の滞納と、過去の賃貸家賃滞納は、信用情報に深刻な傷をつけています。これらの情報は、信用情報機関に記録されており、審査で必ず確認されます。時効が成立しているかどうかも重要です。時効が成立していなければ、返済を求められる可能性があります。
* **保証人の状況:** 連帯保証人の母親の収入は15万円で転職したばかりとあり、安定性も低いと判断される可能性があります。年齢も考慮すると、保証人としての信頼度も低いと判断される可能性が高いです。
* **貯蓄額の少なさ:** 20万円の貯蓄は、初期費用(敷金・礼金・仲介手数料など)を考えると心もとない金額です。

審査通過の可能性を高めるための戦略

厳しい状況ではありますが、諦める前にできることを試みましょう。以下に具体的な対策を提案します。

1. 収入と雇用関係の明確化

* 友人の会社からの雇用証明書の取得:これは必須です。雇用形態、給与明細、雇用期間などを明確に記載した証明書を発行してもらいましょう。
* 確定申告の実施: 過去の確定申告をしていなかったとのことですが、すぐにでも税理士に相談し、過去数年の確定申告を行いましょう。これにより、収入を証明する書類が得られます。
* 収入を証明する代替書類の提出:給与明細、銀行の取引明細書、源泉徴収票などを提出することで、収入を裏付けることができます。

2. 信用情報の問題への対応

* 信用情報機関への照会: 自分の信用情報がどのようになっているかを確認しましょう。CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センターなど、主要な信用情報機関に照会することで、具体的な情報を知ることができます。
* 時効の確認: 消費者金融の滞納について、時効が成立しているかどうかを弁護士などに相談し、確認しましょう。時効が成立していれば、債権回収は不可能になります。
* 債権者との交渉: 時効が成立していない場合、債権者と交渉し、分割払いなどの解決策を探ることも可能です。

3. 保証人に関する対策

* 連帯保証人の追加: 母親以外にも、収入が安定している連帯保証人を探すことができれば、審査通過の可能性が高まります。
* 保証会社への相談: 信用情報に問題がある場合、保証会社によっては審査が通らないケースがあります。複数の保証会社に相談し、条件の良いところを選びましょう。
* 保証会社の種類: 信託系の保証会社は、一般的に審査が緩いとされていますが、全ての金融事故がバレないわけではありません。情報共有されている可能性も考慮する必要があります。

4. その他の対策

* 貯蓄の増加: 初期費用を賄えるだけの貯蓄を増やす努力をしましょう。
* 物件の選定: 高額な物件ではなく、家賃が比較的安価で、敷金・礼金などの初期費用が低い物件を選ぶことで、審査通過の可能性を高めることができます。
* 不動産会社への相談: 状況を正直に不動産会社に説明し、相談してみましょう。状況によっては、柔軟に対応してくれる不動産会社もあるかもしれません。

専門家の意見:弁護士・司法書士の活用

信用情報の問題や債権者との交渉は、専門家の助けを借りることを強くお勧めします。弁護士や司法書士に相談することで、適切なアドバイスやサポートを受けることができます。

まとめ

友人の状況は厳しいですが、諦める必要はありません。上記で示した対策を一つずつ実行することで、賃貸契約審査通過の可能性を高めることができます。焦らず、一つずつ確実に進めていきましょう。専門家の力を借りながら、積極的に行動することで、希望の部屋を借りることができる可能性があります。

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