賃貸契約ドタキャン!遠方での部屋探し費用は請求できる?解決策と予防策

遠方へ引っ越しのため、旅費を出して部屋探しに行きました。良い部屋がみつかり、そこにしたいと考えたので、案内してくれた不動産屋さんにあらかじめ提示されていた条件でよいということでオーナーに確認の電話をしてもらい、双方条件に同意しました。家賃保証等の審査も通過済みです。前提条件もすべてそろっており、部屋が決まったものですから、申込金を支払い、そこで部屋探しを打ち切り、地元へ帰りました。そして数日後。不動産屋から電話があり、「オーナーさんの息子が大学に入学するということで、どうしても急に金が必要になった。礼金の金額を値上げしてほしい、さもなくば入居できない」 などと言い出しました。当方の認識では、双方合意し、申込金も支払い、当初支払金額の送金準備も完了していることをすでに伝えていたわけですが、むろんこちらは契約として成立しているものと考えています。が、一方的に破棄。申込金は返してもらいましたが、追加で休日と、交通費が必要となったことに納得ができません。理屈からいえば、そういった費用というのは請求できるはずですが、問題は、結構なブラックで苦情の多い不動産屋です。電話でも相当叱りましたが鉄面皮もいいところ、全くそういった請求には応じる可能性が、現状の私の考える範囲ではなさそうです。管理もやっている会社ですが、敷金をほとんど返却しない非常に苦情の多い会社であることが後でわかりました。少額訴訟等やればいいのでしょうが・・・。その前に自発的な弁済を促したいし、棒読みでないきちんとした謝罪をいただきたいし、試みたいと思うのですが、いい知恵はありませんか。宅建協会に事例報告する等考えましたが、そういった苦情の多い業者の側として、法律上問題ない範囲で、どのような行動に出られるのが痛いですか?ネットで事実の範囲で告発公表といった類のものは考えておりません。罰することそのものよりも自発的な弁済と謝罪がほしいのです。(もっとも、業者の泣き所を聞こうとしている段階で自発性の点では微妙かもしれませんけど。)

状況整理と法的観点

まず、ご自身の状況を整理しましょう。遠方まで赴き、不動産業者を通じて物件を内見し、オーナーとの間で合意に至り、申込金を支払っているにも関わらず、オーナーの都合により一方的に契約が破棄されたという状況です。これは、民法上の債務不履行に該当する可能性が高いです。オーナー側は、契約を履行する義務を負っており、それを一方的に破棄したことで、あなたに損害を与えています。

損害には、交通費、宿泊費、休日の損失などが含まれます。これらの損害は、オーナー側に請求できる可能性があります。ただし、ブラックな不動産業者であるという点、そして、オーナーの個人的な事情(息子の入学費用)が絡んでいる点が問題です。

自発的な弁済と謝罪を促す方法

訴訟という手段もありますが、まずは自発的な弁済と謝罪を促す方法を試みましょう。以下に具体的なステップを示します。

1. 内容証明郵便で請求

最も効果的な方法は、内容証明郵便で損害賠償請求を行うことです。内容証明郵便は、送達記録が残るため、証拠として有効です。手紙には、以下の点を明確に記載しましょう。

  • 契約成立の事実(日付、場所、証人など)
  • オーナー側の契約破棄の事実
  • 被った損害(交通費、宿泊費、休日の損失など、具体的な金額を明記)
  • 損害賠償請求金額
  • 期日までに弁済と謝罪がない場合の対応(訴訟提起など)

内容証明郵便の作成は、法律相談所や弁護士に依頼することも可能です。費用はかかりますが、法的根拠に基づいた請求書を作成することで、相手側の対応が変わる可能性があります。

2. 不動産会社への苦情申し立て

不動産会社にも、書面で正式に苦情を申し立てましょう。電話での叱責だけでは効果がない可能性が高いです。書面で、内容証明郵便と同様の内容を伝え、対応を求めます。

3. 宅地建物取引業法に基づく対応

宅地建物取引業法では、宅地建物取引業者に一定の義務が課せられています。今回のケースでは、「重要事項説明義務違反」の可能性があります。契約前に重要な事項を説明しなかった、もしくは不正確な説明をした可能性があるということです。この点を指摘し、対応を求めることも有効です。

4. 宅建協会への相談

宅建協会に相談することも有効です。宅建協会は、宅地建物取引業者の監督機関であり、苦情処理にも対応しています。苦情の多い業者であるという情報も提供することで、協会による指導が期待できます。

5. 弁護士への相談

以上の対応でも解決しない場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、法的観点から適切なアドバイスを行い、必要であれば訴訟手続きを進めてくれます。

具体的な損害額の算出

損害額の算出は、領収書や交通機関のチケット、宿泊施設の予約確認書などの証拠を提示することで、より正確に行うことができます。休日の損失については、日給や時給を基に算出します。

予防策:契約締結前の確認事項

今回の様なトラブルを未然に防ぐために、契約締結前に以下の点を必ず確認しましょう。

  • 契約書の内容を十分に確認する:特に、解約条項や違約金に関する条項は、注意深く読みましょう。
  • オーナーとの直接交渉:可能であれば、オーナーと直接交渉し、契約内容を確認しましょう。
  • 不動産会社への信用調査:インターネットなどで、不動産会社の評判を事前に確認しましょう。
  • 契約成立後の確認:契約成立後も、メールや書面で契約内容を確認しましょう。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士の視点から見ると、今回のケースは、オーナー側の債務不履行であり、損害賠償請求が認められる可能性が高いです。ただし、ブラックな不動産業者であるため、訴訟手続きが必要になる可能性も考慮する必要があります。訴訟費用も考慮し、費用対効果を検討した上で、適切な対応を選択することが重要です。

まとめ

賃貸契約のドタキャンは、非常に不愉快な経験です。しかし、冷静に対処することで、損害賠償請求の可能性があります。内容証明郵便による請求、不動産会社への苦情申し立て、宅建協会への相談など、段階的に対応を進めていきましょう。そして、今後のトラブル防止のためにも、契約締結前の確認を徹底することが重要です。

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