賃貸契約トラブル!悪質な仲介業者?グレーな物件選びと契約の注意点

マンションの賃貸契約時のトラブルです。これって、悪質な仲介業者にあたっちゃいました? 10月上旬に、友人がマンションを借りて一人暮らしをすると言ってました。 友人は、家賃2.5万円前後の予算で、狭くても利便性のいい場所で、住居を探してました。 最初、私も一緒になって携帯アプリで部屋を探していたら、物件A[家賃2.4万円、共益費4千円(水道代込み)敷金・礼金0円、家具家電付き、築30年以上の1K]を発見し、直ぐに内見できるように予約を取りました。しかし、残念な事に、「そこは女性には少し向かない立地で、こっちの方がお勧めですよ」と物件B[家賃2.5万円、共益費4千円(水道代込み)、敷金・礼金0円、都市ガス、築30年以上の1K]でした。 一旦どちらも内見させて貰っている中で、物件Aはやっぱりやめた方がいいと強く言われてしまい、土地勘のない友人は、家具家電が着いていないから、Bでもいいけど、ちょっと悩むと、担当の方に伝えたところ、家電付けれないか大家さんに相談してみます。との回答。その日は契約せずに帰りました。すると、後日物件Bの大家さんが、家電をつけてくれると回答が来たと担当者。 早急に家が必要だった友人は、物件Bを借りる事に決めて、仲介業者の店舗に必要書類を揃えて来店。 しかし‥。家賃が最初に聞いてた話と違う!! 2.5万円のはずの家賃が、実は3.4万円の間違いでしたと担当者が言ってきたそうです。 話が全然違う…。私なら、絶対に契約をやめて、別の大手にいきますが、友人は家電と都市ガスと、水道代込みだし、今更契約しないとなると、交渉してくれた担当のひとにも悪いし、家が無いのも困ると、賃貸契約を交わしてしまいました。 そして、引越しを11月1日に決めて(本人は10月27日希望だったが11月1日しかダメだと言われたらしい)、10月30日に鍵を職場で受け取ると約束した。しかし、30日21時まで待っても担当者が来ない。仕方なく、店舗に連絡を入れると担当者が休みだから詳細が分からないと、30日は受け取れず。 31日午前、担当者から連絡が来て、鍵の受取りは31日と言ったはずと、事実を認めない。 更に、31日23時にやっと鍵を持ってきたらしい。 常識的に考えてありえないですよね? 更に、11月1日になって、更に問題発生!!! 都市ガスの回線しようとして気づいたのだが、都市ガスでなくプロパンガスだったんです。預かり金1万円を払わないと使えないし、都市ガスでコストが低いから、家賃の間違いもなんとか譲ったのに話が全く違う!! しかも、私が友人に頼んで契約書を確認したら、特約で半年以内の解約で家賃4ヶ月分、一年以内で2ヶ月、2年以内で1ヶ月。2年契約で更新は1年に1回で、更新手数料で家賃1ヶ月分。 さらに退去時に21000円のクリーニング代を支払うなんて、これ全部説明を受けてないらしいんです。 契約書の名前書くところだけ開かれて、サインしてくれと言われたそうです。 因みに、部屋はクリーニングされておらず、ゴキちゃんの糞や、虫の死骸、大量に抜け落ちた人の髪の毛や埃がそのまま。 水周りは故障箇所もあり、管理会社の連絡先をおしえてもらったのは、ガスの問題の時にはじめて教えられて、水周りの修理に関しては、うちは知らないと仲介の担当者。 これって、大丈夫なんですかね? 初期費用の支払いに、何故だかクレジットカードまで作らないといけない。保証人が居ないから、初期費用はクレジットを組んでもらうと、他に選択の余地がなかったみたいです。 私も賃貸に住んでますが、今まで3回引越ししましたが、こんな事は過去なかったので、悪質な仲介業者なんじゃないかと心配してます。 皆様、どお思われますか?また、相談するなら市役所と消費者センターどちらですか?よろしくお願いします。

賃貸契約トラブルの全容と対応策

友人の経験は、残念ながら多くの悪質な不動産仲介業者の手口と酷似しています。家賃の不一致、重要事項の説明不足、約束違反、物件の状態の悪さ、そしてクレジットカード作成の強要など、複数の問題点が重なっています。これは、単なるミスではなく、意図的な行為である可能性が高いです。

問題点1:家賃の不一致と重要事項の説明不足

当初2.5万円と説明された家賃が、契約段階で3.4万円に修正されたのは重大な問題です。重要事項説明は、契約前に必ず行われなければならない法律で定められた手続きです。家賃のような重要な事項が、契約直前に変更されるのは、明らかに説明義務違反です。

さらに、解約違約金、更新手数料、クリーニング代など、契約書に記載された特約についても、事前に説明を受けていないとのこと。これは、契約の重要な要素を隠蔽した可能性があり、非常に悪質です。

問題点2:約束違反と物件の状態

鍵の受け渡しに関する約束違反、都市ガスと説明されたのに実際はプロパンガスだったこと、物件の清掃不足や設備の故障など、約束や説明と現実が大きく乖離しています。これらの行為は、消費者の信頼を著しく損なう行為であり、許されるものではありません。

問題点3:クレジットカード作成の強要

保証人がいないことを理由に、初期費用支払いにクレジットカード作成を強要されたとのこと。これは、消費者にとって不利益な条件を一方的に押し付ける行為であり、問題があります。

悪質な仲介業者と判断できるポイント

上記の状況から、この仲介業者は悪質な業者であると判断できる可能性が高いです。以下に、悪質な仲介業者を見抜くためのポイントをまとめます。

  • 重要事項の説明が不十分:契約前に、家賃、敷金・礼金、解約違約金、修繕費など、重要な事項を丁寧に説明しない。
  • 契約内容と異なる説明:口頭で説明された内容と、契約書の内容が異なる。
  • 約束を守らない:鍵の受け渡し、修理対応など、約束を守らない。
  • 物件の状態が悪い:清掃が行き届いていない、設備が故障しているなど、物件の状態が悪い。
  • 不当な料金請求:不当に高い手数料や料金を請求する。
  • 強引な営業手法:クレジットカード作成を強要するなど、強引な営業手法を用いる。

対応策:消費者センターと弁護士への相談

今回のケースは、消費者契約法違反に該当する可能性が高いです。まずは、以下の機関に相談することをお勧めします。

* 消費者センター:契約内容の確認、業者への交渉、法的アドバイスなど、幅広いサポートを受けられます。
* 弁護士:法的措置(損害賠償請求など)を検討する場合、弁護士に相談することが重要です。

具体的な対応手順

1. 証拠集め:契約書、メール、写真、動画など、証拠となるものを全て集めましょう。
2. 消費者センターへの相談:消費者センターに相談し、状況を説明し、アドバイスを受けましょう。
3. 弁護士への相談:必要に応じて、弁護士に相談し、法的措置を検討しましょう。
4. 書面での交渉:業者に対して、書面で改善を求めましょう。
5. 法的措置:交渉がうまくいかない場合は、法的措置(損害賠償請求など)を検討しましょう。

予防策:賃貸契約を結ぶ際の注意点

このようなトラブルを避けるためには、賃貸契約を結ぶ際に以下の点に注意しましょう。

  • 複数の不動産会社に相談する:複数の不動産会社に相談することで、より良い条件の物件を見つけることができます。
  • 契約書をよく読む:契約書の内容をよく理解し、不明な点は担当者に確認しましょう。特に、解約違約金、更新手数料、修繕費などは、しっかりと確認しましょう。
  • 物件の内見をしっかり行う:物件の内見をしっかり行い、設備の状態、周辺環境などを確認しましょう。写真や動画を撮っておくと、後々役に立ちます。
  • 担当者の対応をよく観察する:担当者の対応をよく観察し、不審な点があれば、すぐに他の不動産会社に相談しましょう。
  • 信頼できる不動産会社を選ぶ:口コミや評判などを参考に、信頼できる不動産会社を選びましょう。

専門家の意見:弁護士からのアドバイス

弁護士の視点から見ると、このケースは明らかに重要事項説明義務違反に該当する可能性が高いです。家賃の変更、解約違約金、プロパンガスに関する説明不足など、消費者を保護するための法律が守られていません。証拠をしっかり集めて、消費者センターや弁護士に相談することを強くお勧めします。

まとめ

今回のケースは、悪質な不動産仲介業者によるトラブルの一例です。賃貸契約は、人生における大きな契約の一つです。契約を結ぶ前に、十分に注意し、トラブルを避けるための対策を講じることが重要です。

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