賃貸契約について力を貸してください。私のことではないのですが、知人が賃貸契約をしました。お金も払ってしまいました。入居日は23日の予定でしたが、その前に知人が入る部屋のことで不動産の職務怠慢があり知人は賃貸契約を悔やんでいます。知人(仙台)が物件を見に行ったらまだ掃除が途中だったそうで(台所シンクの水切り部分がシンクに出されてゴム手袋も置いてあったらしい)今まで契約した中でハウスクリーニング入れたらピカピカになってるからそれが当たり前だと思ってて気に止めず、クリーニングは入居日に間に合わせますからと言われ契約をしたみたいなんです。地震の影響で物件がなくやっと良い物件が見つかりすぐ決めたのもあるみたい。そして契約日冷蔵庫等の寸法を計りたいと言い鍵を渡されたみたいなんですが、不動産屋(一人でしてるオバサン)に、もうクリーニング済んだと連絡来ましたからと言われ、部屋に行ったら完全に何も掃除してないような汚さで…髪の毛も至るところに散乱、見たところ風呂場なんか一切手をつけてない。不動産屋に文句行ったらやはりクリーニングしたの一点張り。やり直しさせるとか言ったらしいが…クリーニングに立ち会いたいから入る日教えろと言っても、出来ません、綺麗になってから連絡しますの一点張り。私の母は清掃会社で 色々聞いたらそれはありえないとのこと。立ち会いも出来るしまず掃除を半端にして帰らないとのこと。色々調べた結果大家が掃除しやがったカモ…なんです。不動産屋はマンションにある一角でオバサン一人見たいでその人しかおらず、結構こっちが言っても曲げない人みたいで…賃貸契約はやはりお金は戻ってこないのでしょうか 県庁や都道府県弁護士会などに相談してもやはり難しいでしょうか？私がその内容を聞いてもあり得ないと思いました。クリーニングを見てから30万近い金額を払ってしまったようなので契約解除してもお金が戻らなかったら可哀想で…何かアドバイス下さい。補足 その状態だと、一から自分で掃除しないといけない感じみたいです。私は３回引っ越し経験有ですがやはりどんなに築年数が古くても入る時はピカピカに磨いてあり気持ちよくスタート出来ました。確かに知人も悪い所がありますが、やはり物件が中々ないし…気持ちよくスタート出来ない、新居で一から自分で掃除しないといけないって可哀想で力になりたいです
Contents
賃貸契約における清掃義務とトラブル解決
今回のケースは、賃貸物件の入居前に約束された清掃が行われず、知人が不当な状態に置かれているという深刻な問題です。30万円近い契約金が支払われているだけに、解決への道筋を見つけることが重要です。
1. 状況の整理と証拠集め
まず、現状を整理し、証拠を集めることが大切です。
- 写真・動画撮影：物件内の汚損状況を写真や動画で詳細に記録しましょう。髪の毛、ゴミ、汚れなど、具体的な証拠となるものを残すことが重要です。日付と時刻の情報も記録しておきましょう。
- 契約書・メール・LINEなどの記録：不動産業者とのやり取りを全て記録に残しておきましょう。特に、清掃に関する約束や、その後の対応に関するやり取りは重要な証拠となります。
- 証人：可能であれば、知人と一緒に物件の状態を確認した第三者の証言を得ることができれば、より強い証拠となります。
2. 不動産業者との交渉
現状では、不動産業者との交渉が最優先事項です。
- 冷静な対応：感情的にならず、事実を淡々と伝え、証拠に基づいて主張することが重要です。
- 書面での請求：口頭での交渉だけでなく、内容証明郵便などで、清掃の不履行を指摘し、再清掃または契約解除と損害賠償を請求する書面を送付しましょう。具体的な要求事項（再清掃、契約解除、損害賠償額など）を明確に記載します。
- 交渉期限の設定：交渉期限を設定し、期限までに回答がない場合は、次のステップ（弁護士への相談など）に移行することを伝えることが重要です。
3. 弁護士への相談
不動産業者との交渉がうまくいかない場合、弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、法律に基づいた適切なアドバイスと、交渉や訴訟などの手続きを支援してくれます。
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- 専門家の視点：弁護士は、契約書の内容、民法上の規定、判例などを踏まえ、最適な解決策を提案してくれます。
- 交渉力：弁護士を介することで、不動産業者との交渉がよりスムーズに進み、解決の可能性が高まります。
- 訴訟への対応：交渉が失敗した場合でも、弁護士は訴訟手続きを支援し、知人の権利を守るために尽力してくれます。
4. 契約解除と損害賠償
契約解除を検討する際には、以下の点を考慮する必要があります。
- 契約書の確認：契約書に、清掃に関する具体的な記述があるか確認しましょう。もし、清掃が契約上の重要な条件であり、それが履行されなかった場合、契約解除の根拠となります。
- 損害賠償請求：契約解除に伴い、支払った契約金の一部または全額の返還、清掃にかかった費用、精神的苦痛に対する慰謝料などを請求できます。弁護士に相談して、適切な損害賠償額を算出してもらいましょう。
5. 県庁や都道府県弁護士会への相談
県庁や都道府県弁護士会は、法律相談窓口を設けている場合があります。無料で相談できる場合もあるので、一度問い合わせてみましょう。ただし、具体的な法的措置や交渉支援は弁護士に依頼する必要があります。
具体的なアドバイス：知人へのサポート
知人をサポートするために、具体的なアドバイスを以下に示します。
- 冷静さを保つ：感情的にならず、事実を淡々と伝えることが重要です。
- 証拠をしっかり確保する：写真、動画、契約書などの証拠をしっかりと保管しましょう。
- 弁護士に相談する：弁護士に相談することで、法的観点からのアドバイスを受け、適切な対応を取ることができます。
- 交渉を記録する：不動産業者との交渉内容を記録しておきましょう。
- 諦めないこと：不動産業者との交渉が難しくても、諦めずに弁護士などの専門家に相談しましょう。
重要なポイント： 今回のケースでは、不動産業者の職務怠慢が明確であり、知人が不利益を被っていることは間違いありません。 契約解除と損害賠償請求の可能性は十分にあります。 しかし、法的措置を取る前に、まずは不動産業者との交渉を試み、それでも解決しない場合は弁護士に相談することが重要です。
専門家の視点：不動産賃貸契約における清掃責任
一般的に、賃貸物件の清掃責任は大家または不動産管理会社にあります。 入居前に適切な清掃が行われていない場合、契約違反となる可能性があります。 今回のケースのように、清掃が不十分なまま入居を強要された場合、契約解除や損害賠償請求の権利が認められる可能性が高いです。 ただし、具体的な判断は、契約書の内容、物件の状態、不動産業者とのやり取りなどを総合的に判断する必要があります。
