賃貸契約における疑問と不安:恋人との二人暮らしとペット飼育

賃貸の契約について。いい物件があり引っ越そうかと思うのですが、疑問・不安な点が多く、どう思うかお聞かせください。 恋人と2人暮らしを始めようと思い、小型犬可、40平米以上等を条件に23区内で探していました。 敷金1/礼金1でいい物件があったので、仲介業者とともに内見に行きました。 そこは大家も同じ建物に居住しており、大家とその物件の管理会社も内見に立会いました。 その際に最優先事項の小型犬は大丈夫なのか、ということを再度直接確認しました。問題ないと言われました。 翌日その物件にしたい旨を仲介業者に伝えました。 その後の流れが納得いかないのです。順を追って挙げていきます。 ・内見時、図面ではフローリングだった部屋がカーペットだった。 ・ペットの件は仲介業者が最初に電話で現空か確認する際も、内見時も聞いたにも関わらず、申し込みたい旨を伝えた後に、敷金は+1か月と伝えてきた。 ・保証人が最初は同居人の方だけだったのに、やはり私の保証人も必要となり、保証人の状況(おそらく年収)によっては、私の保証人の方がいいかも、と言ってきた。(結局双方の保証人が必要なことに) ・不動産屋が保証人に確認の電話をした際、印鑑証明を要求していた。(これは後で直接保証人に聞きました) ・内見が23日、連休もあるので21日入居希望とお願い(あくまでお願いです)したが、5/15には入居、契約は一週間前倒して5/8までに、と強めの態度で条件として伝えてきた。 ・4/29に仲介業者が転送してきたメールで、初期費用(仲介手数料を除く)を5/5までに振り込む、と一方的に記載されていた。これは連休のため実質、5/2の1日のみを意味しています。とりあえず契約時に払いますと伝え、まだ払っていません。 ・そもそも保証人が記入する書類が送られてきていない。 ・保証人が電話の際(4/25の週)に念の為、必要な書類のリストを要求したのだがまだ届かない。 まず、敷金+1はペット可ならよくあるので慣れていますが、こちらに伝えるのが遅すぎる気がします。 他にも挙げたように、要求が小出しにされてその対応に追われている内、おかしいと思う事を深く考えられずにいましたが、先方が書類も揃えてないにお金だけ要求してきた時点でやっぱりおかしいと思い始めました。 その管理会社のHPはどのペット可物件も敷金1でした。 しかもその会社は、借りようとしている建物のB1Fだったんです。 数件賃貸を借りてきましたが、こちらの都合は一切考慮せず、こんなに足元を見られる感じは初めてです。 そもそも足元を見られる理由もありませんし。 皆さんどう思われますか??補足管理会社のHPは「どのペット可物件も敷金1」とざっくり書いてしまいましたが、正しくは「ペット飼育についての敷金追加が、どのペット可物件にも記載されていない」ということが言いたかったです。

賃貸契約における疑問点への回答

ご相談の内容、大変お困りのことと思います。恋人との二人暮らし、そして愛犬との生活を始めるという、人生の大きな転換期にこのようなトラブルに見舞われるのは、非常に残念です。一つずつ、問題点を整理して考えていきましょう。

1. 内見時の情報と食い違い:フローリングとカーペット

図面と現況に相違があった点、これは明らかに問題です。賃貸物件の内見では、図面と現況が一致しているかを確認することは非常に重要です。この相違点について、仲介業者に改めて確認し、説明を求めるべきです。もし、納得のいく説明が得られない場合は、契約を検討し直すことも視野に入れましょう。

2. ペット飼育に関する敷金追加

ペット飼育可と確認済みにも関わらず、契約直前に敷金追加を告げられたことは、誠実な対応とは言えません。管理会社のHPに「ペット飼育についての敷金追加が記載されていない」とのことですが、これは重要な情報開示の欠如です。仲介業者には、この点について厳しく抗議し、契約条件の見直しを求めるべきです。 契約書に明記されていない事項は、原則として契約に含まれません。 この点を強く主張しましょう。

3. 保証人に関する条件変更

保証人の条件が変更された点も問題です。当初は恋人の方のみで良いと言われていたのに、後にあなたも必要になったというのは、不誠実な対応です。また、保証人に印鑑証明を要求する点も、一般的な手続きとしてはやや異例です。これらの点についても、仲介業者に確認し、納得のいく説明を求めましょう。

4. 契約締結時期と初期費用支払い期限の強要

入居希望日と契約締結日を一方的に決定され、初期費用支払い期限も短期間で迫られている点は、非常に圧力を感じます。賃貸契約は、双方が合意の上で成立するものです。 あなた方の都合を全く考慮しない対応は、不当です。この点についても、強く交渉する必要があります。

5. 書類未送付

保証人への書類が送られていない、必要な書類リストも届かないという点は、契約締結に向けた準備が不十分であることを示しています。これは、契約締結を急かす理由にはなりません。

6. 管理会社の対応

管理会社が物件のB1Fに位置しているという点も、懸念材料です。管理会社が近接していることで、入居者への対応が迅速になるというメリットもありますが、一方で、圧力を感じやすいというデメリットもあります。

具体的な対処法

1. **全ての点を文書で記録する:** これまでのやり取りを全てメールやメモで記録し、証拠として残しておきましょう。

2. **仲介業者に改めて抗議する:** 上記の点を全て明確に伝え、契約条件の見直し、もしくは契約解除を検討する意思を示しましょう。 書面での抗議が効果的です。

3. **他の物件を探す:** この物件への不信感が拭えないのであれば、他の物件を探すことも検討しましょう。時間と労力はかかりますが、より良い条件の物件が見つかる可能性もあります。

4. **必要に応じて弁護士に相談:** もし、仲介業者や管理会社との交渉がうまくいかない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士に相談することで、法的観点からのアドバイスを受け、より有利な交渉を進めることができます。

5. **消費者センターへの相談:** 仲介業者の対応に問題があると感じた場合は、消費者センターに相談することもできます。

専門家の視点:不動産コンサルタントの意見

不動産コンサルタントの視点から見ると、このケースは仲介業者と管理会社の対応に問題がある可能性が高いです。契約締結を急かすこと、重要な情報を後出しすること、そして入居者側の都合を考慮しない対応は、プロとして適切ではありません。 契約書に記載されていない事項は、原則として契約に含まれません。 この点を強く主張し、交渉を進めるべきです。

まとめ

今回のケースは、賃貸契約におけるトラブルの典型例と言えるでしょう。 契約は、双方が納得した上で結ぶべきものです。 一方的に不利な条件を押し付けられるような状況は、決して受け入れるべきではありません。 冷静に状況を判断し、適切な対応を取ることが重要です。 もし、どうしても解決できない場合は、専門家への相談を検討しましょう。

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