賃貸契約と駐車場:約束を守らなかった不動産会社への対処法

賃貸マンションでの話なんですが、入居して1年4ヶ月になります。元々不動産でマンションを探していた頃、第一条件は【屋内の駐車場】でした。しかしなかなか屋内駐車場が見つからず、今のマンションに決めた理由は駐車場に屋内と屋外があったからです。入居時には屋外の青空駐車しか空いておらず、もし屋内に空きがでたら即座に変えてください、と不動産を通して管理会社にも了承してもらい、契約しました。その時はその不動産の店長さんにお世話をしてもらい契約をしたので、探していた時点から【屋内駐車場】に対する私のこだわりは店長さんが一番よくわかったいたと思います。月日は流れ、半年ほど前に満室状態だった私のマンションに空きが出ました。もちろん駐車場にも、しかも屋内の駐車場が空きました。すると不動産から連絡があり、駐車場の件かと思いきや・・・入居を検討している方が家具をおいた状態をみたいとのことなので、あたしの部屋を見せてほしいと言うのです。少しビックリしましたが、うちはペットもおりますし20代女性の独り暮らしなので申し訳ないですとお断りしました。その日のうちに、屋内の駐車場が空いたようなのでと不動産にメールをしました。しかし返信はなく・・・管理会社に連絡しても駐車場に空きは出ていないとのこと。あれ?と思いつつも、しばらくすると新しい入居者さんがその屋内駐車場を借りていました。不動産からもあれから返事はなく無視されたままです。これって契約違反というか、あんまりではないですか?私は屋内駐車場にこだわり賃貸物件を探し、空きが出たらすぐに変えていただくことを条件に契約しました。その際は口約束で書類などは交わしておりません。しかも入居前から一ヶ所だけこの1年4ヶ月間、一度も車の止まっていることを見たことがない屋内の駐車場があります。そこも以前管理会社に問い合わせましたが、借りられてる方がいらっしゃるとのことでしたが、車は一度も見たことがないですし、今現在屋内屋外含め駐車場はその一ヶ所を除いてすべて埋まっているのにも関わらず、一部屋だけ空いているうちのマンションの賃貸情報には【p有り】と記載されていました。そこも多分初めから空いていたんだと思います。1年以上も車を止めない人が月々8000円も払うようにはどうも思えません。不動産にも管理会社にも騙された思いです。本当に悔しいです。補足 今のマンションは結局駐車場の移動の約束は守られず嫌な思いしかしなかったので、新しい引っ越し先まで決めました。あとは退去連絡をするだけです。契約時の約束を全く守っていただけなかったこと、無視までされて本当に悔しいです。屋内駐車場に移動できなかったのであれば、そもそも契約さえしませんでした。退去時に管理会社に向けて何かできることはないのでしょうか?長くなりましたがお詳しい方アドバイス頂けますと幸いです

賃貸契約における駐車場の約束とトラブル

今回のケースは、賃貸契約における口約束と、その履行に関するトラブルです。屋内駐車場への移動を条件に入居したにも関わらず、約束が守られなかったことに対するご不満、そして不動産会社・管理会社からの対応の悪さへの怒りを感じます。非常に残念な状況であり、ご心中お察しいたします。

契約内容の確認と証拠

まず、契約書に記載されている内容を確認しましょう。契約書に「屋内駐車場への変更を約束する」といった記述があれば、明確な契約違反となります。しかし、今回のケースでは口約束であったため、証拠がないことが問題です。

口約束を証明するのは難しいですが、以下のような方法で証拠を探してみましょう。

  • メールやLINEなどのやり取り:不動産会社や管理会社とのやり取りを記録しているメールやメッセージがあれば、証拠として有効です。内容を改めて確認し、プリントアウトしておきましょう。
  • 証人:契約時に立ち会っていた人がいれば、証言を得ることが重要です。証言は、法的証拠としては弱いものの、状況証拠として役立ちます。
  • 不動産会社とのやり取り記録:不動産会社との電話でのやり取りをメモに残していたり、担当者名と日付を記録していたりすれば、証拠として活用できます。

残念ながら、口約束だけでは法的根拠が弱いため、契約違反を主張するのは難しい可能性が高いです。しかし、不動産会社と管理会社の対応の悪さは問題です。

不動産会社・管理会社への対応

不動産会社と管理会社は、契約者に対して誠実な対応をする義務があります。今回のケースでは、約束を反故にしただけでなく、連絡を無視するなど、著しく不誠実な対応をとっています。

苦情申し立て

まずは、不動産会社と管理会社に対して、改めて苦情を申し立てましょう。その際、これまでの経緯を詳細に説明し、不当な扱いを受けたことを明確に伝えましょう。

  • 書面での申し立て:内容証明郵便で申し立てを行うことをお勧めします。内容証明郵便は、送付内容が確実に相手に届いたことを証明できるため、後々のトラブル防止に役立ちます。内容証明郵便には、具体的な事実関係、要求内容、期限などを明確に記載しましょう。
  • 電話での申し立て:書面での申し立てと併せて、電話でも申し立てを行いましょう。電話では、感情的にならず、冷静に事実を伝え、具体的な対応を求めましょう。通話内容を録音しておくと、証拠として役立つ場合があります。

消費者センターへの相談

不動産会社・管理会社からの適切な対応がない場合は、消費者センターに相談しましょう。消費者センターは、消費者の権利を守るための機関であり、不動産会社・管理会社との交渉を支援したり、法的アドバイスを提供してくれたりします。

弁護士への相談

消費者センターでの相談でも解決しない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、法的観点から状況を判断し、適切な解決策を提案してくれます。特に、契約内容に曖昧な点があったとしても、不動産会社・管理会社の対応の悪さを問題視し、損害賠償請求などを検討できる可能性があります。

退去時の対応

既に新しい引っ越し先を決めているとのことですが、退去時にも注意が必要です。

退去届の提出

退去届を提出する際には、契約書に記載されている手順に従いましょう。また、退去理由として、駐車場の約束違反について簡潔に記載しておきましょう。

敷金・礼金の返還

退去時には、敷金・礼金の返還請求を行います。通常、原状回復費用などを差し引いた金額が返還されますが、今回のケースでは、駐車場問題による精神的苦痛などを考慮し、交渉の余地があるかもしれません。弁護士に相談することで、より有利な条件で交渉できる可能性があります。

屋内駐車場の確保と賃貸選びのポイント

今回の経験を踏まえ、今後の賃貸選びのポイントを以下にまとめます。

  • 契約書を丁寧に確認する:口約束はトラブルの原因となるため、契約内容は必ず書面で確認しましょう。特に、駐車場に関する条件は、明確に記載してもらいましょう。
  • 駐車場の状況を写真や動画で記録する:入居前に駐車場の状況を写真や動画で記録しておくと、後々のトラブル防止に役立ちます。
  • 複数の不動産会社に相談する:複数の不動産会社に相談することで、より良い条件の物件を見つけることができます。
  • 内見時に確認する:内見時に、駐車場の状況だけでなく、建物の状態や周辺環境なども十分に確認しましょう。

今回の経験は非常に辛いものだったと思いますが、この経験を活かし、今後の賃貸選びに役立ててください。

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