賃貸契約と鍵の返却に関するトラブルと解決策

2回に分けて投稿してます。不動産から留守電がありました。「お菓子ありがとうございました。 3月終わりに振り込んだ家賃の件ですがそれは4月分になるのでこのままで大丈夫です。」ん??と思いすぐに電話し3月いっぱいまでの契約で間違えて4月分を振り込んだんですが…と言うと「鍵を送ってきたのは昨日でしょ!鍵を返してもらうまでが契約でしょ!!!」と言われました。今までの優しいイメージではなく豹変した不動産やさん。。でも3月までの契約だし鍵は後日でいいと聞きましたと言うと「後日って普通1日2日、3日4日でしょ!!!私達は鍵がないから入れなかったんだから!!!」と言われ、私もそう言ってくれたら私も無理やりにでも31日返してそこを出ました。法律でそうなっているんですか?と聞くとなってるといい、契約書にあるのかたずねると「でも鍵を返すまでが一般常識でしょ!!!」の一点ばり。このまま引き下がるべきですか??どうするべきでしょうか。。部屋を見られてないからまだ敷金も一銭も返ってきてないし、、、 補足 回答ありがとうございます。契約書を見て納得したら家賃は諦めます。ただそこの不動産?大家?は入居始め私がいない時に勝手に合鍵で入り事後報告されたり備え付けエアコン修理も私がいない平日の昼間しか業者は絶対できないからこっちで立ち会うと。(業者に直接電話したら土曜でやってくれました)そんなとこだからこそ私は鍵返さなくてもいいんぢゃないの?連絡ないしと思ってしまいました。

賃貸契約における鍵の返却時期と敷金返還

今回のケースは、賃貸借契約の終了時期と鍵の返却時期、そして敷金返還に関するトラブルです。まず、重要なのは契約書の内容です。契約書に鍵の返却期限が明記されているかを確認しましょう。明記されていない場合でも、一般的には契約終了日までに鍵を返却するのが常識とされていますが、法律上、明確な期限は規定されていません

しかし、不動産会社側の「鍵を返すまでが契約」という主張は、法的根拠が弱いと言えます。契約は、契約期間の満了をもって終了します。鍵の返却は、契約終了後の手続きと考えるのが一般的です。ただし、契約書に特段の記載がない場合でも、遅延による損害が発生する可能性は否定できません。例えば、不動産会社が次の入居者への準備ができないなど、具体的な損害を立証できれば、損害賠償請求される可能性があります。

具体的な対応策

1. **契約書を確認する:** 契約書に鍵の返却期限や、遅延による違約金に関する条項がないかを確認しましょう。
2. **不動産会社との交渉:** 冷静に、契約終了日までに退去し、鍵を返却する意思を伝えましょう。ただし、具体的な返却日を提示し、約束を守ることが重要です。例えば、「4月2日までに鍵を返却します」と明確に伝えましょう。
3. **証拠を確保する:** 電話でのやり取りは録音しておきましょう。また、鍵の返却状況についても、証拠となる記録を残しておくと、後々のトラブル防止に役立ちます。
4. **専門家への相談:** どうしても解決しない場合は、弁護士や司法書士に相談することをお勧めします。

敷金返還と部屋の現状回復

敷金返還については、部屋の現状回復が完了していることが前提となります。現状回復とは、契約時の状態に戻すことを意味します。ただし、通常の使用による損耗は除かれます。今回のケースでは、不動産会社が部屋の状況を確認していないため、敷金が返還されていないと考えられます。

敷金返還請求の手続き

1. **部屋の現状確認を依頼する:** 不動産会社に部屋の現状確認を依頼し、確認日時を調整しましょう。
2. **現状回復費用について交渉する:** もし、修繕が必要な箇所があれば、その費用について不動産会社と交渉します。通常の使用による損耗でない限り、修繕費用を負担する必要はありません。
3. **敷金精算書を確認する:** 敷金返還時に、敷金精算書を受け取り、内容を確認しましょう。不明な点があれば、すぐに質問しましょう。
4. **内容に納得できない場合:** 敷金精算書の内容に納得できない場合は、専門家に相談しましょう。

不動産会社とのトラブルを避けるためのポイント

今回のケースのように、不動産会社とのトラブルを避けるためには、以下の点を心がけましょう。

契約締結時の注意点

* **契約書の内容をしっかり確認する:** 契約書は重要な書類です。全ての条項を理解した上で、署名・捺印しましょう。不明な点があれば、不動産会社に質問しましょう。
* **重要な事項は書面で確認する:** 口頭での約束は、証拠が残らないため、トラブルの原因になりやすいです。重要な事項は、書面で確認しましょう。

賃貸生活中の注意点

* **定期的な連絡を取り合う:** 何か問題が発生した際に、すぐに対応できるよう、不動産会社と定期的に連絡を取り合いましょう。
* **トラブル発生時の対応:** トラブルが発生した場合は、冷静に、そして証拠を残しながら対応しましょう。感情的になることは避け、まずは事実関係を明確にしましょう。

専門家の視点

弁護士や不動産会社に詳しい専門家は、このようなトラブルを解決する上で非常に重要な役割を果たします。専門家への相談は、早期解決に繋がり、精神的な負担を軽減する効果も期待できます。

まとめ

賃貸契約に関するトラブルは、契約書の内容をよく理解し、適切な手続きを踏むことで、多くの場合回避できます。今回のケースのように、トラブルが発生した場合でも、冷静に対応し、必要に応じて専門家の力を借りることで解決できる可能性が高いです。 大切なのは、契約書をしっかり確認し、不明な点はすぐに質問することです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)