賃貸住宅の間取りと将来の介護を見据えた活用法:5人家族+高齢者の同居を見据えた間取りプラン

賃貸住宅の間取りについて。うちには別居中の後期高齢者含むジジババが3人います。今は元気ですが、将来介護が必要になったら介護同居が必要になるかと思っています。近日引越しの予定があります。 添付図のような間取りで、今すぐには親(義親)と同居しないとして、同居までの数年間、2階をメインのリビングダイニングとして使うとしたら、1階リビングダイニング部分はどのように活用したら良いと思いますか? 貴方の意見で良いのでお聞かせください。 うちは、7歳6歳3歳の三姉妹とダンナ、自分の5人家族です。 私的には、2階のリビングにはテレビを置かず、1階和室をパパの部屋と1階リビングをテレビ室兼プレイルームにと考えています。補足回答いただいた方、ありがとうございます。(^^) 片付けと断捨離は得意です。あと、自分はナースで老人ホーム、老人病棟勤めが長く、実家で同居祖母の介護をしていた経験もあるので、老人の扱いは慣れています。(^^) これに似た物件が他にもあり、迷っています。老人介護は個人差が大きく、なるようにしかならないと思いますので、あまり未来について不安にならず、住む家だけは万一にも対応しやすい物で・・・と考えています。

現在の状況と将来の展望

現在、7歳、6歳、3歳の三姉妹とご主人、そして質問者様の5人家族で、別居中の後期高齢者の両親3名との将来的な同居を検討されているとのこと。 ナースとして長年老人介護に携わってきた経験と、実家での同居介護経験から、高齢者の介護に関する知識と経験が豊富である点が大きな強みです。 現在の物件探しにおいては、将来の介護ニーズにも対応できる間取りを重視されていることがわかります。

1階リビングダイニングの有効活用プラン

2階をメインのリビングダイニングとして使用し、1階をどのように活用するかが課題です。質問者様の案である「1階和室をパパの部屋、1階リビングをテレビ室兼プレイルーム」というプランは、家族構成とライフスタイルを考慮した現実的な提案です。しかし、将来の介護を見据えた上で、さらに機能性を高める工夫を加えることをお勧めします。

1階和室:パパのリラックス空間&ゲストルーム

ご主人の個室として活用するのは良いアイデアです。しかし、将来、高齢の両親が同居することになった場合、ゲストルームとしても活用できるよう、ベッドを置くスペースを確保したり、収納を充実させたりするなど、柔軟な対応ができるようにしておきましょう。 畳の部屋は、転倒時の衝撃を和らげる効果もあるため、高齢者にとって安心できる空間となります。

1階リビング:多目的空間の創造

テレビ室兼プレイルームとして活用するプランは、お子様たちの遊び場と家族団らんの場を確保できる点で優れています。しかし、将来の介護を考慮すると、さらに機能性を高める必要があります。

  • 介護スペースの確保:将来、介護が必要になった際に、1階リビングの一部を介護スペースとして活用できるように、スペースを確保しておきましょう。車椅子での移動を考慮し、スペースに余裕を持たせることが重要です。折りたたみ式のベッドや介護用品の収納スペースも確保しておくと便利です。
  • バリアフリー化:段差の解消や手すりの設置など、バリアフリー化を検討しましょう。高齢者が安全に移動できる環境を作ることで、介護負担を軽減することができます。特に、玄関からリビングへの導線はスムーズにすることが重要です。
  • 明るさと清潔さ:高齢者は、明るくて清潔な環境を好みます。窓を開けて換気がしやすいように、カーテンやブラインドの選択にも気を配りましょう。また、清潔感のあるインテリアを選ぶことで、快適な空間を演出できます。
  • 収納スペースの確保:介護用品や生活用品の収納スペースを確保しましょう。収納棚やクローゼットを設けることで、リビングをすっきりとした状態に保つことができます。収納用品を統一することで、見た目も美しくなります。
  • 落ち着いた雰囲気:高齢者は、落ち着いた雰囲気を好みます。そのため、インテリアを選ぶ際には、落ち着いた色合いの家具や小物を選ぶことをお勧めします。ベージュやアイボリーなどの淡い色は、リラックス効果があります。

その他活用法

* 1階トイレの改修:将来を見据え、1階トイレの改修も検討しましょう。手すりの設置や、高齢者でも使いやすい便器への交換などを検討することで、介護負担を軽減できます。
* 玄関周りの工夫:玄関に手すりを設置したり、段差を解消したりすることで、高齢者の安全な出入りをサポートできます。

インテリアの選び方:ベージュを基調とした空間づくり

将来の介護を考慮し、ベージュを基調としたインテリアを提案します。ベージュは、落ち着きと温かさを感じさせる色であり、高齢者にとって安心できる空間を演出するのに最適です。

  • 壁の色:ベージュ系の壁紙を選ぶことで、空間全体が明るく、温かい雰囲気になります。自然光を取り込みやすいように、窓の位置なども考慮しましょう。
  • 家具の色:ベージュやアイボリーなどの淡い色の家具を選ぶことで、空間全体が統一感のある雰囲気になります。木製の家具は、温かみがあり、高齢者にとって安心感を与えます。
  • 照明:間接照明を取り入れることで、リラックスできる空間を演出できます。明るすぎず、暗すぎない適切な明るさを確保しましょう。
  • 素材:天然素材の家具や小物を取り入れることで、温かみのある空間を演出できます。木や布などの素材は、高齢者にとって優しい感触を与えます。

専門家の意見:建築士・介護福祉士の視点

建築士の視点からは、将来の介護を見据えたバリアフリー設計の重要性が挙げられます。段差の解消、手すりの設置、広い廊下など、高齢者が安全に移動できる空間づくりが不可欠です。介護福祉士の視点からは、介護しやすい動線や、介護用品の収納スペースの確保、そして、清潔で明るく、リラックスできる環境作りが重要になります。

まとめ

将来の介護を視野に入れた間取り選びは、非常に重要です。今回提案したプランは、あくまで一つの例です。ご自身の状況や家族のニーズに合わせて、柔軟に調整することが大切です。 複数の物件を比較検討し、ご家族で話し合って最適なプランを見つけてください。

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