賃貸住宅の害虫対策:虫・蜘蛛の侵入を防ぎ、快適な住空間を手に入れる方法

住居(賃貸)蜘蛛や虫の侵入が絶えず、引越するか迷ってます。浴室には、蜘蛛や虫がいつも数匹います。4cm程の大きさの蜘蛛がいた事もあり、他にはヤモリがいた事も…浴室以外でも、網戸の隙間から部屋にゴキブリ侵入。ベランダにゴキブリ侵入。玄関にも隙間があり、蜘蛛や虫が入ってきます。浴室に関しては換気のため、数cm窓を開け普段は網戸です。排水管からか窓からか…浴室の床はコンクリートで、浴槽が埋め込まれてなく、浴槽下に10cm程隙間が見える状態です。(浴槽を床の上に置いてある状態というか)お風呂の栓を取り、お湯を流すと石ころみたいなコンクリートの破片が出てくる事もあります。気持ち悪くて最近ではお風呂やシャワーを断念する時もあり、管理会社に(工事等)相談しましたが、「水を思い切り流して出す物(石ころとか)全部出して下さい」と言われました。そういう問題じゃないと思うんですが…特にお風呂には限界を感じています。独身時からこれまで色んな所に住みましたが、こんなに虫や蜘蛛に悩まされるのは初めてです。今までは3階以上にしか住んだ事が無かったのですが、現在は2階です。普通に住宅街ですが、マンションの隣に木がおおい繁った巨大な敷地があり、マンション周辺には見た事ないような強烈な虫がよく飛んでます。侵入の原因は何でしょう?また、侵入を防ぐ打つ手は何かありますか?こんな事で引越なんて贅沢でしょうか?住宅カテでも質問してますm(_ _)m長くなりましたが、ご回答お願いします。

賃貸住宅における害虫・蜘蛛の侵入原因

賃貸住宅への害虫・蜘蛛の侵入は、様々な要因が複雑に絡み合っていることが多く、原因特定が難しい場合があります。質問者様のケースでは、以下の点が考えられます。

1. 建物の老朽化と隙間

* 浴室の構造:浴槽下の10cmの隙間、コンクリート破片の発生は、建物の老朽化を示唆しています。この隙間から害虫が侵入しやすく、湿気がこもりやすい環境は、繁殖にも繋がります。
* 窓・網戸・玄関の隙間:網戸の隙間、玄関の隙間からも侵入経路となります。小さな隙間でも、ゴキブリや蜘蛛は容易に侵入できます。
* 排水管:排水管からの侵入も可能性があります。定期的な清掃や、排水管のコーキングが不十分な場合、害虫が侵入する可能性があります。

2. 周辺環境

* 隣接する緑地:マンション隣接の緑豊かな敷地は、害虫の温床となっています。様々な虫が繁殖し、マンションに侵入してくる可能性が高まります。
* 階数:これまで3階以上に住んでいたのに対し、現在は2階であることも影響していると考えられます。低層階は、地表に近い分、害虫の侵入リスクが高まります。

3. 管理会社の対応

管理会社からの「水を思い切り流して…」という対応は、根本的な解決策にはなっていないと言えます。建物の老朽化や構造的な問題を無視した対応である可能性が高いです。

害虫・蜘蛛の侵入を防ぐための具体的な対策

引越しは大きな決断ですが、まずは以下の対策を試みて、状況改善を図ってみてください。それでも改善が見られない場合は、引越しも選択肢の一つとして検討しましょう。

1. 徹底的な清掃と環境整備

* 浴室の清掃:浴槽下の隙間を徹底的に清掃し、コンクリート破片などを除去します。殺虫剤を使用し、蜘蛛や虫の死骸なども除去しましょう。定期的な清掃を習慣化することで、繁殖を防ぐ効果があります。
* 排水口の清掃:排水口に排水溝ネットを設置し、髪の毛や汚れの詰まりを防ぎます。定期的に排水口を清掃し、殺虫剤を流すことも効果的です。
* 部屋全体の清掃:蜘蛛の巣や虫の死骸をこまめに除去し、清潔な環境を保つことが重要です。

2. 隙間を塞ぐ

* 浴室の隙間:浴槽下の隙間は、コーキング剤で塞ぎましょう。ホームセンターなどで手軽に購入できます。自分で作業が難しい場合は、管理会社に改めて修理を依頼しましょう。
* 窓・網戸・玄関の隙間:隙間テープやパッキンなどを利用して、隙間を塞ぎます。特に網戸は、小さな隙間でも侵入経路となるため、丁寧に塞ぎましょう。
* ベランダの隙間:ベランダからの侵入を防ぐために、隙間を塞ぐだけでなく、ベランダの清掃も重要です。ゴミや食べ残しなどを放置しないようにしましょう。

3. 害虫駆除

* 殺虫剤の使用:市販の殺虫剤を使用し、蜘蛛や虫を駆除します。スプレータイプ、エアゾールタイプなど、様々な種類があるので、状況に応じて使い分けましょう。
* 忌避剤の使用:虫が嫌がる成分を含む忌避剤を使用することで、侵入を防ぐ効果があります。柑橘系の香りやハーブ系の香りが効果的です。
* 専門業者への依頼:自分で対処できない場合は、害虫駆除の専門業者に依頼しましょう。専門業者であれば、的確な原因特定と駆除を行ってくれます。

4. 管理会社への再交渉

* 具体的な問題点を伝える:管理会社に、具体的な問題点(浴槽下の隙間、コンクリート破片、窓や玄関の隙間など)を伝え、修理や改修を依頼しましょう。写真や動画を撮って証拠として残しておくことも重要です。
* 法的根拠を確認:賃貸借契約書や、借家に関する法律を確認し、管理会社がどのような対応をするべきなのかを把握しておきましょう。必要に応じて、弁護士や専門家への相談も検討しましょう。

専門家の視点:害虫駆除のプロからアドバイス

害虫駆除の専門家によると、「一度発生した害虫を完全に駆除するには、徹底的な清掃と環境整備、そして侵入経路の遮断が不可欠です。また、建物の構造的な問題がある場合は、管理会社に適切な対応を求めることが重要です。」とのことです。

まとめ:快適な住環境を取り戻すために

賃貸住宅での害虫問題は、住む人の快適性を大きく損ないます。今回ご紹介した対策を参考に、まずは自分でできることから始めてみましょう。それでも改善が見られない場合は、管理会社との交渉や専門業者への依頼、そして引越しという選択肢も検討してください。快適な住環境を取り戻すために、諦めずに積極的に行動することが大切です。

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