賃貸住宅のシロアリ被害と駆除対策:専門家への相談とDIY対策

今年3月より賃貸一軒家に住んでおります。先月よりイエシロアリが部屋から出てきた為、大家さんの知り合いの建設業社さんが外壁下部を数メートル薬液駆除してくださり本日で3日目になりますがまだシロアリが毎日30~40匹出て来ます。今朝も柱の下部から大量のシロアリが覗き、そこから出て来ています。大家さんは「床下はコンクリートだから出ないはずでしばらく様子見てみて下さい」と言われましたが、心配です。シロアリ駆除後はどの位で根絶します? 専門業者さんにも見ていただきたいのですが、大家さんの意向に反するようで悩んでいます。お店ではシロアリハンターなども売られていますが、自分でも出来る対処法があれば教えてください。閲覧、回答していただいた皆さまありがとうございます。補足基礎がコンクリートでもシロアリ被害の危険性があるとネットで見ましたが、そうであればどのように侵入するのでしょうか?どんなことでも良いので回答・アドレスお願いします!!

賃貸住宅におけるシロアリ被害の深刻さと対応

賃貸住宅でシロアリ被害が発生しているというご状況、大変お困りのことと思います。大家さんの知り合いの方による薬剤散布後もシロアリの発生が続いているとのこと、ご心配もごもっともです。床下コンクリートだから大丈夫という考え方は、残念ながら誤解です。コンクリート造であっても、シロアリは侵入経路を見つけます。 まずは、この点をしっかり理解しておきましょう。

シロアリの侵入経路:コンクリート造でも安心できない理由

シロアリは、驚くほど小さな隙間から侵入します。コンクリートのひび割れ、配管の貫通部、基礎と土台の接合部、外壁の亀裂など、わずかな隙間でも侵入経路となり得ます。 さらに、土壌中のシロアリが、建物の木材部分に到達するまでには、数ヶ月から数年かかる場合もあります。そのため、すぐにシロアリを発見できないケースも多いのです。

シロアリ駆除後の効果と期間

シロアリ駆除の効果と期間は、駆除方法、シロアリの種類、被害の程度などによって大きく異なります。今回のように、部分的な薬剤散布では、巣全体を駆除できない可能性が高く、効果が限定的であることが考えられます。そのため、数日で根絶するとは限りません。専門業者による適切な調査と駆除が必要なケースが多いです。

専門業者への相談:大家さんの意向とどう折り合うか

大家さんの意向に反して専門業者に相談するのは、確かに難しい問題です。しかし、シロアリ被害は放置すると建物の構造に深刻なダメージを与え、高額な修理費用が発生する可能性があります。健康被害や経済的な損失を防ぐためにも、専門家への相談は必須です。

大家さんとの話し合いのポイント

* 現状を具体的に説明する:シロアリの発生状況(写真や動画があると効果的)、現状の駆除方法の効果の無さを明確に伝えましょう。
* 専門家への相談の必要性を訴える:シロアリ被害の深刻さと、専門家による適切な調査・駆除の必要性を丁寧に説明しましょう。
* 費用負担について話し合う:専門業者への依頼費用負担について、大家さんと事前に話し合っておくことが重要です。賃貸借契約書に記載されている修繕義務の範囲を確認しましょう。
* 書面での記録を残す:話し合いの内容をメールや手紙で記録に残しておくと、後々のトラブル防止に役立ちます。

専門業者選びのポイント

* 資格・経験:防除施工士などの資格を持つ業者を選びましょう。
* 実績:過去の施工実績や顧客からの評価を確認しましょう。
* 見積もり:複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。
* 保証:駆除後の保証期間を確認しましょう。

DIY対策:シロアリハンターなどの効果と限界

市販のシロアリ駆除剤(シロアリハンターなど)は、あくまで補助的な対策です。大規模なシロアリ被害に対しては、効果が限定的です。 しかし、予防策や初期段階の小さな被害への対処には有効な場合があります。

DIY対策の注意点

* 薬剤の使用方法を正確に守る:誤った使用方法により、健康被害や建材へのダメージを引き起こす可能性があります。
* 効果の限界を理解する:市販の駆除剤は、巣全体を駆除することはできません。
* 専門家への相談を優先する:DIY対策だけで解決できない場合は、必ず専門家へ相談しましょう。

具体的なDIY対策例

* シロアリの通り道を遮断する:木材と土壌の接触を防ぐために、基礎部分の隙間を埋める、通気口に金網を取り付けるなどの対策が考えられます。
* 定期的な点検:定期的にシロアリの被害がないか、建物を点検しましょう。特に、木材の腐食、羽アリの発生、土壌の湿気などに注意しましょう。
* 湿気の対策:シロアリは湿気を好むため、換気を良くし、湿気を溜めないようにしましょう。浴室やキッチンなどの水回りには特に注意が必要です。

まとめ:早期発見と専門家への相談が重要

シロアリ被害は、早期発見と適切な対処が重要です。大家さんとの話し合いが難しい場合でも、専門業者に相談し、状況を正確に把握することが最優先です。 DIY対策は補助的な手段として活用し、専門家のアドバイスを参考に、安心して暮らせる住環境を確保しましょう。 ご自身の安全と建物の保護のため、早めの行動を強くお勧めします。

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