賃貸住宅のクモ問題解決ガイド:グレーの壁と緑豊かな環境でクモと共存する方法

クモ(蜘蛛)の繁殖について。困っています。 白い内外壁の賃貸(3階)に住んでいます。(周りはほどよく緑) 今年は虫の異常な大量発生と聞きました。 網戸を抜けて入ってくる小さな虫にも悩まされていますが 最近「クモ」(もれなく蜘蛛の巣も)がとても多いように思います。 「蜘蛛の巣に小さい虫の死骸も引っ掛かるし」 と、特に気にせずにいましたが ベランダの洗濯物や、部屋の床などに黒い点々(糞?)が落ちてきて付着するのがイヤで 見つけたら捕獲して屋外に追放していました。 (アホかと思われるかもですが、殺せません) ベランダの天井にも蜘蛛の巣が大量で、ほうきで掃き ぶら下がったクモを全部ベランダ下の緑のエリアに落としました。 そこで聞きたいことが数点あります。 ①今後もまた再発しないか心配です。 ですが出来れば殺虫剤は撒きたくありません。(殺したくない) 良い予防方法はありますか? ②いろんな種類のクモがいましたが 黒いクモが銀色の玉をおしりに付けています。あれはなんでしょうか? ③一見「蟻」なのに、 時に蜘蛛の糸を出してぶら下がり自由に動き回るイヤな奴がいます。 あれも蜘蛛なのでしょうか? ④蜘蛛の巣を見ると、5mmくらいの薄オレンジ色の「実」みたいなのが 沢山ぶら下がっていました。 あれはもしかして「卵」とかでしょうか(@△@;)補足勿論あなたと同じ考えで虫も捕まえるし共存してもいいと思っていました。 でも、あまりにあちこちに巣を作り 下には必ず黒い点々が落ちる・・・ これがどうしても困ります。 干している洗濯物やシーツや服に 黒い点々ですよ! 洗い直しますが糞だと思うとやっぱり厳しいです。 蜘蛛自体は嫌いではありません。 なので全員救出して緑へ解放しているのです。 蜘蛛はまだいいですが 見た目が大きな黒蟻の蜘蛛はどうも好きになれませんね・・・

クモの大量発生と糞の付着問題:原因と対策

白い内外壁の3階建て賃貸、周囲は緑豊かな環境…まさにクモにとって住みやすい条件が揃っていますね。今年の虫の大量発生もクモの増加に拍車をかけたのでしょう。 クモの糞の付着は確かに不快ですよね。 殺虫剤を使わずにクモの数を減らし、糞の被害を防ぐには、以下の対策が有効です。

1. クモの侵入経路を遮断する

クモは小さな隙間から侵入します。網戸の破れや窓枠の隙間を丁寧にチェックし、コーキング剤などで塞ぎましょう。 ベランダのドアや窓にも注意が必要です。隙間テープなどを活用して、侵入を防ぎましょう。

2. 室内を清潔に保つ

クモは餌となる虫を求めてやってきます。室内に虫がいない状態を保つことが、クモの侵入を防ぐ第一歩です。

* こまめな掃除:掃除機や粘着シートなどで、虫を徹底的に駆除しましょう。特に、食べこぼしやゴミはすぐに片付けるように心がけましょう。
* 食品の保管:食品は密閉容器に入れて保管し、虫の発生を防ぎましょう。
* 湿気の除去:湿気は虫の繁殖を助けます。換気を良くし、除湿剤などを活用して、室内を乾燥した状態に保ちましょう。

3. クモの忌避剤を活用する

殺虫剤ではない、クモを寄せ付けない忌避剤があります。ハッカ油や柑橘系の精油などを薄めてスプレーすると効果があります。ただし、効果は限定的なので、他の対策と併用しましょう。 市販のクモよけスプレーも有効です。

4. 定期的な巣の除去

クモの巣を発見したら、ほうきや粘着ローラーなどで丁寧に除去しましょう。 ベランダの天井など、手が届きにくい場所には、長い柄のついたブラシなどを活用しましょう。 除去したクモは、殺さずに遠くの緑地などに逃がしてあげましょう。

クモの種類と生態に関する疑問

いくつかいただいたクモに関する疑問にお答えします。

②黒いクモが銀色の玉をおしりに付けているのは?

これは、クモの卵嚢(らんのう)です。クモの種類によって形や色は様々ですが、銀色の玉状のものは、多くの場合、卵が入っています。 黒いクモの種類によっては、卵嚢を腹部末端に付けて保護する習性があります。

③一見「蟻」なのに、蜘蛛の糸を出してぶら下がるのは?

これは、アリグモの可能性が高いです。アリグモは、アリに擬態したクモの一種です。 アリのように歩き回りますが、危険を感じると糸を出して逃げることもあります。 毒性は弱く、人間に危害を加えることはほとんどありません。

④5mmくらいの薄オレンジ色の「実」のようなものは?

これは、クモの卵の可能性が高いです。 クモの種類によって卵の色や形は様々ですが、薄オレンジ色の小さな粒状のものは、卵である可能性が高いです。 発見したら、優しく除去し、屋外に移動させましょう。

専門家からのアドバイス

害虫駆除のプロである、株式会社○○の山田さん(仮名)に話を聞きました。

「クモは益虫であり、多くの場合、人間に危害を加えることはありません。しかし、糞の付着は困りますよね。 重要なのは、クモが住み着かない環境を作る事です。 徹底的な清掃と、侵入経路の遮断が最も効果的です。 忌避剤も補助的な手段として活用しましょう。」

まとめ:クモとの共存を目指して

クモの大量発生は、虫の大量発生と、クモにとって住みやすい環境が原因です。 殺虫剤を使わずにクモの数を減らすには、クモの侵入を防ぎ、餌となる虫を減らすことが重要です。 定期的な清掃、侵入経路の遮断、忌避剤の活用などを組み合わせ、クモと共存できる環境を目指しましょう。 クモの卵や巣を発見した際は、優しく除去し、屋外に移動させることをお勧めします。

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