賃貸マンション選びの防犯対策:角部屋と真ん中部屋、どちらが安全?

賃貸マンションについて。近く、引越しを考えてるものです。旦那さんと二人で住むのですが、いま迷っている賃貸マンションがマンションA.一階角部屋(エントランス近)、マンションB.一階真ん中部屋です。どちらもオートロック付き、24時間緊急通報付き、南向き、駐車場目の前です。本当は2階がいいのですが、空いているところがなく、一階のオートロック付きの部屋を選びました。防犯上、また角部屋、真ん中部屋のメリット、デメリットなど、住んでいる方いましたら教えてください!旦那さんが夜勤があるので、夜は一人のことが多いです。初めて実家から出るので、防犯が一番心配です!

賃貸マンションの防犯対策:角部屋と真ん中部屋の比較

初めての賃貸生活、特に防犯面での不安は大きいですよね。一階角部屋と一階真ん中部屋、どちらもメリット・デメリットがありますので、それぞれ詳しく見ていきましょう。ご夫婦で、ご主人が夜勤で不在になることが多いという状況も考慮して、最適な選択ができるよう解説します。

角部屋(マンションA)のメリットとデメリット

メリット:

  • 窓が多い:通風・採光が良いので、明るく開放的な空間になります。日当たりが良いと、防犯上も安心感が増します。
  • プライバシーが高い:隣接する部屋が少ないため、プライバシーが守られやすいです。ただし、窓からの視線には注意が必要です。
  • 独立性が高い:他の部屋と接する面が少ないため、騒音問題が起こりにくい傾向があります。

デメリット:

  • 死角が多い:窓が多い分、死角も多くなり、不審者の侵入経路になりやすい可能性があります。特にエントランスに近い場合は、注意が必要です。
  • 窓からの侵入リスク:窓からの侵入に注意が必要です。防犯対策として、防犯フィルムや補助錠の設置を検討しましょう。
  • 外壁に面する面積が広い:外壁に面する面積が広い分、壁の劣化や雨漏りのリスクも高くなる可能性があります。

真ん中部屋(マンションB)のメリットとデメリット

メリット:

  • 死角が少ない:角部屋に比べて死角が少なく、不審者からの発見が早くなる可能性があります。
  • 隣接する部屋が多い:隣接する部屋が多い分、防犯上、安心感があるかもしれません。もしもの時、助けを求めやすいというメリットもあります。
  • プライバシーが比較的守られる:窓が少ない分、プライバシーが守られやすい傾向があります。

デメリット:

  • 通風・採光が劣る可能性:窓が少ないため、通風や採光が悪く、部屋が暗くなりがちな可能性があります。日当たりが悪いと、防犯上も不安感が増す可能性があります。
  • 騒音問題の可能性:隣接する部屋が多い分、騒音問題が起こる可能性があります。
  • 独立性が低い:隣接する部屋が多い分、プライバシーが侵害される可能性があります。

一階住まいの防犯対策:具体的な対策

一階は、防犯対策が特に重要です。オートロックや24時間緊急通報システムは安心材料ですが、それだけでは十分ではありません。追加の防犯対策を講じることを強くお勧めします。

窓の防犯対策

  • 防犯フィルムの貼付:窓ガラスに防犯フィルムを貼ると、ガラスが割れにくくなり、侵入を困難にします。透明タイプのものもありますので、視界を遮らずに防犯対策ができます。
  • 補助錠の設置:窓に補助錠を取り付けることで、窓の開閉を制限し、侵入をより困難にします。様々なタイプの補助錠があるので、窓の種類や好みに合わせて選びましょう。
  • 窓センサーの設置:窓が開くと警報が鳴るセンサーを設置することで、不審者の侵入を早期に検知できます。防犯カメラと連動させることも可能です。
  • 防犯ガラスへの交換:予算に余裕があれば、防犯ガラスへの交換も検討しましょう。防犯ガラスは、通常のガラスよりも強度が高く、破損しにくいため、侵入を防ぐ効果が期待できます。

玄関の防犯対策

  • ドアチェーン・ドアガードの設置:玄関ドアにドアチェーンやドアガードを取り付けることで、ドアを完全に開けずに来訪者を確認できます。
  • 防犯カメラの設置:玄関先に防犯カメラを設置することで、不審者の侵入を抑制し、証拠を残すことができます。最近は、スマホで映像を確認できるタイプも増えています。
  • 玄関灯の設置・明るさの確保:玄関灯を明るくすることで、不審者の侵入を抑制する効果があります。センサーライトなども有効です。

その他防犯対策

  • 近隣住民との交流:近隣住民と顔見知りになることで、防犯意識を高め、もしもの時に助けを求めやすくなります。
  • 防犯ブザーの携帯:常に防犯ブザーを持ち歩くことで、危険を感じた時にすぐに助けを求めることができます。
  • 定期的な点検:定期的に窓やドアの鍵の動作確認を行い、不具合があればすぐに修理しましょう。

専門家の意見:セキュリティアドバイザーからのアドバイス

セキュリティアドバイザーの視点から、以下の点を考慮することをお勧めします。

* 防犯設備の充実度だけでなく、周囲の環境も確認:マンション全体の防犯対策(照明、監視カメラ、管理体制など)も重要です。
* 日中の様子も確認:夜だけでなく、日中の様子も確認し、人通りの多さなどをチェックしましょう。
* 管理会社への相談:防犯対策について、管理会社に相談してみるのも良いでしょう。

まとめ

角部屋と真ん中部屋、どちらが良いかは、マンションの構造や周囲の環境、個々の防犯意識などによって異なります。 ご主人が夜勤で不在になることが多いという状況を踏まえると、防犯対策を万全にすることが最優先です。 どちらの部屋を選んだとしても、上記の防犯対策をしっかりと行い、安全で安心できる住まいを築いてください。

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