賃貸マンション選びの悩み:1階と3階、どちらを選ぶ?騒音問題と利便性の両立

賃貸マンションについて質問です。今は賃貸マンション2階建の2階に住んでいるのですが、今度引越しを予定しております。一緒に住む彼が、1階が希望と言うので、1階も探していたのですが、私はいろんな面で1階は嫌だったりします。ですが、先日築13年の鉄筋造3階建て総21戸のオートロックマンション(エレベーターなし)で階段の目の前の1階のお部屋を見てきました。中二階のような高さがある1階で、ベランダから目の前の駐車場が見下ろせるくらい高さがあり、1階でもここならいいかな?と思ったりもしました。日当たりもそんなに悪くなさそうですし、そこに決めようと思ったのですが、問題は、北の部屋の目の前に階段があることです。さらにエントランスもすぐ近くです。お部屋の間取り上、その北の部屋で寝ることになると思うのですが、階段の前はやはり人の声とか、足音とか気になりますか?今のマンションは部屋数が少ないので、廊下を人が通る事がほとんどないのですが、足音はすごく響きます。なので、戸数が多くなるともっとひどくなるのかと思うとちょっと心配です。ちなみに、こちらのマンションの3階もちょうど空いているそうなのですが、エレベーターが無い3階なので、毎日の事を考えるとちょっと大変かな?とも思います。1階はやめたほうがいいとおもいますか?みなさんなら3階と1階ならどちらを選びますか?そして、その理由はなんですか?

1階と3階、それぞれのメリット・デメリットを比較検討

賃貸マンションの1階と3階、どちらを選ぶか迷うのはよくあることです。今回のケースでは、騒音問題と利便性のバランスが重要なポイントとなります。それぞれのメリット・デメリットを整理し、ご自身の優先順位を明確にすることが大切です。

1階:メリットとデメリット

メリット

  • 雨の日でも濡れずにベランダに出られる:小さなお子さんやペットがいる家庭では、特に便利です。また、洗濯物を干す際も楽です。
  • 庭付き物件の可能性:一部の1階物件では、庭や専用スペースが確保されている場合があります。ガーデニングを楽しんだり、ペットを自由に遊ばせたりできます。
  • 荷物運びが楽:重い荷物を持つ際、階段の上下を繰り返す必要がないのは大きなメリットです。
  • 防犯面での安心感(場合による):窓からの侵入を防ぎやすい構造の物件もあります。ただし、これは物件の構造によって大きく異なります。

デメリット

  • 防犯上の不安:1階は、泥棒などの侵入リスクが高いと一般的に考えられています。オートロック付きとはいえ、常に警戒が必要です。
  • プライバシーの侵害:窓から室内が見えやすい、通行人からの視線が気になるといった問題があります。カーテンやブラインドなどで対策が必要になります。
  • 騒音問題:今回のケースのように、階段やエントランスに近いと、人の話し声や足音、生活音が気になる可能性が高いです。防音対策が不十分な物件では、ストレスを感じる可能性があります。
  • 湿気や虫の問題:地盤に近いことから、湿気がたまりやすく、虫が発生しやすい可能性があります。定期的な換気や防虫対策が必要です。

3階:メリットとデメリット

メリット

  • プライバシーの確保:高層階であるため、通行人からの視線が気になりにくく、プライバシーを守りやすいです。
  • 眺望が良い:景色を楽しめる可能性が高いです。開放感があり、気分転換にもなります。
  • 騒音問題が少ない:上階からの騒音はありますが、下階からの騒音は少ない傾向にあります。

デメリット

  • 階段の上下:エレベーターがない場合、毎日の階段の上下は体力的な負担になります。重い荷物を持つ際も大変です。
  • 非常時のリスク:火災などの非常時、階段を降りる際に危険が伴う可能性があります。
  • 日当たりが悪い可能性:周囲の建物によって日当たりが悪くなる可能性があります。事前に確認が必要です。

今回のケースにおける具体的な検討ポイント

今回の物件は、築13年の鉄筋造3階建て総21戸のオートロックマンションです。1階は中二階のような高さがあり、日当たりも悪くなさそうとのことですが、北側の部屋が階段の目の前に位置していることが懸念材料です。

騒音問題への対策

21戸という規模のマンションでは、階段の足音や人の話し声が聞こえる可能性は十分にあります。現在のマンションよりも部屋数が多く、廊下を通る人が増えるため、騒音はより気になるかもしれません。

具体的な対策としては、以下の点が考えられます。

  • 防音性の高いカーテンや窓:遮音効果のあるカーテンや、二重窓などを検討することで、騒音を軽減できます。
  • 防音マットやカーペット:床に防音マットや厚手のカーペットを敷くことで、足音の軽減に繋がります。
  • ホワイトノイズ発生装置:ファンの音や自然の音などを発生させることで、気になる騒音をマスキングする効果があります。
  • 物件の騒音状況の確認:実際に物件を訪れ、時間帯を変えて騒音レベルを確認することをお勧めします。週末や夜間など、人が多い時間帯に確認するとより正確な状況が把握できます。

1階と3階、どちらを選ぶべきか?

結論として、今回のケースでは、3階を選択することをお勧めします

理由は、以下の通りです。

  • 騒音問題のリスク軽減:3階であれば、階段の足音や人の話し声などの騒音の影響を受けにくいでしょう。
  • プライバシーの確保:1階よりもプライバシーを守りやすい環境です。
  • 将来的な転居の容易さ:エレベーターがないとはいえ、3階は1階に比べて、将来的な転居の際に荷物の搬出が比較的容易です。

もちろん、3階への移動には体力的な負担が伴います。しかし、騒音問題によるストレスを考えると、3階の方が生活の質を高く保てる可能性が高いと考えられます。

専門家の意見

インテリアコーディネーターの視点から見ると、住む人のライフスタイルや価値観によって最適な階数は異なります。騒音に敏感な方は高層階を選ぶのが賢明ですが、庭やベランダを重視する方は低層階を選ぶのも良いでしょう。今回のケースでは、騒音への懸念が強いことから、高層階を選ぶことをお勧めします。

まとめ

1階と3階、どちらを選ぶかは、騒音への耐性、プライバシーへの配慮、そして体力的な負担など、様々な要素を考慮して判断する必要があります。今回のケースでは、騒音問題のリスクが比較的高い1階よりも、騒音問題が少なくプライバシーも確保しやすい3階の方が、より快適な生活を送れる可能性が高いと考えられます。 ご自身の優先順位を明確にし、後悔のない選択をしてください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)