賃貸マンション退去時の修繕費用トラブルと解決策

はじめまして。閲覧ありがとうございます。 賃貸契約の退去について相談があります。 四年ほど住んだ鉄筋コンクリートの1DKマンションを8月末で退去することになりました。 最初に敷金 43 000円 クリーニング費用 21000円支払っています。 入居1年目から酷い結露から壁紙の中にカビが大量発生してしまいました。 全て窓際で風呂場等の水回りにはありません。 換気や壁紙の表面にできてしまったカビに関しては取り除きましたが、壁紙の中まではとりきれないため、壁紙は張り替えになります。 管理会社の見積ではおおよそですが10-20万ほどかかるとのことでした。 一番北側の角部屋で、フローリングからは水がわいてくるほど酷く、フローリングも腐ったり、剥がれたり黒い取れない染みができています。 初めての一人暮らしで管理会社への告知も特にしていませんでした。結露が酷いのも仕方ないとあきらめていました。 弁護士等にも相談しましたが、建物の欠陥の可能性が高いため払わなくていいと言われましたが、ネットで調べていると不安になります。 最初は同じ角部屋でも問題が起きていない部屋もあるから、借主負担だと言われて居ましたが色々突き詰めていくと、実は漏水の苦情が何軒かがあって去年の8月ごろに外壁にコーキングを打ったと聞かされました。 管理会社が言いたいことはおそらく、工事以降のカビに関しては借主負担と言いたかったのだと思いますが、漏水を隠し、こちらに修理させようとしていたのは事実です。 こちらも告知等していなかったため、敷金は払いますと、行政書士に頼み内容証明も送りました。 漏水のことをつつけば今度はタバコのヤニで汚れているから借主負担だと言うことをコロコロ変えてきます。 同じマンションで既に退去したひとも床を腐らせてしまい、全額負担させられたと他の住民から聞きました。 結露を放置して出来たカビならまだしもきちんと換気や結露を拭いたりしていたのに納得がいきません。 窓際にあるクローゼットも一度も閉めたことがないにも関わらずカビが発生し、備え付けのガスコンロ、毎日使うベルトを冷蔵庫の上に二日ほど置いていただけでベルトにカビがはえるほどです。 それでもこちらが負担していかなきゃいけないんでしょうか…敷金は払うということは管理会社にも話していて大家にも話してあると思います。 よろしければ回答、アドバイスをお願いします。補足捕捉ですが、不動産で物件紹介される時も結露が酷いとは話にありませんでした。 マイシーズン、ストーブ清掃のため管理会社の方が部屋に上がりますがカビのことについて注意等も一度もありませんでした…不在時に入るので換気の為開けていた窓も窓が開いていましたと置き手紙を残し勝手に窓を閉めて帰ります。 窓を閉めて帰るのにカビのことは何も言わないのか聞けばプライバシーに関することなのでの一点張り。

賃貸マンション退去時の修繕費用問題:深刻な結露と管理会社の対応

長年住んだ賃貸マンションを退去する際に、修繕費用を巡ってトラブルが発生することは少なくありません。特に、今回のケースのように、深刻な結露によるカビやフローリングの腐食といった問題は、借主と家主・管理会社間の責任の所在を曖昧にする可能性があります。 4年間も酷い結露に悩まされ、適切な対応をしてもらえなかったこと、そして管理会社による情報隠蔽の疑いがあることなど、非常に残念な状況です。

結露の原因と責任の所在

まず、結露の原因を特定することが重要です。今回のケースでは、外壁の漏水が強く疑われます。管理会社が漏水工事をしていた事実を隠蔽していたことは、重大な問題です。 漏水は建物の欠陥に当たる可能性が高く、その結果発生したカビやフローリングの腐食は、借主の責任とは言い切れません

専門家の意見:建築士・不動産鑑定士の視点

建築士や不動産鑑定士に相談し、専門家の意見を証拠として残しておくことを強くお勧めします。専門家は、結露の原因調査を行い、その結果に基づいて責任の所在を明確に判断することができます。 専門家の調査報告書は、管理会社との交渉において非常に有効な武器となります。

証拠の収集:写真・動画・メール

カビやフローリングの損傷状況を写真や動画で記録しておきましょう。 管理会社とのやり取り(メールや電話)も記録に残しておくことが重要です。これらの証拠は、今後の交渉や裁判において非常に重要になります。

管理会社との交渉:具体的な対応策

管理会社は、責任を回避しようと様々な言い訳をしてくる可能性があります。 タバコのヤニやその他の理由を挙げてくるかもしれませんが、漏水問題を軸に交渉を進めるべきです。

内容証明郵便の効果

既に内容証明郵便を送付されているとのことですが、これは非常に効果的な手段です。内容証明郵便は、送付記録が残るため、管理会社との交渉において有利に働きます。

交渉のポイント:専門家の意見を提示

専門家の調査報告書を提示することで、管理会社の主張を反論し、修繕費用負担の軽減または免除を交渉することができます。 具体的な金額を提示し、交渉の土台を作ることも重要です。

交渉が不調に終わった場合:裁判

交渉が不調に終わった場合は、裁判を検討する必要があります。裁判では、専門家の意見や証拠を提示することで、正当な判決を得られる可能性が高まります。

賃貸契約書と重要事項説明書を確認

賃貸契約書や重要事項説明書をよく確認し、結露に関する記述や修繕責任の規定がないかを確認しましょう。 これらの書類に、結露に関する記述があれば、管理会社側の責任を問うことができる可能性があります。

具体的なアドバイス:退去時のチェックリスト

退去前に、以下のチェックリストに基づき、部屋の状態をしっかりと確認し、写真や動画で記録しておきましょう。

  • 壁・天井:カビ、汚れ、傷、剥がれなど
  • :傷、へこみ、水濡れ、腐食など
  • :破損、汚れ、結露跡など
  • 設備:ガスコンロ、エアコン、照明器具などの動作確認、破損など
  • 収納:カビ、汚れ、破損など

これらの記録は、管理会社との交渉において重要な証拠となります。

まとめ:諦めずに権利を主張しましょう

今回のケースは、管理会社の不適切な対応が原因で発生したトラブルである可能性が高いです。 諦めずに、自分の権利を主張することが重要です。 専門家への相談、証拠の収集、内容証明郵便の送付など、適切な手段を講じることで、解決への道が開ける可能性があります。 弁護士や行政書士などの専門家に相談し、適切なアドバイスを受けることをお勧めします。

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