賃貸マンション退去時の修繕費用に関するQ&A

賃貸マンションのお部屋の修繕費用。 今、1DK、35㎡位の広さの賃貸マンションに住んでいます。 住み始めて3年目になります。 引越しを考えているのですがわからない事が沢山あるので質問させてください… 部屋を借りて初めて部屋に入った時、部屋に決まり事が書かれた冊子と、部屋に汚れや傷が無いかチェックするリストが置いてあり、チェックして1週間以内に管理会社へ郵送するようにと書かれていました。また、そのチェックリストを郵送しなかった場合、引越しするときには、元々あった傷や汚れでも修繕費用を請求しますというようなことが書かれていました。 そのチェックリストを送り忘れてしまっていました… 住み始めるときから、クッションフロアリングの床に黄色いシミがあったり、ところどころ繋ぎ目が剥がれかけていたり、洗面所のタイルが割れていたり、カーテンレールが曲がってしまっていたりしました。また、冬に部屋が寒すぎるという相談をした際、管理会社の方が来てくれたのですが、部屋の換気扇が壊れていて、閉まらない状態になっているからではないかと言われました。私は、部屋の天井付近の壁についている四角い箱が換気扇だという事も知らなかったですし、開閉出来る事も知らず、触ったことがありませんでした。でも管理会社の方は壊したんでしょ?最初からこんなふうになってるはずがないと言いました。直すかどうかも聞かれず、暖房の設定温度を上げてくださいとだけ言って帰って行かれました… これらの修理費用は引越しする際には私が払わなければいけないのでしょうか? あと、お部屋の修繕費用は、今住んでいる部屋を出て、別の場所に住み始めてから、明細をくれたり費用を払ったりするのでしょうか?いきなり莫大な額を請求されたりする可能性もありますか?修繕費用としていくら用意しておくと安心でしょうか…?? 私の住むマンションは部屋での喫煙を禁止されているのですが、特に場所を決めずに吸っていたので、壁紙は全て張替えになるのではないかと思っています… また、つっぱり棒を突っ張るときに、突っ張りすぎたみたいで壁に1箇所穴を空けてしまいました…これも修繕費は高そうだなと思っているのですが、やはり高いのでしょうか…??相場など分かれば教えてください… 補足 敷金礼金なしでした。壁紙については、不動産屋さんから[喫煙不可と書かれているのはヤニで汚れた壁紙の張替えは借りた人の負担という意味で吸っても良い]等の話を聞いたので張替えの覚悟はしていました…壁の穴に関しては、薄い板のようなものが割れているような感じになっています…チェックリストに関してはここに補足しきれないので別で質問させていただきます…

賃貸マンション退去時の修繕費用に関する不安、解決します!

賃貸マンションを退去する際に、修繕費用がどのくらいかかるのか、そしてどのような点が請求対象になるのかは大きな不安材料ですよね。特に、入居時に状態をチェックするリストを提出していなかったり、気づかないうちに損傷させてしまっていたりする場合、余計に心配になります。この記事では、あなたの不安を解消し、スムーズな退去を実現するための情報を提供します。

入居時チェックリスト未提出と既存の損傷

入居時チェックリストを提出していなかったことは、確かに不利な状況です。管理会社は、現状回復義務に基づき、入居時の状態を基準に修繕費用を請求する可能性があります。しかし、既存の損傷については、写真や動画などの証拠があれば、あなたの責任ではないことを証明できる可能性があります。入居時に撮影した写真や動画があれば、それを管理会社に提示しましょう。もし、証拠がなければ、管理会社との交渉が重要になります。冷静に状況を説明し、客観的な証拠を提示することで、費用負担を軽減できる可能性があります。

具体的な損傷と修繕費用の見積もり

* クッションフロアリングの黄色いシミ、繋ぎ目の剥がれ:これは、経年劣化の可能性が高いですが、入居時の状態を証明できないため、費用負担を求められる可能性があります。ただし、シミや剥がれの程度によっては、部分的な修繕で済む可能性もあります。費用は、数千円から数万円程度と幅があります。
* 洗面所のタイルの割れ:これは、明らかにあなたの責任ではない可能性が高いです。入居時からの状態を証明できれば、費用負担を免除してもらえる可能性があります。
* カーテンレールの曲がり:これも、入居時からの状態を証明できれば、費用負担を免除してもらえる可能性があります。
* 換気扇の故障:管理会社は、あなたが故障させたと言っていますが、入居時から故障していた可能性が高いです。入居時の状態を証明できれば、費用負担を免除してもらえる可能性があります。もし、あなたが故障させたとしても、故意ではなく、使用方法が分からなかったという点を主張することで、費用負担を軽減できる可能性があります。

専門家の意見:

不動産管理会社に勤務経験のある専門家によると、「入居時チェックリストの未提出は不利ですが、必ずしも全額負担を強いられるわけではありません。入居時の状態を証明できる証拠があれば、交渉の余地があります。また、管理会社とのコミュニケーションを円滑に進めることが重要です。感情的にならず、冷静に状況を説明し、証拠を提示することで、解決策が見つかる可能性が高まります。」とのことです。

喫煙による壁紙の張替え

マンションで喫煙が禁止されているにも関わらず喫煙していた場合、壁紙の張替え費用は全額負担となる可能性が高いです。これは、契約違反に該当するためです。不動産会社から「喫煙不可と書かれているのはヤニで汚れた壁紙の張替えは借りた人の負担という意味で吸っても良い」という説明を受けていたとしても、それは法的根拠のある説明ではありません。契約書をよく確認し、喫煙に関する規定を確認しましょう。

壁の穴の修繕費用

つっぱり棒で壁に穴を開けてしまった場合、修繕費用は穴の大きさや位置、壁の種類によって大きく異なります。小さな穴であれば、パテで補修できる可能性があり、費用は数百円から数千円程度です。しかし、大きな穴や、クロスを傷つけている場合は、クロス張替えが必要になり、費用は数万円かかる可能性があります。薄い板のようなものが割れているとのことですので、状況によっては費用が高額になる可能性があります。

退去時の費用精算

修繕費用は、通常、退去後に管理会社から明細書が送られ、指定された方法で支払います。いきなり莫大な額を請求されることは少ないですが、事前に見積もりを取っておくことで、安心できます。

修繕費用として用意しておく金額

敷金・礼金なしの賃貸では、修繕費用は自己負担となります。状況にもよりますが、最低でも5万円~10万円は用意しておくと安心です。喫煙や大きな損傷がある場合は、それ以上の費用が必要となる可能性があります。

具体的な対策とアドバイス

* 入居時の状態を記録する:入居時には、部屋全体の状況を写真や動画で記録しておきましょう。特に、気になる箇所は、複数枚の写真を撮ることをお勧めします。
* 管理会社とのコミュニケーションを円滑にする:何か問題が発生した場合は、すぐに管理会社に連絡し、状況を説明しましょう。感情的にならず、冷静に話し合うことが重要です。
* 専門家に相談する:不安な場合は、不動産会社や弁護士などの専門家に相談しましょう。
* 退去前に見積もりを取る:退去前に、管理会社に修繕の見積もりを取っておきましょう。これにより、費用を事前に把握し、予算を立てることができます。

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