賃貸マンション退去後のトラブルと対応策:鍵・契約書・引っ越し先住所について

お伺い致します。賃貸マンションに住んでおり、引っ越しをしました。管理会社は無く、家主と直接契約をしてました。マンション内の駐車場も契約してました。礼金を納めてたので、修繕費(窓ガラス代とキッチンの壁)と鍵と契約書を、家主の玄関のポストに入れて帰りました。約束の日時に家主が居なかったので、同じマンション内の家主の部屋のポストに入れました。同日、家主より連絡があり、『鍵が1本足りない』『駐車場の契約書を返却して下さい』『引っ越し先の住所を教えて下さい』と連絡がありました。探しましたが鍵も契約書も見つかりませんでした。時間が遅くなったので、翌日の朝に連絡しようと思ってたところ、家主より電話がありました。『鍵を無くしたなら15000円払って下さい』と言われたので『高いんですね』と言ったら、家主がキレ気味に文句を言ってきました。しまいには『逃げてるんか』と。一日連絡しなかっただけでそこまで言われなきゃいけませんかね。駐車場の契約書が見つからないのですが、家主は『駐車場の契約書を返してもらうまではガス閉めませんから』と言われました。引っ越しの際手続きをしようと思ったのですが、家主がメーターボックスの鍵を持っていたため、ガス屋さんと家主で話をしてたんです。長々しくまとまりのない文章で申し訳ありませんが、お聞きしたいのは『契約書を返さないといけないのか?』『鍵代は妥当なのか?』『引っ越し先の住所は教えないといけないのか?』の3つです。気持ちとしては、暴言吐かれたり、ガスを止めないと言われた事に対してもなんらかの対処をしたいと思ってます。補足保証金や敷金を納めておらず、礼金のみ納めておりました。鍵も無くしたと話をする前に家主から『無くしたなら15000円』と言われたんで、高いんですね~と言っただけです。支払わないなど一言も言っておりません。金額が妥当なのか聞きたかっただけなんです。本日、大阪ガスに問い合わせたら、やはりまだガスを止めてないようで、止めるまでの料金はうちへ請求書がくるそうです…。

賃貸契約終了後の手続きと家主とのトラブル

賃貸マンションから退去された後、家主との間でトラブルが発生しているとのこと、大変お困りのことと思います。今回のケースでは、鍵の紛失、契約書の返却、引っ越し先住所の開示といった複数の問題が絡み合っています。一つずつ整理して、解決策を探っていきましょう。

1. 契約書の返却義務

まず、契約書の返却義務についてですが、賃貸借契約が終了した後は、家主は契約書を返還する義務はありません。ただし、家主が契約書の返還を求めてきた場合、返還することは問題ありません。しかし、法的義務ではないことを理解しておきましょう。

2. 鍵の紛失と費用負担

次に、鍵の紛失と15000円の費用負担についてです。鍵の紛失による費用負担は、賃貸借契約書に明記されているか、または事前に家主と合意があれば請求できます。しかし、今回のケースでは、契約書に具体的な規定がない、事前に合意がないにも関わらず、家主から一方的に15000円の請求があったと伺っています。

15000円という金額が妥当かどうかは、マンションの種類、鍵の種類、交換費用などによって異なります。通常、鍵の交換費用は数千円から1万円程度です。15000円は高額に感じられます。家主との間で交渉する際には、鍵交換にかかった具体的な費用明細の提示を求めるべきです。もし、明細が提示されず、妥当な金額ではないと判断する場合は、支払いを拒否する権利があります。

鍵の紛失時の対応策

* 鍵の紛失をすぐに家主へ連絡する:紛失した時点で連絡することで、家主への不信感を軽減し、交渉をスムーズに進めることができます。
* 鍵交換にかかった費用明細を請求する:家主が提示した金額が妥当かどうかを確認するために、明細書を請求しましょう。
* 交渉が難航する場合は、弁護士や専門機関に相談する:どうしても合意に至らない場合は、弁護士や消費者センターなどに相談しましょう。

3. 引っ越し先住所の開示義務

最後に、引っ越し先住所の開示義務についてです。賃貸借契約において、引っ越し先住所を開示する義務はありません。家主が理由なく住所を要求することは、プライバシーの侵害にあたる可能性があります。

4. ガス料金と家主の対応

家主が「駐車場の契約書を返してもらうまではガスを閉めません」と言ったこと、そしてガス料金が請求されていることは、不当な行為です。家主は、ガス料金の支払いを契約書の返却に結びつけることはできません。

家主の不当な行為への対応策

* 家主の暴言や脅迫を記録する:電話の内容やメールのやり取りを記録しておきましょう。証拠として役立ちます。
* 家主とのやり取りを文書で残す:内容証明郵便などで、家主とのやり取りを記録することで、証拠として残すことができます。
* 弁護士や専門機関に相談する:家主の不当な行為に対して法的措置を検討する必要があるかもしれません。

5. まとめと今後の対応

今回のケースでは、家主の対応が不適切な点が多く見られます。鍵代、ガス料金の問題、そして暴言など、家主の行為は法的根拠が乏しい可能性が高いです。

具体的な対応ステップ

1. 冷静に家主と交渉する:まず、鍵の交換費用やガス料金について、冷静に交渉してみましょう。費用明細の提示を求め、妥当な金額で解決を目指します。
2. 証拠をしっかりと確保する:家主とのやり取りはすべて記録し、証拠として残しておきましょう。
3. 専門家への相談を検討する:交渉が難航する場合は、弁護士や消費者センターなどに相談し、適切なアドバイスを受けましょう。

弁護士や不動産会社などの専門家に相談することで、法的観点からのアドバイスを受け、適切な対応策を立てることができます。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士に相談することで、家主の行為が法律に違反しているかどうか、どのような法的措置が取れるかなどを知ることができます。また、交渉の際に弁護士に同行してもらうことで、家主との交渉を有利に進めることも可能です。

まとめ

賃貸契約終了後のトラブルは、冷静な対応と証拠の確保が重要です。家主との交渉が難航する場合は、専門家への相談を検討しましょう。

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