賃貸マンション 契約不履行 返金 虚偽の説明 について教えてください。 主人の仕事の都合で、3月に関東から東海に引っ越すことになり、 3月に引越し先の物件を内見し、4月に入居しました。 内見は私と赤ちゃんと、私の母と私の姉夫婦と一緒にしました。 内見時に、「この部屋にエアコンはつけられますか?」と 仲介の不動産屋に確認したところ、「確認します」と そのマンションの管理会社に電話して確認してもらいました。 目の前で電話して、「エアコンつけられるようです」と言われました。 もし住むならここを寝室にするかな、と考えていたのと、 買ってまだ3年経ってないエアコンがあったので、 エアコンがつけられるというのは入居の条件の一つでした。 エアコンがつけられる、と言われたので、その部屋の条件は 希望条件と合ったので、入居を決めました。 そして引越しが完了し、いざエアコンをつけようにも 他のどこのお宅にも室外機が置いていないという事に気付き、 不思議に思い管理会社に聞いたところ、 「その部屋にはエアコンがつけられません。」と言われました。 「え?内見時にはつけられると伺って工事の予約もしてますが。」 と説明すると、慌てて「仲介業者と確認を取り折り返します!」と一旦電話を切り、 確認後、仲介の不動産屋は「確かにお客様の目の前で管理会社に確認の電話をしました」 と答えたが、管理会社は「何かの手違いでその様な説明をしてしまったようですが、 その部屋には建物の構造上、エアコンがつけられません」と言われました。 それでは入居前を入居後の条件が違うではないか、エアコンの工事も頼んじゃったし どうするんですか。と言いましたが、電話ではどうしようもないと言われ、謝られるだけ。 エアコンの工事は工事会社に一旦ストップしてもらい、 話し合うことに。 管理会社はそのような説明をした覚えの者は居ないと言い出し、 (つまりは仲介の不動産屋に過失があるとのこと) 仲介不動産屋は、私たちにそういう説明をしたことは認めていますが、 管理会社に確認したので、仲介の業務はきちんと行った、と言う。 責任の押し付け合いで拉致があかないので、両者に来てもらい3者で話し合い、 「迷惑をかけたのは事実なので、フリーレント1ヶ月で承諾していただけませんか」と管理会社から提案。 こちらとしては、夏を過ごすにも、0歳児の赤ちゃんがいるのでエアコンをつけるのは入居条件の一つでした。 夏を過ごすうえにすぐに引っ越す気もなかったので毎年過ごすと考えるとフリーレント1ヶ月では納得できません。 持ってきたエアコンもどうするか という話になりますし。 話し合いが拉致があかず、主人と話し合った結果、 入居前にエアコンがつけれないと聞いていたら入居してなかった、というのと 入居前と入居後の話が違う件に関して 管理会社と仲介不動産屋の対応が良くなかったのもあり 退去することにしました。 いまその話し合いの途中なんですが こちらとしては初期費用全額返金を求めています。 (4月5月分の前家賃も含む) 契約不履行なので白紙に戻すということと 入居してすぐエアコンがつけられない件に関して問い合わせたが、 担当者が変わったり、責任の押し付け合いで6月まで伸びてしまったし 4月5月分の家賃含む初期費用を返金してほしいと思っています。 6月分の家賃は引越しまでの日割りはお支払いします、といいました。 本来なら引越し代も請求したいところです。 管理会社と仲介不動産の返答は 管理会社→4月5月分の家賃以外の初期費用をお返しします。 仲介不動産屋→仲介手数料と駐車場紹介料をお返しします。 とのことでした。 宅建建物取引業保障協会というところに相談したところ、 直接私たちに説明した仲介不動産屋が虚偽の説明をしたことになるので、 責任は仲介の不動産屋にあるので、話し合いはそちらとしてください。とのことで 今話し合っていますが、 仲介料と駐車場紹介料のご返金しかできません。といわれました。 それの一点張りです。 違った条件を教えられて入居して契約不履行で引っ越すのに 4月5月分の家賃含む初期費用を返せというのはおかしいでしょうか? 引越し代も負担して欲しいくらいだけど 初期費用のみで和解しようと思ったのですが。 向こうも一歩も引きませんので、どう出たらいいのかわかりません。 詳しい方アドバイスをお願い致します。 内容証明とか何か出来ることはありますか? (お恥ずかしながら詳しく知らなくて・・・) よろしくお願い致します。
賃貸契約における虚偽の説明と契約不履行
今回のケースは、賃貸物件の内見時に仲介業者からエアコン設置可能と虚偽の説明を受け、その説明を信じて契約を締結したにも関わらず、実際には設置不可能であったという、重大な契約不履行に該当します。 契約不履行とは、契約当事者が契約上の義務を履行しなかった、または不完全な履行をした状態を指します。この場合、仲介業者の虚偽の説明が契約締結の重要な要素であり、その虚偽の説明によって、あなたは損害を被っています。
初期費用返金請求の正当性
あなたは、4月と5月分の家賃、そしてその他の初期費用(敷金、礼金、仲介手数料など)の全額返金を請求しています。これは、契約不履行による損害賠償請求として、法的にも一定の根拠があります。 契約の重要な条件が虚偽であったため、契約自体が無効もしくは解除できる可能性があり、その場合、支払った費用は返還されるべきです。
宅建業法と宅地建物取引業保障協会
宅地建物取引業法では、不動産会社は正確な情報を提供する義務を負っています。仲介業者の虚偽の説明は、この法律に違反する行為です。宅建建物取引業保障協会は、このような場合に消費者を守るための機関です。協会に相談したことで、仲介業者の責任が明確になったことは、あなたの主張を裏付ける重要な証拠となります。
具体的な対応策
現状、仲介業者からの返金は仲介手数料と駐車場紹介料のみであり、あなたの要求とは大きくかけ離れています。このままでは不当な扱いを受ける可能性が高いため、以下の対応策を検討しましょう。
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1. 内容証明郵便の送付
まずは、内容証明郵便で、あなたの主張を明確に伝えましょう。内容証明郵便は、送付内容が記録として残るため、証拠として有効です。以下のような内容を含めましょう。
* 契約締結に至った経緯と、仲介業者による虚偽の説明の詳細
* エアコン設置不可が発覚した経緯と、その後の対応
* 契約解除の意思表示と、初期費用全額返金、引越し費用負担の請求
* 具体的な期日までに返答がない場合の今後の対応(裁判等)
2. 弁護士への相談
内容証明郵便を送付しても解決しない場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、あなたの権利を保護し、適切な法的措置を助言してくれます。弁護士費用はかかりますが、損害賠償請求を成功させるためには有効な手段です。
3. 裁判
弁護士の助言に基づき、それでも解決しない場合は、裁判を検討する必要があります。裁判は時間と費用がかかりますが、あなたの権利を守るためには必要な手段です。
証拠の収集
裁判になった場合、証拠が非常に重要になります。以下の証拠をしっかりと収集しておきましょう。
* 賃貸契約書
* 内見時の写真や動画(エアコン室外機の設置状況など)
* 仲介業者とのやり取りの記録(メール、電話録音など)
* 管理会社とのやり取りの記録(メール、電話録音など)
* エアコン工事の予約に関する書類
* 支払明細書
専門家の視点
弁護士や不動産コンサルタントなどの専門家は、あなたの状況を正確に判断し、最適な解決策を提案してくれます。特に、契約書の内容や宅地建物取引業法に関する専門知識は必要となるため、専門家のアドバイスを受けることは非常に重要です。
まとめ
今回のケースは、仲介業者の明らかな契約不履行であり、あなたは初期費用全額返金、そして引越し費用などの損害賠償請求を行う権利があります。内容証明郵便の送付、弁護士への相談、そして必要であれば裁判という段階的な対応を検討し、あなたの権利をしっかりと主張しましょう。 焦らず、冷静に、そして証拠をしっかりと集めながら対応を進めていくことが重要です。