賃貸マンション・アパート探しで迷ったら!30件以上内見した経験から学ぶ、理想の部屋探し戦略

賃貸のマンション・アパートにお住まいの方に質問します。現在の部屋に決めるまで、何軒ぐらい内見しましたか? というのも、主人の弟が部屋探し中で、かれこれ30件以上内見したそうですが、なかなかこれという物件に巡り合わないとかで…。不動産屋に「あなたのように、ずっと物件探ししてる方っていますよ~」と皮肉っぽく(?)言われてしまったそうです(笑)

30件以上内見しても理想の部屋が見つからない…よくある悩みです!

ご主人の弟さんのように、30件以上内見しても理想の物件が見つからない、というお悩みは決して珍しくありません。物件探しは、時間と労力を要する大変な作業です。不動産屋さんの言葉は少し辛辣でしたが、それだけ多くの物件を見て回っている、という証拠でもあります。 焦らず、具体的な戦略を立てて探していくことが大切です。この記事では、長期間にわたる物件探しを経験した方々の声や、インテリアのプロの視点も交えながら、効率的な部屋探しと、理想の部屋を見つけるためのヒントをご紹介します。

理想の部屋探し、成功への3つのステップ

30件以上内見した経験から、理想の部屋探しを成功させるための3つのステップを提案します。

ステップ1:徹底的な条件整理と優先順位付け

まずは、ご自身の希望条件をリスト化し、優先順位をつけることが重要です。

  • 立地条件:通勤・通学時間、周辺環境(スーパー、コンビニ、病院など)、治安など
  • 間取り:広さ、部屋数、収納スペース、バルコニーの有無など
  • 設備:浴室乾燥機、エアコン、ウォシュレット、インターネット回線など
  • 家賃:予算の上限、管理費・共益費など
  • 築年数:築年数による設備の古さや修繕状況
  • ペット飼育の可否:ペットを飼う予定がある場合は必須条件

これらの条件をすべて満たす物件は少ないかもしれません。そこで、本当に譲れない条件と、多少妥協できる条件を明確に区別しましょう。例えば、「駅徒歩5分以内」は譲れないが、「南向き」は多少妥協できる、といった具合です。

ステップ2:効率的な物件探しと内見

条件を整理したら、効率的に物件を探しましょう。

  • 不動産ポータルサイトの活用:SUUMO、HOME’S、LIFULL HOME’Sなど、複数のサイトを利用し、条件を絞り込んで検索しましょう。写真だけでなく、間取り図や動画なども確認すると、よりリアルなイメージが掴めます。
  • 不動産会社への相談:希望条件を伝え、担当者に物件を紹介してもらいましょう。複数の不動産会社に相談することで、より多くの選択肢を得られます。担当者との相性も重要です。信頼できる担当者を見つけることができれば、物件探しはスムーズに進みます。
  • 内見時のチェックポイント:日当たり、風通し、騒音、収納スペースの広さ、設備の状況などを丁寧に確認しましょう。写真では分かりにくい部分も、実際に見て確認することで、より正確な判断ができます。また、採光通風収納といったインテリアに直結するポイントにも注目しましょう。例えば、窓の大きさや位置、クローゼットの広さ、収納の使いやすさなどです。

ステップ3:インテリアをイメージしながら物件を選ぶ

物件を選ぶ際には、単に条件が合致するかどうかだけでなく、将来のインテリアをイメージすることも大切です。

  • 部屋の広さと家具の配置:希望する家具を配置できるだけの広さがあるか確認しましょう。家具の配置シミュレーションアプリなどを活用するのもおすすめです。
  • 壁の色とインテリアの相性:壁の色は、インテリア全体の雰囲気に大きく影響します。ベージュの壁ならどんな色の家具やインテリアとも相性が良いですが、濃い色の壁だと家具選びが難しくなる場合があります。事前に、部屋の色とインテリアのコーディネートをイメージしておきましょう。
  • 窓からの光とインテリア:窓からの光をどのように取り入れるか、カーテンやブラインドなどの窓装飾も考慮しましょう。日当たりが良い部屋では、明るい色の家具やインテリアが映えます。
  • 収納スペースの活用:収納スペースが不足している場合は、収納家具をどのように配置するか、事前に計画を立てておきましょう。収納家具の色やデザインも、インテリア全体の雰囲気に影響します。

例えば、ベージュの壁の部屋であれば、様々な色の家具やインテリアと合わせやすく、コーディネートの幅が広がります。一方、濃い色の壁は、家具選びが難しくなる可能性があります。

専門家からのアドバイス:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの視点から、物件選びのポイントをアドバイスします。

「物件選びは、単なる住まい探しではなく、これからの生活空間をデザインする第一歩です。 採光、通風、収納といった基本的な要素に加え、壁の色や床材、窓からの景色など、インテリアに影響を与える要素にも注目しましょう。 理想のインテリアを実現するためには、部屋の雰囲気や素材感、そして自分のライフスタイルに合った物件を選ぶことが重要です。」

まとめ:理想の部屋探しは、時間と労力をかけてじっくりと

30件以上の内見は、決して無駄ではありません。多くの物件を見ることで、自分の好みや譲れない条件が明確になり、理想の部屋を見つけるための貴重な経験となります。焦らず、ステップ1〜3を参考に、効率的に物件探しを進めていきましょう。そして、インテリアをイメージしながら、自分らしい理想の空間を見つけ出してください。

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