賃貸マンションを2ヶ月間空ける際の対策:湿気、害虫、防犯対策を徹底解説

事情があって賃貸している部屋を2ヶ月近く空けることになりました。もちろん防犯として鍵は全て閉めますが、この夏の時期に約2ヶ月間部屋を密閉するとなると、湿気とか害虫とか、とにかく 色々大変なことになりそうです… そこで質問なのですが、①部屋を長期間空ける際、こうしておくべきといったことはありますか? ②少しでも空気を変えるためにお風呂とキッチンの換気扇は2ヶ月間つけようと思うのですが、実際どうなのでしょうか。

賃貸物件を長期不在にする際の対策:湿気・害虫・防犯対策

長期間家を空けることになった場合、湿気や害虫の発生、そして防犯対策など、様々な心配事が出てきますよね。特に夏場は高温多湿で、カビやダニの繁殖、悪臭の原因にもなりかねません。この記事では、2ヶ月間の不在期間における具体的な対策を、専門家のアドバイスも交えながら詳しく解説します。

① 長期不在時の適切な対策

2ヶ月間の空室期間を安全に過ごすためには、以下の対策が重要です。

湿気対策

* 窓の開閉: 完全に密閉するのではなく、窓を少しだけ開けて換気を促すことが重要です。ただし、防犯上のリスクも考慮し、換気扇や窓の開閉は、信頼できる近隣の方にお願いするか、防犯対策を施した上で検討しましょう。
* 除湿剤の使用: クローゼットや押し入れ、浴室など湿気がこもりやすい場所に、市販の除湿剤を複数個設置しましょう。シリカゲルタイプの除湿剤は、繰り返し使えるので経済的です。
* 乾燥剤の活用: 食品用乾燥剤(シリカゲルなど)を、食器棚や引き出しなどに置いておくのも効果的です。
* エアコンの活用(状況に応じて): 除湿機能付きエアコンがあれば、弱冷房で除湿運転を行うことで、室内の湿度を下げることができます。ただし、電気代を考慮し、状況に応じて使い分けましょう。
* カーペット・絨毯の処理: カビの発生を防ぐため、カーペットや絨毯は、できれば完全に撤去するか、日陰で十分に乾燥させてから収納しましょう。

害虫対策

* 食品の撤去: 食べ残しや賞味期限切れの食品は全て処分しましょう。害虫の発生源となるため、徹底的な清掃が重要です。
* ゴミの処理: ゴミは必ず捨てて、ゴミ箱は清潔に保ちましょう。
* 害虫駆除剤の使用: ゴキブリやアリなどの害虫対策として、市販の殺虫剤や忌避剤を使用しましょう。特に、キッチンや浴室などの水回りには重点的に設置しましょう。
* 定期的な清掃: 出発前に、部屋全体を徹底的に清掃しましょう。特に、キッチンや浴室などの水回りは、カビや細菌の繁殖を防ぐために、念入りに清掃することが重要です。

防犯対策

* 鍵の管理: 全ての鍵をしっかり閉め、防犯対策を施しましょう。
* 郵便物の処理: 郵便物が溜まらないように、不在届を出したり、信頼できる人に郵便物の受け取りを依頼しましょう。
* 窓の施錠: 窓は全て施錠し、防犯フィルムを貼るのも効果的です。
* 防犯カメラの設置: 防犯カメラを設置することで、不審者の侵入を抑制することができます。
* 近隣への声かけ: 近隣住民に不在期間を伝え、何か異常があれば連絡してくれるようお願いしましょう。

② 換気扇の2ヶ月間稼働について

お風呂とキッチンの換気扇を2ヶ月間つけっぱなしにするのは、おすすめしません

理由

* 電気代の負担: 2ヶ月間連続運転すると、電気代が非常に高額になります。
* 故障のリスク: 長時間の連続運転は、換気扇の故障につながる可能性があります。
* 効果の限界: 換気扇だけでは、室内の湿気を完全に除去することはできません。

代替案

換気扇を長時間稼働させる代わりに、定期的に窓を開けて換気を行う、または除湿機を使用する方が、より効果的で経済的です。信頼できる近隣の方に協力を依頼し、定期的に換気を行うのも良い方法です。

インテリアと長期不在の関係

長期不在にする際には、インテリアにも配慮が必要です。例えば、直射日光が当たる場所に置かれた家具は、色褪せや変形を起こす可能性があります。カーテンを閉めて直射日光を遮断したり、家具の位置を調整するなどの工夫が必要です。また、湿気対策として、通気性の良い素材の家具を選ぶことも重要です。

専門家の意見

不動産管理会社に相談することで、より具体的なアドバイスを得ることができます。彼らは、長期不在時のリスク管理や適切な対策について、豊富な知識と経験を持っています。

まとめ

2ヶ月間の長期不在は、湿気や害虫、防犯など様々なリスクを伴います。この記事で紹介した対策を参考に、安全で快適な状態を保ちましょう。 定期的な換気、除湿剤の設置、害虫対策、そして防犯対策をしっかりと行うことで、安心して不在期間を過ごすことができます。 ご不明な点があれば、不動産管理会社や専門業者に相談することをお勧めします。

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