賃貸マンションへのエアコン設置:6畳部屋への設置費用と注意点

エアコンの設置を考えておりますが、弊害が多くて困っています。穴あけ工事、専用コンセント、少予算。。。 寝室に寝苦しい夏場を乗り越えられるエアコンの設置を考えておりますが、弊害が多くて困っています。 まず、設置したい部屋に配管穴とエアコン専用コンセントは無く、窓はありません。 建物は重量鉄骨造の賃貸マンションですが、穴あけについては入居契約前から大家さんに承諾いただいています。 外壁はタイル貼りになっていて、内側の壁は石膏ボードです。 また、外壁側の近くには配電盤のようなものがありました。(おそらく避けられると思うのですが。。。) コンセントは普通のものなら部屋の下部にありますが、たしかダメなんですよね? 設置したい部屋は6畳なので、エアコンは2.2kwクラスのものが希望です。(出費を抑えたいのでエアコン本体は中古も考えています。)ちなみにブレーカーの空きはありました。 基本取付工事料金以外に相場でいくらかかるものなのでしょうか?(穴あけ代金・コンセント工事) 入居の際に別部屋にエアコンを取付けにきた業者にはあからさまに嫌な顔をされ、1件エアコン工事業者に問い合わせしてみたのですが、作業を断られました。受けてくれるところは少ないんですかね?どこに頼むのが良いのかもわかりません。 また、工事を依頼するとしたら、やはり管理会社から設計図を取り寄せておく必要はありますか? こんなことなら、入居契約前に簡単にエアコンが設置できる環境を作ってもらうことを入居条件に入れておけば良かったと後悔しています。

賃貸マンションへのエアコン設置:困難と解決策

賃貸マンション、特に既存の設備がない部屋へのエアコン設置は、想像以上に困難な場合があります。しかし、諦める必要はありません。この記事では、あなたの状況を踏まえ、具体的な解決策と費用、業者選びのポイントを解説します。

1. 費用について:穴あけ工事と専用コンセント

まず、費用についてですが、大きく分けて「穴あけ工事」「専用コンセント工事」「エアコン本体」「基本取付工事」の4つがあります。

1-1. 穴あけ工事費用

重量鉄骨造でタイル貼りの外壁の場合、穴あけ工事は専門業者に依頼する必要があります。費用は、壁の材質、厚さ、配管の長さ、そして業者によって大きく異なります。相場は15,000円~50,000円程度と幅がありますが、タイル貼りの外壁は難易度が高いため、高額になる可能性が高いです。配電盤の位置によっては、迂回ルートが必要となり、さらに費用が上昇する可能性も考慮しましょう。

1-2. 専用コンセント工事費用

エアコンは専用のコンセントが必要です。一般的なコンセントでは、電流容量が不足し、火災の原因となる可能性があります。既存のコンセントからエアコン専用コンセントへの増設工事が必要となる場合、相場は10,000円~20,000円程度です。ブレーカーの空きがあるのは朗報ですが、配線経路によっては、壁内配線工事が必要になる場合もあります。

1-3. エアコン本体費用

中古エアコンを選択することで、費用を抑えることができます。しかし、中古エアコンは故障のリスクも考慮する必要があります。信頼できる業者から購入し、動作確認をしっかり行いましょう。2.2kwクラスの中古エアコンは1万円~5万円程度で購入できる可能性があります。ただし、状態によっては高額になる場合もあります。

1-4. 基本取付工事費用

エアコン本体の設置工事です。これはエアコンを購入する業者や、別途エアコン設置業者に依頼できます。相場は10,000円~20,000円程度ですが、設置場所や状況によって変動します。

1-5. 全体費用

上記の費用を合計すると、最低でも45,000円~110,000円程度かかると予想されます。状況によっては、さらに高額になる可能性も考慮しておきましょう。

2. 業者選びと依頼方法

複数の業者に問い合わせて見積もりを取ることをお勧めします。

2-1. エアコン設置業者選びのポイント

* 経験と実績:重量鉄骨造やタイル貼りの外壁への穴あけ工事の経験がある業者を選びましょう。ホームページや口コミサイトなどで確認できます。
* 対応エリア:対応エリアを確認し、あなたのマンションに対応できる業者を選びましょう。
* 見積もりの明瞭さ:見積もり内容が明確で、追加費用が発生する可能性についても説明してくれる業者を選びましょう。
* 保証体制:工事後の保証体制がしっかりしている業者を選びましょう。
* 口コミ評判:インターネット上の口コミサイトなどで評判を確認しましょう。

2-2. 依頼方法

電話やメールで問い合わせを行い、状況を説明して見積もりを依頼しましょう。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが大切です。

3. 設計図の必要性

管理会社から設計図を取り寄せることは、必ずしも必要ではありませんが、お勧めします。設計図があれば、配管経路や配電盤の位置などを事前に確認できるため、工事の計画がスムーズに進みます。また、トラブル発生時の対応も容易になります。

4. その他の注意点

* 賃貸契約を確認:エアコン設置に関する規定が賃貸契約に記載されているか確認しましょう。
* 近隣への配慮:工事による騒音や振動に配慮しましょう。
* 安全確保:工事中は安全に配慮し、業者に指示に従いましょう。

5. まとめ

賃貸マンションへのエアコン設置は、費用や手間がかかりますが、快適な生活を送るためには必要な投資です。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することで、最適な業者を選び、費用を抑えることができます。設計図の入手も検討し、スムーズな工事進行を目指しましょう。

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