賃貸マンションの騒音問題:解決策と対処法

賃貸 騒音について 入居直後の部屋の騒音に困っています。 1.解消するにはどこに相談するべきか(管理会社なのか、大家なのか、不動産屋なのか) 2.解消されない場合は住みたくないのですが、お金は返ってこないのか の2点について教えていただきたいです。 今月から部屋を借りた者です。 本格的な入居は来月からのつもりですが、 徐々に荷物を運び入れています。 今まで2回、それぞれ2時間程度部屋で掃除などをしたのですが、 その最中、何度も(1分に1回程度)ドシンというような騒音が聞こえてきました。 中には、微かな揺れを伴うものも数回(5~10分に1回程度)ありました。 自分で少し雑に歩いてみてもさほど音は響かず、 騒音は意図的なものではないかと感じるほどでした。 最初はこちらの作業の音に対する抗議かと思ったのですが、 全く作業をしていなかった間も変わらず音が聞こえてきました。 不動産屋の説明では私の部屋は、 「最上階の2戸のうちの1つで、もう1戸は大家さんの親戚の方が住んでいる」 とのことでした。 私は部屋探しの段階から何度も「音が気になる性格なので、 出来れば最上階が良い」と伝えており、 その条件に合っていたのでその部屋に決めたという背景があります。 ですが、音の原因が気になって窓から私の部屋の上を見ると、まだ上に階が。 上階に上がる階段は見当たらないので、 大家さんの親戚の方の部屋がメゾネットになっていて、 そこから騒音がしているのではないかと推測しています。 現に大家さんの部屋から人が出ていく音がしてからは、 その騒音は無くなりました。 うるさい音が苦手なので、 今の状態が続くようであれば絶対に住みたくありません。 現段階で、この件についてどこにお話しすればよいのでしょうか。 不動産屋なのか、管理会社なのか、 大家さん(別のビルに住んでおられます)なのかがわかりません。 また騒音の解消が見込めないならば引越したいのですが、 お金は返ってこないのでしょうか。 私としては厳密には最上階ではなかったことに対して、 不動産屋さんに騙されたような気持ちです。 長文を読んでくださりありがとうございました。 皆様の知恵をお貸して頂けると助かります。よろしくお願いいたします。

入居直後の騒音問題:まずは誰に相談すべき?

賃貸物件で騒音トラブルが発生した場合、最初に相談する相手は状況によって異なります。今回のケースでは、不動産会社、管理会社、大家さんのいずれにも相談する可能性があります。

1. 不動産会社への相談

まず、不動産会社に連絡を取りましょう。部屋探し段階で「音が気になる」と伝えていたことを伝え、現状の騒音状況を詳しく説明します。不動産会社は、物件の状況や大家さんとの連絡窓口となるため、最初の相談相手として最適です。騒音の原因究明や解決に向けて、大家さんや管理会社に連絡を取り次いでもらうことができます。

2. 管理会社への相談

賃貸物件によっては、管理会社が騒音問題の対応にあたる場合があります。不動産会社から管理会社を紹介されるケースも多いでしょう。管理会社は、建物の管理や修繕、入居者間のトラブル対応などを専門に行っています。騒音の原因が建物構造上の問題である場合、管理会社が適切な対応を取ってくれる可能性があります。

3.大家さんへの相談

不動産会社や管理会社を通して解決しない場合、大家さんに直接相談することも必要です。特に、今回のケースのように大家さんの親戚が同居している場合は、大家さんに直接状況を説明した方がスムーズに解決できる可能性があります。ただし、大家さんが遠方に住んでいる場合などは、不動産会社や管理会社を介して連絡を取るのが現実的です。

騒音問題が解決しない場合:引っ越しと敷金・礼金

騒音問題が解決せず、住み続けることが困難な場合は、引っ越しを検討することになります。この場合、敷金・礼金などの返還について、重要なポイントがあります。

敷金・礼金の返還について

敷金・礼金の返還については、賃貸借契約書の内容を確認することが重要です。契約書に明記されている事項に従って、手続きを進める必要があります。一般的に、借主の故意または過失による損傷がない限り、敷金は返還されます。ただし、騒音問題による引っ越しが、借主の故意または過失に該当するとは限りません。

早期解決のために

騒音問題が解決しないまま、一方的に引っ越しをしても、敷金が全額返還されない可能性があります。そのため、騒音問題の記録をしっかり残しておくことが重要です。騒音発生日時、時間、状況などをメモや録音などで記録し、写真や動画で証拠を残しておきましょう。これらの記録は、後日の交渉や裁判で重要な証拠となります。

専門家への相談

騒音問題が複雑化したり、不動産会社や大家さんとの交渉が難航する場合は、弁護士や不動産専門家などに相談することをおすすめします。専門家は、法律的な観点から適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。

不動産会社との交渉

不動産会社との交渉においては、冷静かつ丁寧に説明することが大切です。感情的に訴えるのではなく、客観的な事実を基に、騒音問題の現状と解決策を提案しましょう。また、部屋探し段階で最上階を希望していたこと、そしてその条件で契約したにも関わらず、騒音問題が発生していることを明確に伝えましょう。これは、不動産会社に説明責任を問う上で重要なポイントとなります。

騒音トラブルを避けるための事前対策

今回のケースのように、騒音トラブルに巻き込まれないためには、賃貸物件を選ぶ段階から注意が必要です。

物件選びのポイント

* 物件の構造を確認する:鉄筋コンクリート造は、木造に比べて遮音性が高い傾向があります。
* 周辺環境を確認する:騒音源となりうる施設(道路、線路、工場など)の有無を確認しましょう。
* 実際に物件を訪れて確認する:日中だけでなく、夜間も訪問し、周辺の音環境を確認しましょう。
* 近隣住民への聞き込み:可能であれば、近隣住民に居住環境について聞いてみるのも良いでしょう。
* 契約書をよく読む:契約書に記載されている事項をよく確認し、不明な点は必ず不動産会社に質問しましょう。

まとめ

賃貸物件での騒音問題は、入居者の生活の質を大きく左右する深刻な問題です。早期解決のためには、証拠をしっかり残し、不動産会社、管理会社、大家さんなど適切な相手へ迅速に相談することが重要です。そして、問題が解決しない場合は、専門家への相談も検討しましょう。物件選びの段階から注意を払い、騒音トラブルを未然に防ぐことも大切です。

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