賃貸マンションの騒音問題:最上階なのに飲食店からの騒音?!仲介業者の責任と解決策

昨年末に引っ越しました。新築マンション(賃貸)で、まだ部屋がたくさん空いていたので、仲介業者(有名な不動産屋さんです)のカウンターで「最上階は上からの騒音には悩まされないですよね~」とか担当の方と雑談しながら、結局最上階一番端を選びました。ところが越してみて分かったのですが(新築なので契約するまでに見学は無理でした)住居階では確かに私は最上階なのですが、上に飲食店(宴会ができるレストランみたいな)が入っていて、朝から晩までバタバタと結構な騒音がします。この場合上に住居ではなくても飲食店が入っている事を言わなかった仲介業者に落ち度はないですか?普通最上階を選ぶのって眺望や上からの騒音とか気にするからじゃないですか。なら上に飲食店が入っている事を言うのは当然ですょね・・・まさかそんなの想像しなかったので、自分の部屋の上には屋上しかないと思い込んでました。確認しなかった私がダメでしょうか。他の部屋より高い家賃払って飲食店の騒音に悩まされるくらいなら、もうイッコ下の階で安く住みたかったです・・・ちなみに仲介業者と管理会社は同じところがしています。なんだか腑に落ちないので家賃値引きとかして欲しいくらぃです。

賃貸契約における重要事項説明と仲介業者の責任

新築マンションへの引っ越し、おめでとうございます。しかし、最上階なのに飲食店からの騒音に悩まされているとのこと、大変お困りのことと思います。まず、ご自身の責任の有無についてですが、契約前に物件の構造や近隣環境について十分な確認を怠った部分はあるかもしれません。しかし、仲介業者にも説明義務違反があった可能性があります。

日本の宅地建物取引業法では、仲介業者は重要事項を説明する義務を負っています。この「重要事項」には、物件の構造、設備だけでなく、近隣環境に影響を与える可能性のある事項も含まれます。飲食店からの騒音は、居住環境に大きく影響する重要な事項と言えるでしょう。

仲介業者が、騒音の原因となる飲食店の上階であることを説明せずに契約に至った場合、説明義務違反に当たる可能性があります。特に、あなたが「上からの騒音」について懸念を示していたにも関わらず、その点を明確に説明しなかった場合は、業者の責任が問われる可能性が高いです。

騒音問題の解決策:具体的なステップ

では、現状をどのように改善していくべきでしょうか。以下に具体的なステップを示します。

1. 仲介業者・管理会社への連絡と交渉

まず、仲介業者(兼管理会社)に直接連絡し、現状を説明しましょう。騒音の状況を具体的に伝え、録音データや写真などの証拠があれば提示すると効果的です。そして、家賃減額や他の部屋への転居などの対応を求めることを明確に伝えましょう。

交渉の際には、以下の点を主張しましょう。

  • 重要事項説明の不備:契約前に飲食店からの騒音について説明がなかったこと。
  • 契約時の会話の記録:「上からの騒音」について懸念を示したことを証明できる記録があれば提示する。
  • 騒音による生活への支障:具体的な騒音の状況と、それが生活に与える影響を詳細に説明する。
  • 家賃減額または転居の要求:具体的な金額や希望する部屋を提示する。

2. 証拠の収集

騒音の記録は、交渉において非常に重要な証拠となります。

  • 騒音レベルの測定:スマートフォンのアプリなどを使って騒音レベルを測定し、記録しておきましょう。
  • 騒音の録音:騒音発生時の状況を録音しておきましょう。ただし、プライバシーに配慮し、他人の会話などが録音されないように注意が必要です。
  • 写真・動画の撮影:騒音源となる飲食店の様子や、騒音によって生じた被害(例えば、眠れないことによる疲労感など)を記録しましょう。

3. 専門家への相談

交渉が難航する場合は、弁護士や不動産問題に詳しい専門家に相談することを検討しましょう。専門家は、法律的な観点からアドバイスを行い、必要であれば法的措置を検討することもできます。

4. 消費者センターへの相談

それでも解決しない場合は、最寄りの消費者センターに相談することもできます。消費者センターは、消費者の権利保護のために活動しており、適切なアドバイスや解決策を提案してくれるでしょう。

専門家の視点:騒音問題の法的観点

弁護士の視点から見ると、このケースは「重要事項説明義務違反」の可能性が高いと言えます。仲介業者は、契約前に重要な事項を説明する義務があり、その説明が不十分だった場合、契約の無効や損害賠償請求の対象となる可能性があります。ただし、裁判で勝訴するには、騒音の程度や、仲介業者の説明義務違反を明確に立証する必要があります。

インテリアとの関連性:騒音対策と快適な空間づくり

騒音問題は、インテリアにも影響します。騒音対策として、以下のようなインテリアの工夫も検討してみましょう。

  • 遮音カーテン:厚手の遮音カーテンは、外部からの騒音を軽減する効果があります。
  • 防音マット:床に防音マットを敷くことで、床からの振動音を軽減できます。
  • 家具の配置:騒音源から遠い場所にベッドやソファを配置するなど、家具の配置を工夫することで、騒音の影響を軽減できます。
  • リラックスできる空間づくり:騒音の影響を受けにくい、落ち着ける空間づくりを心がけましょう。アロマや間接照明などを活用するのも良いでしょう。例えば、ベージュの壁や家具は、落ち着いた雰囲気を演出するのに役立ちます。

騒音問題は、精神的なストレスにもつながります。快適な生活を送るためにも、適切な解決策を見つけることが重要です。

まとめ

今回のケースでは、仲介業者に説明義務違反があった可能性が高く、家賃減額や転居などの交渉を試みるべきです。証拠をしっかり集め、必要に応じて専門家の力を借りながら、積極的に解決策を探りましょう。そして、騒音対策を施したインテリアで、快適な生活空間を築いてください。

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