賃貸マンションの騒音問題:上の階からの騒音に悩まされている場合の対処法

賃貸マンションの騒音についてお願いします。5か月前に、上の階に夫婦が越してきました。業者さんに頼まないで自分たちで引っ越しをしていたので、多少の音は仕方ないなと思いました。 色々模様替えなどもあるし我慢していたのですが、一か月経っても家具を引きずる様な音や、ガタンドタンと音がしていました。それだけではなく、生活音と言うのでしょうか?どすどす歩く音や、掃除する時の音が半端じゃなく、私達の部屋に音が響きます。「ガタン・ドタン・ドスン・バタン」主婦が掃除するのは当たり前ですから我慢はしていますが、あんなに響くものなの?と個人的に思ってしまいます。昼間はまだしも、夜中にも物音はします。9時10時以降に「ゴロゴロ」と床を掃除する音(一日置きぐらい)0時以降に重い物を床に置いたような「ドスン」という音(これは週に2回ぐらい)↑この音で、びっくりして目が覚めます。あまりに回数が多いので、寝ぼけてベッドから落ちているのかと考えちゃいますが、ベッドがあるのかしりません。3歳の娘はお化けがいるねと言い、ペットの犬は昼間の音に驚き耳と尻尾を伏せたままソファの下に潜ります。散歩から帰ってきても家に入りたがりません。この場合は、自分で注意してもいいのですか?大家さんに言うのですか?それとも、管理している会社ですか?私は2階に住んでいますが、音が響かない絨毯を買い、その下に6㎜ぐらいのマットを敷いて、なるべく下に音がしないように工夫しています。前の住人の時は、こんな騒音はありませんでした。5か月我慢したので、注意してもらってもいいなと思い、相談しました。転勤族なので、ずっと住むことはないのですが、なるべくトラブルは避けたいと思っています。

騒音トラブルの原因と解決策

5ヶ月間も我慢されている状況、大変お辛いですね。 賃貸マンションでの騒音問題は、生活の質を大きく損なう深刻な問題です。 まずは、騒音の原因を特定し、適切な対応を検討しましょう。 ご質問にあるように、上の階からの「家具を引きずる音」「ドスン、ガタンといった衝撃音」「深夜の掃除機の音」などは、明らかに生活騒音の範囲を超えている可能性があります。 特に、深夜の騒音は、近隣住民への配慮が著しく欠けていると言えるでしょう。

騒音の原因を特定する

騒音の原因を特定することは、解決への第一歩です。 具体的には、

  • 騒音の発生時間帯:いつ、どのような音が発生しているのかを記録しましょう。日付、時間、音の種類、音量などをメモしておくと、後々の証拠としても役立ちます。
  • 騒音の種類:「ドスン」という音は、重いものを落とした音か、家具の移動によるものかなど、具体的な音を記録しましょう。 「ゴロゴロ」という音は、掃除機や何かを床で引きずっている音かもしれません。
  • 騒音の頻度:どのくらいの頻度で騒音が発生しているのかを記録しましょう。 毎日発生しているのか、週に何回か発生しているのかなど、具体的な頻度を把握することで、問題の深刻さを客観的に示すことができます。

これらの情報を記録することで、大家さんや管理会社に状況を正確に伝えることができます。 可能であれば、騒音発生時に録音することも有効な手段です。 ただし、録音する場合は、相手への配慮を忘れずに、こっそり録音するのではなく、状況を説明した上で録音の許可を得ることが望ましいです。

騒音トラブルへの対応

騒音問題への対応は、段階的に進めることが重要です。

1. 直接、上の階へ注意する

まずは、直接、上の階の方へ注意することも検討できます。 しかし、いきなり注意するのは、トラブルを悪化させる可能性があるため、注意が必要です。 以下の点を踏まえて、穏やかな言葉遣いで、冷静に伝えましょう。

  • 時間帯:平日の昼間など、相手が落ち着いて話を聞ける時間を選びましょう。
  • 言葉遣い:感情的な言葉遣いは避け、事実を淡々と伝えましょう。「最近、夜中に大きな音がして眠れないので、少し静かにしていただけませんか?」といったように、具体的な状況を説明し、改善を求めましょう。
  • 共感:「引っ越し直後はお忙しいでしょうが…」など、相手への配慮を示す言葉を加えることで、より円滑なコミュニケーションを図ることができます。

ただし、直接注意しても改善が見られない場合は、次の段階に進みましょう。

2. 管理会社または大家さんに相談する

直接の注意が効果がない場合、または、直接注意することに抵抗がある場合は、管理会社または大家さんに相談しましょう。 管理会社や大家さんは、騒音問題の解決に協力する義務があります。 相談する際には、これまで記録してきた騒音の状況を詳しく伝えましょう。 録音データがあれば、証拠として提示することも有効です。

3. 専門機関への相談

管理会社や大家さんへの相談でも解決しない場合は、専門機関に相談することも検討しましょう。 例えば、弁護士や、地域住民相談窓口などに相談することで、法的措置などを含めた適切なアドバイスを受けることができます。

騒音対策:あなたの部屋での対策

騒音対策として、既に防音マットなどを敷かれているとのことですが、さらに効果を高めるために、以下の対策も検討してみましょう。

  • 防音カーテン:窓からの騒音も軽減できます。
  • 遮音性の高い家具:例えば、厚手のカーテンやソファなどを配置することで、音を吸収し、騒音を軽減する効果が期待できます。
  • カーペット:既に敷かれているとのことですが、より厚みのあるものや、防音効果の高い素材のものを検討しましょう。

これらの対策は、騒音を完全に防ぐことはできませんが、軽減効果は期待できます。

まとめ

賃貸マンションでの騒音問題は、非常にデリケートな問題です。 まずは、穏やかなコミュニケーションを心がけ、問題解決に努めましょう。 それでも解決しない場合は、管理会社や大家さん、専門機関に相談することをお勧めします。 ご自身の権利を主張することも大切ですが、相手への配慮を忘れずに、冷静に対処することが重要です。

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