賃貸マンションの開かずの間問題!1LDKなのに部屋に入れない?対処法と注意点

先日知り合いが一人暮らしをするという事で賃貸マンションを契約したんですが、その中で不思議な話を聞きました。 マンションの内覧に行った際、1LDKと言われていたのに洋室、和室、リビングダイニングの部屋を見せられ、広くていいとここに決めたのですが、実際引越しすると、洋室のドアノブが外され南京錠で鍵をかけられ洋室に入れないようになっていました。 不動産屋に文句を言ったら「あなたは1LDKで契約したから。内覧した際に聞けば話をしていた。洋室を使いたかったら後2万円払え」 と言われたそうです。 ここで不動産屋関係に勤めてる人に質問ですが、 部屋の中に開かずの部屋を作って貸すみたいなのは普通によくある事なのですか?

賃貸マンションにおける「開かずの間」問題とは?

賃貸マンションで「開かずの間」が存在する、という問題は、残念ながら決して珍しいケースではありません。今回のケースのように、契約内容と実際の部屋の状況に食い違いがある場合や、収納スペースとして利用できない部屋が封鎖されているケースなど、様々な状況が考えられます。 この問題は、入居者にとって大きなストレスとなり、快適な生活を妨げる可能性があります。 特に、内覧時に部屋の全容を把握できなかった場合、後からトラブルに発展するリスクも高まります。 今回のケースでは、1LDKと説明されながら、実際には使用できない部屋が存在し、追加料金を請求されている点が問題です。

「開かずの間」は法律的に問題ないのか?

結論から言うと、必ずしも違法ではありません。 しかし、契約内容と実際の状況に大きな乖離がある場合、問題となる可能性があります。 賃貸借契約においては、物件の状況について正確な説明が義務付けられています。 内覧時に「開かずの間」の存在について説明がなく、契約書にも記載がないにも関わらず、後から追加料金を請求するのは、不当な請求とみなされる可能性が高いです。 特に、今回のケースのように、部屋の広さや構成について誤解を招くような説明があった場合は、契約の無効を主張できる可能性も考えられます。

不動産会社側の言い分と入居者の権利

不動産会社は「1LDKで契約したから」と主張していますが、これは必ずしも正当な理由とは言えません。 1LDKという表記は、通常、居住可能な部屋の数を示すものであり、使用できない部屋の存在は明確に説明する必要があります。 内覧時に説明があったとしても、その説明が十分に理解できるものであったかどうか、契約書に明記されていたかどうかが重要になります。 入居者は、契約前に物件の状況を正確に把握する権利を持ちます。 もし、不当な扱いを受けたと感じた場合は、消費者センターや弁護士などに相談することをお勧めします。

「開かずの間」問題を回避するための具体的な対策

このようなトラブルを回避するためには、契約前に以下の点を注意深く確認することが重要です。

  • 内覧を十分に行う: 部屋の隅々まで確認し、写真や動画で記録しておきましょう。特に、ドアや窓、収納スペースなど、普段見落としがちな部分にも注意が必要です。
  • 契約書を丁寧に読む: 契約書には、物件の状況、設備、使用できる範囲などが詳細に記載されているはずです。不明な点があれば、不動産会社に確認しましょう。
  • 質問を積極的に行う: 内覧時や契約時に、少しでも疑問に思う点があれば、遠慮なく質問しましょう。 特に、部屋の広さや構成、使用できない部分などについては、明確な説明を求めることが重要です。
  • 証拠を確保する: 内覧時の写真や動画、契約書のコピーなどを保管しておきましょう。トラブル発生時に、重要な証拠となります。
  • 専門家への相談: 不安な場合は、弁護士や不動産会社に詳しい人に相談しましょう。 専門家のアドバイスを受けることで、適切な対応を取ることができます。

専門家(弁護士)の視点

弁護士の視点から見ると、今回のケースは、不動産会社による重要な情報の不開示、ひいては契約不適合の可能性があります。 契約書に「開かずの間」の存在が明記されていなければ、不動産会社は契約上の義務違反を犯している可能性があります。 入居者は、契約解除や損害賠償請求といった法的措置を取ることも検討できるでしょう。 ただし、法的措置を取る前に、まずは不動産会社と話し合い、解決を試みるのが一般的です。 話し合いがうまくいかない場合は、弁護士に相談し、法的措置を検討することが必要になります。

インテリアとの関連性:開かずの部屋を有効活用するアイデア(もし使用可能になった場合)

もし、交渉の結果、「開かずの間」を使用できるようになった場合、そのスペースをどのように活用するかを考える必要があります。 インテリアの観点から、いくつかの活用方法を提案します。

  • ウォークインクローゼット: 広さによっては、大容量のウォークインクローゼットとして活用できます。 収納術を工夫することで、より多くの衣類や小物を収納できます。グレーの壁や棚と、白やアイボリー色の収納ボックスを組み合わせると、すっきりとした印象になります。
  • 書斎やワークスペース: 静かな空間が必要な書斎やワークスペースとして活用できます。 グレーの壁に、木製のデスクや椅子を配置することで、落ち着いた雰囲気を作ることができます。
  • 趣味の部屋: コレクションを展示したり、趣味の作業を行うスペースとして活用できます。 部屋の雰囲気に合わせて、適切なインテリアを選びましょう。例えば、植物を飾ったり、落ち着いた色の家具を選べば、リラックスできる空間になります。
  • 収納スペース: 物置として活用することで、リビングや寝室のスペースを広く使うことができます。 グレーの収納ボックスなどを活用すれば、見た目もすっきりとした印象になります。

まとめ

賃貸マンションの「開かずの間」問題は、入居者にとって大きなストレスとなります。 契約前に十分な確認を行い、トラブルを未然に防ぐことが重要です。 もしトラブルが発生した場合でも、諦めずに、消費者センターや弁護士などに相談しましょう。 そして、もし使用できるようになったら、その空間を有効活用し、快適な生活空間を創造しましょう。

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