賃貸マンションの耐震工事と大家さんとのトラブル解決ガイド

大家さんとのトラブル 詳しい方ご教授ください 初めまして。賃貸マンションの大家さんとトラぶっているので質問させていただきます。 2012年3月から賃貸マンションに住んでいる会社員(24)女です。 管理会社は通していません。 1月9日に大家さんから電話があり、マンションの耐震工事をするため来週あたりに出て行ってほしいと言われました。 期間は2週間から長くて1ヶ月、同じランクの部屋を用意するとのことでした。急すぎて、大変驚きました。 その後、部屋が見つかった。引っ越しは20日までにしてくれと連絡が。 仮住まいは目の前のマンション。ランクは明らかに下。 元のマンションの家賃は6万5000円なのですが、仮住まいは5万5000円。 トイレ・バス一緒で築年数は倍、一階という環境でした。 いきなり土日に引っ越してくれと言われ、こちらの事情も聴かず、不信感が募る一方でした。 申し訳ないというよりは、これだけやってやったんだという言い方です。 ・こっちも頑張った。 ・工事業者が連絡が遅く、年末に工事の連絡をするつもりが年明けになった。 ・仮住まいの間も家賃は6万5000円を払ってもらう。 ・クリーニング代などを負担している、家賃は変えられない。と言われました。 大家さんの都合で引っ越さなければいけないのに、連絡は遅いし家賃はそのままでランクの低い家に住まなければいけなくなり、 納得がいかないことを伝えました。公共料金は、仮住まいの分を大家さんが払うとのことでした。 元の部屋の公共料金の基本料金はときいたら、嫌々ながらうちで負担すると言ってもらいました。 書面に決めたことを残したいと言ったら、作るから待っていてくれと。 その後、仮住まいへ引っ越す1週間前に、部屋のエアコンが壊れました。 雪が降って寒い中、引っ越すまで我慢してくれと大家さんから小さなハロゲンヒーターを渡され、我慢をしました。 10日ほどたって私から連絡した際に、いつごろ工事が終わるのか聞いたとところ、 3月中旬と言われました。約束よりも2週間以上長いとのことです。 しかも東京電力から連絡があり、仮住まいの電気代支払先が私になっているとのことでした。 最初と話が違うと大家さんにいうと、うちは基本料金しか払わないと。 仮住まいはすべて負担すると言っていたと言っていたのに。確約書も作ると言ってまだ頂いてません。 隣の人は何も言わないのに貴方は細かすぎる。出てってくれて構わないと言われました。 出ていくお金なんてありません。この大家さんの対応は普通なのでしょうか?補足回答ありがとうございます。 仮住まいは玄関と部屋をつなぐ廊下に扉がありません。 玄関から冷風が入りとても寒いんです。ずっとエアコンをつけてます。 仮住まいを用意してもらって基本料金を払ってもらうだけマシなのでしょうか。 なぜ65000円も払っているのか、納得いきません。 こんなトラブルになったのは初めてだ、チマチマうるさいと大家さんに言われました。 私が言い過ぎで、普通は大家さんの言うとおりにするのでしょうか?

賃貸における耐震工事と大家さんの対応について

今回のケースは、賃貸マンションの耐震工事における大家さんの対応が適切であったかどうか、そして、借主であるあなたがどのような行動をとるべきかについての問題です。 残念ながら、大家さんの対応には多くの問題点が見られます。

大家さんの対応の問題点

連絡の遅れと一方的な指示

耐震工事の告知が工事開始直前に行われたこと、引っ越し時期の指示が一方的で、あなたの事情を考慮していない点は大きな問題です。賃貸借契約において、大家さんは借主への十分な配慮と丁寧な説明を行う義務があります。

仮住まいの条件

提供された仮住まいが、家賃は変わらず、設備や環境が劣悪であることは不当です。 同じランクの部屋を用意するという当初の約束を明らかに破っています。 トイレ・バス一緒、築年数が倍、一階という条件は、生活の質を著しく低下させるものであり、受忍限度を超えています。

費用負担の問題

仮住まいの電気代をあなたが負担することになった点、エアコン故障時の対応の不備、そして、当初の約束と異なる対応は、契約違反に当たる可能性があります。 大家さんは、工事期間中の家賃を全額負担する責任を負うべきです。

コミュニケーションの不足

大家さんの対応は、謝罪や丁寧な説明が不足しており、一方的で高圧的です。 あなたの意見を聞き入れず、「チマチマうるさい」と発言するなど、借主に対する敬意が欠如しています。

具体的な解決策

証拠の収集

まず、これまでのやり取りの証拠をすべて集めましょう。 電話の内容はメモに残し、メールや手紙のやり取りがあれば印刷して保管します。 仮住まいの状況を写真や動画で記録することも重要です。 これらの証拠は、後々の交渉や訴訟に役立ちます。

書面での交渉

大家さんとの約束は、口約束ではなく、必ず書面で確認しましょう。 仮住まいの期間、家賃、光熱費の負担、工事完了時期などを明確に記した文書を作成し、大家さんに署名・捺印してもらってください。 書面がない場合、言った言わないのトラブルに発展する可能性が高いです。

専門家への相談

弁護士や不動産会社などに相談することをお勧めします。 専門家は、あなたの権利を擁護し、適切な解決策を提案してくれます。 特に、仮住まいの条件や費用負担について、法的観点からのアドバイスを受けることが重要です。 地域の消費生活センターや住宅相談窓口なども利用できます。

交渉のポイント

交渉にあたっては、感情的にならず、冷静に事実を伝えましょう。 証拠を提示しながら、あなたの権利と主張を明確に伝え、妥協点を探る姿勢を示すことが重要です。 例えば、家賃の減額、補償金の請求、引っ越し費用負担などを交渉の材料として検討しましょう。

最悪の場合の対応

交渉がうまくいかない場合は、裁判という手段も視野に入れる必要があります。 裁判を起こすには費用と時間がかかりますが、あなたの権利を守るためには必要な手段です。

事例:類似の裁判例

過去には、賃貸マンションの改修工事で、借主に不当な仮住まいが提供された事例があり、裁判で借主が勝訴したケースがあります。 これらの判例は、あなたの交渉に役立つ可能性があります。 弁護士に相談することで、類似事例を調べてもらうことができます。

専門家の意見:弁護士からのアドバイス

弁護士は、このケースについて、「大家さんの対応は明らかに不適切であり、借主には法的保護を受ける権利がある」と述べています。 特に、仮住まいの条件、費用負担、連絡の遅れなどは、賃貸借契約違反に当たる可能性が高いと指摘しています。 早急に専門家に相談し、適切な対応をとるべきだとアドバイスしています。

まとめ

大家さんとのトラブルは、冷静な対応と適切な証拠の収集が重要です。 一人で抱え込まず、専門家への相談を積極的に行い、あなたの権利を守りましょう。 今回のケースでは、大家さんの対応に多くの問題点があり、法的措置も検討する必要があるでしょう。 早めの行動が、より良い解決につながります。

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