賃貸マンションの窓ガラス破損!台風被害の修理費用は誰が負担?

東京のUR都市機構のマンションに賃貸で住んでます、9月16日の午前中に台風の影響でリビングからテラスを隔てる大きな窓ガラスに飛来してきた物体が衝突して、窓ガラスが割れてしまいました。 UR都市機構の管理センターに連絡したところ、自己負担で修理しろと一方的に言われ、部屋に見にも来てもくれません。何度かしつこく連絡したらしぶしぶ明日、見に来てくれる様になりました。 管理センターに何度か連絡したのですが、窓ガラスの破損は住んでる人に修理する義務が契約書に書いてあると言われ、一方的過ぎて納得がいきません。 窓ガラスは横3m✖縦2mの大きな窓ガラスの2重ガラスで、外側のガラスが破損してます。大きい窓ガラスなので、治すなら15万〜20万円位かかると思います。 震災や台風の天災による破損で、賃貸で自分の所有物ではない建物なんですが本当に自己負担で窓ガラスを治さないといけないのでしょうか? ちなみに飛来してきた物体は衝撃でテラスにこなごなになってます。部屋は最上階です。もちろんテラスには何も置いてないので外部から飛来してきた物体です。 とうしたら良いか教えて下さい。よろしくお願いします。

賃貸マンションにおける窓ガラス破損の責任と費用負担

台風などの自然災害による窓ガラスの破損は、多くの場合、賃貸借契約の内容によって責任と費用負担が異なります。UR都市機構のマンションの場合でも、契約書の内容をよく確認する必要があります。契約書に「借主の故意または過失による損害を除き、建物の修繕は貸主の責任とする」といった条項があれば、今回のケースは貸主(UR都市機構)が修理費用を負担する可能性が高いです。

しかし、契約書に具体的な記載がない場合や、借主の責任を問う条項がある場合は、状況が複雑になります。今回のケースのように、台風という不可抗力による損害であることを明確に示すことが重要です。

1. 契約書の内容を確認する

まず、賃貸借契約書を改めて確認しましょう。特に、修繕義務に関する条項不可抗力による損害に関する条項に注目してください。専門用語が使用されている場合、理解できない部分があれば、弁護士や不動産会社に相談することをお勧めします。

2. 写真や証拠を収集する

窓ガラスの破損状況、飛来物の破片、台風の状況を示す天気予報などの証拠となる資料を写真や動画で記録しておきましょう。これらの証拠は、後々の交渉や紛争解決に役立ちます。

3. UR都市機構との交渉

UR都市機構の担当者と冷静に話し合い、契約書の内容に基づいた適切な対応を求めましょう。台風の影響による不可抗力であることを強調し、修理費用負担の妥当性を主張します。 交渉の際には、収集した証拠資料を提示し、客観的な事実を伝えることが重要です。

4. 第三者機関への相談

UR都市機構との交渉がうまくいかない場合は、消費者センターや弁護士に相談することを検討しましょう。消費者センターでは、紛争解決のための助言や仲介を行ってくれます。弁護士に相談すれば、法的観点からのアドバイスを受け、必要に応じて法的措置をとることも可能です。

5. 保険の確認

ご自身が加入している火災保険や家財保険を確認しましょう。これらの保険の中には、自然災害による建物損害を補償するものが含まれている場合があります。保険の内容を精査し、今回の窓ガラス破損が保険適用となる可能性を検討しましょう。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士に相談することで、契約書の内容を正確に解釈し、法的根拠に基づいた主張を行うことができます。特に、UR都市機構との交渉が難航する場合や、法的措置が必要となる場合は、弁護士の専門的な知識と経験が不可欠です。弁護士費用はかかりますが、高額な修理費用を負担するリスクを考えると、弁護士への相談は有効な手段と言えるでしょう。

具体的なアドバイス:交渉を円滑に進めるために

* 冷静に事実を伝える:感情的にならず、客観的な事実を淡々と伝えましょう。
* 証拠を提示する:写真や動画、天気予報などの証拠資料を提示することで、主張の信憑性を高めます。
* 文書で記録を残す:UR都市機構とのやり取りは、すべて文書で記録しておきましょう。メールや手紙で連絡を取り、内容を確認してもらうことをお勧めします。
* 交渉の期限を設定する:いつまでに結論を出すのか、期限を明確にしましょう。
* 専門家の協力を得る:交渉が難航する場合は、消費者センターや弁護士に相談しましょう。

インテリアへの影響と対策

大きな窓ガラスの破損は、インテリアにも大きな影響を与えます。修理までの間、プライバシー保護寒さ対策など、一時的な対策が必要となるでしょう。例えば、仮のカーテンやボードを設置することで、プライバシーを守り、冷気を遮断することができます。また、修理後には、窓ガラスの飛散防止フィルムを貼ることで、同様の事故のリスクを軽減できます。

まとめ

賃貸マンションにおける窓ガラスの破損は、契約書の内容や状況によって責任と費用負担が異なります。まずは契約書を確認し、証拠を収集してUR都市機構と交渉を行いましょう。それでも解決しない場合は、消費者センターや弁護士に相談することをお勧めします。今回の経験を活かし、窓ガラスの破損防止対策を検討し、安心して暮らせる住環境を築きましょう。

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