賃貸マンションの現状とクリーニングについて:入居前に確認すべきポイント

賃貸マンション契約前なのですが、部屋を見にいった時入った瞬間少し臭いが気になりクロスは張り替えてなく汚れていて、お風呂も浴槽、パッキンの黒カビで汚れ、キッチンのフローリングは少しはげていて補修なし、リビングキッチンはタバコの臭いとあげたらキリがありませんが、まだクリーニング前だと思っていました。不動産屋に言ったところ、確認しますとのことで、答えはクリーニング済み。お風呂は再度確認に行くとのこと。フローリングのはげはワックスはちゃんと塗ってありますとのことですげ普通は傷補修しないのでしようか?クロスは洗浄したとのことですがあまりキレイになってません。エアコンをつけてあった部分も張り替えてなく、エアコンを取り付ければかかれるので汚れは目立ちませんよと言われ、そんなことってあるのでしょうか?最初に高いお金を支払うのでキレイな状態で入居したいです。せめてキッチンとリビングだけでもクロスを張り替えてもらいたいのですがどうなんでしょうか?間取りや日当たりはよく、部屋の汚れだけ気になります。どなたか詳しい方教えてください。

賃貸物件の現状とクリーニング:入居前のチェックポイント

賃貸マンションの契約前に、気になる汚れや臭い、そしてクリーニングの状況について不安を感じているとのこと、ごもっともです。高額な契約を結ぶ前に、納得のいく状態であるかを確認することは非常に重要です。今回のケースでは、いくつかの問題点が指摘されていますので、一つずつ詳しく見ていきましょう。

臭い、クロス、浴室、フローリング、タバコ臭の問題点

まず、入居前の物件の状態についてですが、現状回復義務を理解することが大切です。一般的に、原状回復義務とは、借主が賃貸物件を借りた時の状態に戻す義務のことです。ただし、これは「通常の使用による損耗」を除きます。今回のケースでは、タバコ臭、クロス汚れ、浴室のカビ、フローリングの剥がれなどは、通常の使用による損耗とは言い難い部分があります。

特に、タバコ臭は深刻な問題です。タバコ臭は、壁や床、家具などに染み込みやすく、消臭が非常に困難です。通常のクリーニングでは完全に除去できない可能性が高く、健康面への影響も懸念されます。

クロスの汚れについても、洗浄だけでは不十分な場合があります。ひどい汚れやシミ、破れがある場合は、張り替えを要求する権利があります。

浴室のカビは、健康被害にもつながるため、徹底的な清掃が必要です。パッキンの黒カビは、放置するとカビの繁殖が加速し、悪臭や健康被害につながる可能性があります。

キッチンのフローリングの剥がれについても、ワックスで補修するだけでは、見た目も悪く、機能面にも問題が生じる可能性があります。

不動産会社との交渉:具体的な対応策

不動産会社は「クリーニング済み」と回答していますが、現状と説明に食い違いがあるため、再度、具体的な問題点を指摘し、改善を求める必要があります。

具体的な交渉のステップは以下の通りです。

  • 写真や動画で証拠を確保する:物件の状態を写真や動画で記録しておきましょう。これは、後々の交渉において非常に有効な証拠となります。
  • 具体的な改善要求を伝える:「クロス張り替え」「浴室清掃(パッキン含む)」「フローリング補修」など、具体的な改善要求を明確に伝えましょう。特に、タバコ臭については、専門業者による消臭を要求するのも有効です。
  • 書面での確認:口頭での約束だけでなく、改善内容を書面で確認しましょう。メールや契約書への追記など、証拠を残すことが重要です。
  • 交渉期限を設定:いつまでに回答を得るか、期限を設定しましょう。期限までに回答がない場合は、契約をキャンセルするなどの選択肢も検討しましょう。
  • 必要に応じて専門家へ相談:交渉が難航する場合は、弁護士や不動産会社に相談することを検討しましょう。

専門家の視点:クリーニングと原状回復

賃貸物件のクリーニングと原状回復については、専門家の意見を参考にすることが重要です。一般的に、入居時のクリーニングは、「入居可能な状態」にすることを目的としています。しかし、「新品同様の状態」を期待するのは難しいでしょう。

しかし、今回のケースのように、明らかに通常の使用による損耗を超える汚れや破損がある場合は、不動産会社に改善を求める権利があります。

理想的な入居前の状態:快適な生活を送るために

快適な生活を送るためには、入居前に物件の状態をしっかりと確認し、納得のいく状態にしてもらうことが大切です。

妥協しないことが重要です。最初に高いお金を支払うのですから、清潔で快適な住環境を手に入れる権利があります。

まとめ:交渉を諦めず、快適な住まいを手に入れましょう

賃貸物件の契約は、大きな決断です。今回のケースのように、入居前に問題点が見つかった場合は、交渉を諦めずに、快適な住まいを手に入れましょう。写真や動画などの証拠をしっかり確保し、具体的な改善要求を伝え、書面での確認を怠らないようにしましょう。それでも解決しない場合は、専門家への相談も検討してください。

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