賃貸マンションの火災保険料73万円は高すぎる? 見直しと節約術

大至急アドバイス求む!賃貸マンション1棟の掛け捨て火災保険5年で73万円は高い? 母が6階建ての鉄筋コンクリートの賃貸併用住宅を持っています。 築38年。40坪弱で1フロアに2部屋ずつ(30平米と40平米)。エレベーター無し。 1階は事務所×2。 2階は事務所1(30平米)と和食店1(40平米)。 3階は賃貸住居×2。 4階は賃貸住居×2。 5階6階は自宅住居。 11月26日が5年の満期で明日に更新の契約に保険屋さんが来ます。 一括払いで約73万円(新たに5年で)です。 5年まえに見直しで現在のあい○い損保に切り替え、今回初の更新です。 母は、すっかり忘れてたうえに証書も見つけられず、5年前にいくら払ったかも忘れ、 こんなに掛かるものなのかしらと私に相談してきました。 ちなみに飲食店の割合は全部には掛かっていません。 見直しの際に安くなったから切り替えたのだと思いますが、保険も年々改正されてますし、 また見直したほうが良いのでしょうか? 時間がないので1年契約だけとりあえずして、ゆっくり考えたほうが良いのか? 金額が妥当なのか教えてください。 保険会社は5時閉店が多くて困りました。補足マンション経営の方!!保険の専門家の方!! どなたでもアドバイスお願いします。

73万円の火災保険料は高い? 賃貸マンション保険の見直しポイント

6階建て鉄筋コンクリート造、築38年の賃貸併用住宅の火災保険料が5年契約で73万円というのは、現状の情報だけでは高いか安いか判断できません。しかし、すぐに契約をせずに、まずは複数の保険会社に見積もりを依頼することが重要です。 73万円という金額は、建物の構造、築年数、用途、そして保険内容によって大きく変動します。

保険料が高額な理由を分析する

保険料が高額な可能性のある要因をいくつか見ていきましょう。

  • 築年数:築38年という点は、保険会社にとってリスクが高いと判断される可能性があります。建物の老朽化による火災リスクが高まるため、保険料が高くなる傾向があります。
  • 建物構造:鉄筋コンクリート造は木造に比べて耐火性が高いですが、規模が大きく、延べ床面積が広いほど保険料は高くなります。
  • 用途:賃貸併用住宅で、事務所や飲食店が入居している点も保険料に影響します。特に飲食店は火災リスクが高いとみなされるため、保険料が上乗せされる可能性があります。今回は飲食店が一部のみとのことですが、その割合や、厨房設備の状況なども重要です。
  • 保険内容:補償内容が充実しているほど、保険料は高くなります。地震保険が含まれているか、借家人賠償責任保険が含まれているか、なども確認しましょう。
  • 保険会社:保険会社によって保険料設定が異なるため、複数の会社を比較検討することが大切です。

賃貸マンションの火災保険の見直し手順

明日保険会社の方が来られるとのことですが、まずは契約を急がずに、以下の手順で保険の見直しを行いましょう。

1. 現在の保険証券を確認する

保険証券を探し、補償内容、保険金額、保険期間、支払済みの保険料などを確認します。過去の保険料と比較することで、今回の保険料が妥当かどうかを判断する材料になります。

2. 複数の保険会社に見積もりを依頼する

少なくとも3社以上の保険会社に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。インターネットで簡単に比較できるサイトもありますので活用しましょう。比較サイトを利用する際は、正確な情報を入力し、比較条件を統一することが重要です。 見積もり依頼の際には、建物の詳細情報(構造、築年数、延べ床面積、用途など)を正確に伝えましょう。

3. 保険内容を精査する

見積もりを比較する際には、保険料だけでなく、補償内容にも注目しましょう。同じ保険料でも、補償内容が異なる場合があります。必要最低限の補償内容で保険料を抑えることも可能です。例えば、地震保険は別途検討する、などです。

4. 1年契約で様子を見るのも選択肢

時間がない場合は、とりあえず1年契約で更新し、その間にじっくりと保険の見直しを行うのも一つの方法です。ただし、1年契約は、5年契約に比べて保険料が高くなる可能性があることを考慮しましょう。

5. 専門家への相談

保険に関する専門知識がない場合は、保険代理店やファイナンシャルプランナーなどに相談してみるのも良いでしょう。専門家のアドバイスを受けることで、最適な保険プランを選択することができます。

具体的な節約策

保険料を節約するための具体的な方法をいくつかご紹介します。

  • 不要な補償の削減:本当に必要な補償内容だけを選択することで、保険料を節約できます。例えば、すでに他の保険でカバーされている補償は不要かもしれません。
  • 免責金額の引き上げ:免責金額とは、保険金が支払われる際の自己負担額のことです。免責金額を引き上げることで、保険料を安くすることができます。ただし、免責金額が高すぎると、いざという時に大きな負担となる可能性があるので、注意が必要です。
  • 建物のメンテナンス:建物の老朽化は火災リスクを高めます。定期的なメンテナンスを行うことで、保険料の値上がりを抑えることができます。また、メンテナンス履歴は保険会社に提示することで、保険料の軽減に繋がる可能性があります。
  • リスク軽減策の実施:火災報知器の設置、消火器の備え付けなど、火災リスクを軽減するための対策を行うことで、保険料の割引が適用される場合があります。

専門家の視点:保険代理店からのアドバイス

多くの保険代理店は、複数の保険会社と提携しており、お客様のニーズに合った最適な保険プランを提案できます。 今回のケースでは、築年数や建物の用途、そして飲食店の存在など、リスク要因が複数存在します。 そのため、単独で保険会社に問い合わせるよりも、保険代理店に相談することで、より適切な保険プランと保険料の提示を受けることができるでしょう。 保険代理店は、お客様にとって最適なプランを提案するだけでなく、保険契約に関する手続きや手続き後のサポートも行います。

まとめ

73万円という保険料は、現状の情報だけでは高いか安いか判断できません。しかし、複数の保険会社に見積もりを依頼し、保険内容を比較検討することで、より適切な保険プランを選択することが可能です。 時間がない場合でも、とりあえず1年契約で更新し、その間にじっくりと見直しを行うのも良いでしょう。専門家への相談も有効な手段です。 焦らず、冷静に検討し、最適な保険プランを選びましょう。

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