賃貸マンションの湿気対策:東向きの寝室の湿度が高い原因と解決策

賃貸マンションの湿度に付いて。西向きと東向の部屋を借りていますが、東向の部屋の湿度が高くて困っています。 どのような事が原因なのでしょうか?また、なにか良い対策法はありませんでしょうか? 現在10階建てマンションの3階3LDKに住んでいます。リビングは西向きで寝室が東向です。寝室は日当たりが悪く、リビングは西日が当たります。季節を問わずリビングに比べて寝室の湿度が非常に高く困っております。 冬季の温度は寝室が15度程度だとするとリビングは暖房を含めて21度程度としております。 リビングは加湿を行わないで40%程度の湿度ですが、寝室は80%程度まで湿度が上がってしまいます。 窓を開け換気を行うと40%以下まで落ちますが、喚起を止めると半日ほどで湿度が戻ってしまいます。 配管等の漏れは無いと思います。夏季ももちろん高湿度です。 測定にはデジタル温湿度計を使用しました。 カビ等が心配なのですが何が原因なのでしょうか?又、なにか良い改善方法はありませんでしょうか? 吸い取りぞうさんや除湿器は金銭的にばかにならないので(やってもやっても直ぐに戻ってしまうため)、 他の方法がありましたらご教授して頂きたいと思います。 よろしくお願いします。

東向きの寝室の高湿度問題:原因を探る

10階建てマンション3階3LDK、リビング(西向き)と寝室(東向き)の湿度差に悩まれているとのこと、大変お困りでしょう。リビングの湿度が40%に対し、寝室が80%に達するというのは、明らかに異常です。配管漏れがないと判断されているので、他の原因を探る必要があります。

考えられる原因

* 日照不足と通風の悪さ:東向きの寝室は、西向きのリビングと比べて日当たりが悪く、部屋が冷えやすい傾向にあります。冷たい空気は湿気を抱え込みやすいため、湿度が高くなりやすいのです。さらに、通風が不十分だと湿気がこもり、高湿度状態が維持されてしまいます。3階という位置も、風の通り道になりにくい可能性があります。
* 結露:特に冬場、室温と外気温の差が大きいと、窓や壁に結露が発生しやすくなります。この結露から発生する水分が、室内の湿度を上昇させる大きな要因となります。
* 生活習慣:洗濯物を室内干ししている、植物を多く置いている、調理中に窓を閉めているなど、生活習慣も湿度上昇に影響を与えます。
* 建物の構造:建物の構造や断熱性にも原因がある可能性があります。古い建物や断熱性の低い建物は、湿気がこもりやすい傾向があります。

効果的な対策:費用を抑えながら湿度をコントロール

除湿器や吸水シートは費用対効果が低いと感じているとのことですので、まずは費用を抑えながらできる対策から試してみましょう。

1. 換気:こまめな換気で湿気を排出

最も効果的なのは、こまめな換気です。窓を開けて空気の入れ替えを行うことで、湿気を外に排出できます。

* 時間帯:午前中や夕方は風通しが良いため、積極的に換気しましょう。
* 方法:窓を2箇所開けて、空気の流れを作るのがポイントです。
* 工夫:換気扇を併用することで、より効果的な換気が期待できます。

2. 室内干し対策:洗濯物の干し方を見直す

洗濯物を室内干しすると、大量の湿気が発生します。

* 浴室乾燥機:浴室乾燥機があれば、積極的に利用しましょう。
* 工夫:扇風機を使って風を当てると、乾燥が早まります。
* 場所:寝室以外で干す、脱水時間を長くするなど工夫が必要です。

3. 寝室の温度管理:室温を上げる工夫

寝室の温度が低いと、湿気がこもりやすくなります。

* カーテン:厚手のカーテンで保温性を高めましょう。
* 敷物:カーペットやラグを敷くことで、床からの冷気を防ぎます。
* 暖房:エアコンやヒーターで室温を上げることも有効です。ただし、暖房をつけっぱなしは電気代がかさむため、こまめな温度調整を心がけましょう。

4. 除湿効果のあるアイテム:手軽に導入できるアイテム

除湿器は高価ですが、手軽に導入できる除湿アイテムもあります。

* 除湿剤:クローゼットや押入れなどに置くことで、湿気を吸収します。
* 炭:炭は湿気を吸収する効果があります。寝室に置いておくのも良いでしょう。
* 観葉植物:一部の観葉植物には、空気中の水分を吸収する効果があります。ただし、効果は限定的です。

5. 定期的な清掃:カビの発生を防ぐ

高湿度はカビの発生リスクを高めます。定期的な清掃は必須です。

* 窓拭き:窓の結露を拭き取ることで、カビの発生を防ぎます。
* 壁の清掃:壁のカビを発見したら、すぐに除去しましょう。
* 換気扇の清掃:換気扇は定期的に清掃しましょう。

6. 専門家への相談:それでも改善しない場合

上記の方法を試しても改善しない場合は、不動産会社や専門業者に相談することをお勧めします。建物の構造的な問題や、目に見えない漏水などが原因の可能性もあります。

まとめ:多角的なアプローチで快適な寝室環境を

東向きの寝室の高湿度問題は、日照不足、通風不良、生活習慣など、複数の要因が複雑に絡み合っている可能性があります。そのため、単一の対策ではなく、換気、温度管理、除湿、清掃など、多角的なアプローチで改善していくことが重要です。まずは手軽な対策から始め、それでも改善しない場合は専門家の意見を聞きましょう。快適な寝室環境を取り戻し、健康的な生活を送ってください。

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