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賃貸マンションにおける水漏れトラブルと対応
入居直後から相次ぐ水漏れトラブル、そして管理会社による不十分な対応に、強いストレスを感じていることと思います。 洗面台の水漏れが繰り返し発生し、私物に被害が出ている状況は、明らかに管理会社の責任と言えるでしょう。 電気系統の不具合も合わせて報告されていることから、建物の老朽化や施工不良の可能性も考慮しなければなりません。
1. 水漏れ被害と損害賠償
重要なのは、証拠の確保です。 水漏れによる被害状況を写真や動画で記録しましょう。 濡れた荷物、損傷した物品なども全て撮影し、日付と時刻を記録しておきましょう。 管理会社とのやり取り(電話やメール)の記録も重要です。 これらの証拠は、後々の交渉や訴訟において非常に有効な証拠となります。
2. 管理会社への対応
今日の16時の訪問では、冷静かつ毅然とした態度で対応しましょう。 これまでの経緯を改めて説明し、以下の点を明確に伝えましょう。
- 繰り返し発生する水漏れにより、私物が損傷し、使用不能になったこと。
- 損害賠償を請求すること。
- 洗面台の交換を改めて強く求めること。
- 電気系統の不具合についても、改めて修理を依頼すること。
「わかりました、直すことは直しているし物に関しての保証は出来ませんし交換もできませんので納得いかないなら訴えて下さい」という発言は、管理会社の責任逃れです。 この発言を録音したりメモを取ったりするのも有効です。
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3. 訴訟の可能性
管理会社が責任を認めず、損害賠償や洗面台交換に応じない場合は、弁護士に相談することをお勧めします。 賃貸借契約に基づき、管理会社には居住者の安全と快適な居住環境を確保する義務があります。 繰り返し発生する水漏れは、この義務違反に当たると考えられます。 弁護士は、証拠に基づいて適切な法的措置をアドバイスしてくれます。
4. 洗面台の割れについて
入居時に洗面台の割れを指摘していたにもかかわらず、対応されなかった点は問題です。 これは、瑕疵担保責任の問題に該当する可能性があります。 瑕疵担保責任とは、売買契約や賃貸借契約において、物件に隠れた欠陥があった場合、売主や貸主が責任を負うというものです。 入居前に指摘していたにもかかわらず、放置された状態は、管理会社の責任を問える可能性があります。
5. 専門家の意見
水漏れは、素人判断では原因特定が難しい場合があります。 管理会社が「パッキンを締め直しただけ」で済ませている状況は、根本的な原因の究明が不足している可能性が高いです。 専門の業者(水道工事会社など)に点検を依頼することを検討しましょう。 専門家の意見は、管理会社との交渉において強い味方になります。
具体的なアドバイス
* 証拠をしっかり残す: 写真、動画、修理依頼記録、管理会社とのやり取り記録などを全て保存しましょう。
* 冷静に対処する: 感情的にならず、事実を淡々と伝えましょう。
* 書面で請求する: 内容証明郵便で損害賠償請求と洗面台交換の要求を送りましょう。
* 弁護士に相談する: 管理会社が対応しない場合は、弁護士に相談して法的措置を検討しましょう。
* 専門業者への依頼: 水漏れ原因の特定と修理を専門業者に依頼し、その報告書を証拠として活用しましょう。
まとめ
今回のトラブルは、管理会社の不適切な対応と建物の老朽化・施工不良の可能性が考えられます。 冷静に証拠を集め、管理会社と交渉し、必要であれば弁護士に相談しましょう。 あなたの権利を守るため、積極的な行動が重要です。 引っ越し直後のトラブルは辛いですが、諦めずに解決に向けて進んでいきましょう。