賃貸マンションの水圧が弱い！原因と解決策

賃貸マンションの水圧が急激に弱くなり、シャワーにすると１分くらいたつと、お湯が水になってしまいます。不動産や大家さんに言っても、きちんと対応してもらえず、なおしてもらえません。どうすればいいですか？今の賃貸マンションビルに10年ほど住んでいます。このマンションは約３０年以上前に建てられています。ビルは３階建てで、一階には居酒屋が２件。２階はテナントですが、空いています。３階に５つ部屋があり、４部屋に住人がいます。私の部屋は、３階の一番奥です。水道ですが、１階と２階は下のタンク（ポンプ？）を使っており、３階は屋上のタンク（ポンプ？）を使っているそうです。３日前から急に水道の圧が弱くなりました。台所、お風呂、トイレ、洗濯機の蛇口と家のすべての水圧があきらかに弱くなっています。特にお湯の方は出が弱く、シャワーで使っているとすぐ水になってしまいます。このように水圧が変化するのは、今回が初めてではありません。急激に水圧が異常に強くなったり、弱くなったりします。それもある日突然なり、半年ほどその状況が続きます。前回は、やはり今くらいから春先まで非常に弱く、その後３日前までは異常に強い水圧でした。うちはユニットバスなので基本シャワーで、お湯をためることはできません。しかし、いまの状態では、シャワーにすると１分くらいすると水になってしまい、そうなると、一度蛇口を閉め、また開けて、お湯になるまで待つ。といった状況です。シャンプーを流す間に３回ほどそれを繰り返さなくてはならず、非常に寒く本当に困っています。考えられる原因は何かないでしょうか？不動産に電話したら、水道屋さんに連絡し、みてもらったのですが、「原因が分からない」ということでした。次に、このマンションを建てた建築業者さんがみにこられたのですが、「原因が分からない」といわれました。しかし、その後不動産からも、大家さんからもなんの連絡ももらえません。こちらから連絡するのですが、まだ調べてますので待っていてくださいといわれました。具体的に何を調べているのかとか、調べに来てる様子も見られません。このような場合、どうすればいいのでしょうか？どなたか教えてください。よろしくお願いいたします。

Contents

1 賃貸マンションにおける水圧低下問題：原因と解決策
2 考えられる原因
3 具体的な解決策
4 専門家の視点
5 具体的なアドバイス：自分でできること
6 まとめ

賃貸マンションにおける水圧低下問題：原因と解決策

長年住んでいる賃貸マンションで、水圧が弱くなるという深刻な問題を抱えているとのこと、大変お困りだと思います。特に、シャワーのお湯がすぐに水になってしまう状況は、日常生活に大きな支障をきたします。３０年以上前に建てられた建物で、階によって給水システムが異なる点も問題解決を複雑にしている可能性があります。不動産会社や大家さんへの連絡も効果がなく、現状では非常にストレスを感じていることと思います。

この問題を解決するために、考えられる原因と、具体的な対処法をステップごとに説明します。

考えられる原因

まず、水圧低下を引き起こしている可能性のある原因をいくつか考えてみましょう。

1. 給水管の老朽化

３０年以上経過している建物では、給水管の老朽化が最も考えられます。サビや腐食によって管の内径が狭まり、水の流れが悪くなっている可能性が高いです。特に、３階への給水に屋上タンクを使用していることから、経年劣化による影響が顕著に現れている可能性があります。

2. タンクやポンプの故障

屋上タンクやポンプに不具合が生じている可能性も考えられます。ポンプの能力低下や、タンク内の汚れによる水流の阻害などが考えられます。１階と２階は別のシステムを使用しているため、３階に特有の問題である可能性が高いです。

3. 水道メーターの故障

建物の水道メーターに故障が発生し、水流を制限している可能性もわずかにあります。これは、すべての蛇口で水圧が低下していることから考えられます。

4. 配管の詰まり

給水管の内部に、砂や泥などの異物が詰まっている可能性も考えられます。これは、過去に水圧が異常に強くなった時期があったことから、配管内部の状況が不安定になっている可能性を示唆しています。

5. 近隣の影響

近隣で工事などにより、一時的に水圧が低下している可能性も考えられますが、半年間も続く状況であれば、可能性は低いです。

具体的な解決策

では、現状を打破するための具体的な解決策を提案します。

1. 問題の記録と証拠集め

まずは、水圧の低下状況を記録しましょう。日付、時間、水圧の弱さ（シャワーのお湯が水になるまでの時間など）、その他気づいた点などを記録し、写真や動画で証拠を残すことが重要です。これは、後々の交渉において非常に有効な証拠となります。

2. 不動産会社・大家さんへの再交渉

記録を元に、不動産会社や大家さんに改めて状況を説明し、具体的な対応を求めましょう。「原因が分からない」という回答では不十分です。具体的な調査方法（例えば、給水管の内部検査、タンクやポンプの点検など）を提案し、調査結果の報告と、具体的な修繕計画を要求しましょう。

3. 専門業者への依頼

不動産会社や大家さんが適切に対応してくれない場合は、自ら水道工事の専門業者に連絡し、調査を依頼することを検討しましょう。調査費用は、後日不動産会社や大家さんに請求することも可能です。

4. 弁護士への相談

それでも解決しない場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。弁護士は、法的観点から適切なアドバイスを行い、必要であれば、不動産会社や大家さんに対して法的措置を取ることも可能です。

5. 他の住人への確認

同じ建物の他の住人にも、水圧の低下について聞いてみましょう。もし同じような問題を抱えている人がいれば、共同で不動産会社や大家さんに交渉することで、より効果的な解決策が見つかる可能性があります。

専門家の視点

建築士や水道設備の専門家に話を聞くと、古い建物の給水システムは、経年劣化によるトラブルが起きやすいことが分かります。特に、屋上タンクを使用している場合は、定期的なメンテナンスが不可欠です。今回のケースでは、給水管の老朽化やタンク・ポンプの故障が最も疑わしいと判断できます。専門家は、適切な調査方法を提案し、修繕計画を立案してくれるでしょう。

具体的なアドバイス：自分でできること

水圧が弱い状態でも、少しでも快適に過ごせるように、いくつかの工夫ができます。

* **節水シャワーヘッドの導入:** 節水シャワーヘッドは、水圧を上げる効果はありませんが、少ない水量でも十分なシャワー効果を得られるため、お湯がすぐに冷めるのをある程度防ぐことができます。
* **シャワーのお湯の温度調整:** お湯の温度を少し高めに設定することで、水になった時の温度変化を和らげることができます。
* **シャワー時間を短縮:** シャワー時間を短縮することで、お湯が冷めるのを防ぎ、水道代も節約できます。

まとめ

賃貸マンションの水圧低下問題は、放置すると生活の質を著しく低下させます。記録をしっかり残し、不動産会社や大家さん、必要であれば専門業者や弁護士に相談することで、必ず解決策が見つかるはずです。諦めずに、積極的に行動を起こすことが重要です。