賃貸マンションの床損傷:ソファによるクッションフロアとコンクリートの損傷と修繕費用について

いま賃貸のマンションに住んでいます。今日久しぶりにソファーの下を掃除しようとソファーを移動させたら床がえぐれていました。どうやらソファーのバネが外れ底を突き抜け、座るたびに床をガリガリ削っていたようです。住んでいる部屋はクッションフロアです。床の状態はクッションフロアは完全に削れ、その下のコンクリートも若干削れている状況です。範囲としては10×10cmくらいなのですが、この場合退去時にかかる費用はどのくらいになるでしょうか?またソファーを買った会社に請求はできますか?保証など書いてなかったので出来ないとは思うのですが、普通に座っていただけでバネが外れ床まで傷つけてしまったので、、、ご意見よろしくお願いします。

賃貸マンションの床損傷:費用と責任について

賃貸マンションでソファのバネが外れ、クッションフロアとコンクリートの床を傷つけてしまったとのこと、大変お困りのことと思います。まずは、状況を整理し、具体的な解決策を探っていきましょう。

損傷状況の確認と写真撮影

まず、損傷の状況を詳細に記録することが重要です。

  • 損傷範囲の正確な計測:10cm×10cmとありますが、定規などで正確に計測し、写真に記録しましょう。面積だけでなく、深さも記録しておくと、修理費用見積もりの際に役立ちます。
  • 複数方向からの写真撮影:損傷箇所の全体像と、詳細な状態が分かるように、複数方向から写真を撮影しましょう。特に、コンクリートの損傷の程度は重要です。デジタルカメラやスマートフォンで高画質で撮影し、日付と時刻の情報も記録しておきましょう。
  • 損傷箇所のメモ:損傷箇所の位置、大きさ、深さなどをメモに書き留めておきましょう。写真だけでは伝えきれない情報も記録しておくと、後々のトラブル防止に役立ちます。

これらの記録は、後述する大家さんやソファ販売店との交渉、そして修理費用に関する証拠として非常に重要になります。

退去時の費用:想定される修理費用

クッションフロアとコンクリートの損傷の修理費用は、損傷の程度、使用する材料、業者によって大きく異なります。10cm×10cm程度の範囲とはいえ、コンクリートまで損傷している場合は、簡単な修理では済まない可能性があります。

  • クッションフロアの張替え:損傷部分のみの張り替えであれば比較的安価ですが、周囲との色合いの違いが目立つ可能性があります。全体を張り替える場合は、部屋の広さによって費用が大きく変動します。
  • コンクリートの補修:コンクリートの損傷が軽微であれば、パテなどで補修できる可能性があります。しかし、深い傷やひび割れがある場合は、専門業者による補修が必要となり、費用が高額になる可能性があります。ひび割れが進行すると、建物構造に影響する可能性もあるため、早めの対応が重要です。
  • 業者への見積もり依頼:複数の業者に見積もりを依頼し、費用を比較検討することをお勧めします。インターネット検索や、賃貸物件管理会社に紹介を依頼するのも良いでしょう。

想定される費用は、クッションフロアの張替えだけで数千円から数万円、コンクリートの補修が必要な場合は数万円から数十万円と幅があります。正確な費用を知るためには、専門業者に見積もりを依頼する必要があります。

ソファ販売店への請求の可能性

ソファのバネが外れて床を傷つけたとのことですが、通常使用で起こりうる損傷かどうかがポイントになります。製造上の欠陥や、明らかに耐久性に問題があったと判断できれば、販売店に修理費用の一部または全額の負担を求めることができます。

しかし、保証書がない場合、請求は難しい可能性が高いです。それでも、販売店に状況を説明し、対応を相談してみる価値はあります。

  • 購入時の状況の確認:購入時の状況、使用状況などを詳しく説明しましょう。販売店側が責任を負う可能性を検討する材料になります。
  • 証拠写真の提示:撮影した写真やメモを提示することで、状況を客観的に説明できます。
  • 交渉の姿勢:感情的にならず、冷静に状況を説明し、交渉に臨むことが重要です。

販売店が責任を認めない場合でも、交渉によって、修理費用の一部負担をしてもらえる可能性もあります。

大家さんへの報告

賃貸契約では、借主は原状回復義務を負っています。そのため、退去時に床の損傷を修復する必要があります。大家さんへの早期報告は必須です。

  • 状況の説明:損傷の状況を写真付きで報告し、修理方法や費用について相談しましょう。
  • 修理方法の相談:大家さんと相談の上、修理方法を決めることが重要です。大家さんが指定する業者に依頼する必要があるかもしれません。
  • 費用負担の確認:修理費用負担について、賃貸契約書を確認し、大家さんと相談しましょう。契約書に具体的な規定がない場合は、民法上の規定に基づいて判断されることになります。

まとめ:冷静な対応と証拠の確保が重要

今回のケースでは、冷静な対応と証拠の確保が非常に重要です。損傷状況を詳細に記録し、写真やメモを保管しておきましょう。大家さんやソファ販売店との交渉において、これらの記録は重要な証拠となります。

専門業者に見積もりを依頼し、費用を把握した上で、大家さんやソファ販売店と交渉を進めてください。必要であれば、弁護士や専門家への相談も検討しましょう。

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