賃貸マンションの床下穴と消防法違反の疑い:専門家による解説と具体的な対処法

消防法・建築基準法?に詳しい方、よろしくお願いいたします。3月に引っ越したマンション(賃貸)なのですが、引っ越し当日、洋間(フローリング)で、乗ると、うにゅ?とフローリングの板がなるところがあり、すぐ に管理会社に連絡。二日後に見に来る。大工に来させるといい、大工から連絡来ないので2回、確認ご、入居後2週間目で、大工さんが来る。はがしたところ、直径8~10センチくらいの穴発見。大工さん曰く、管理会社に連絡し、大家さんが見積にOKだしたら、すぐ工事に入れるとのこと。その時は、コンパネを部屋丸ごとしき直し、新しい、フローリングを敷くとのこと。 いとこに、1級建築士の資格と、その上の資格を持ち、大手工務店で勤務しているのがいるので、大丈夫なのか聞いたところ、その部屋の位置、穴の位置、穴の大きさを電話で言い当て、それは、建築するときにできる穴で、最後にモルタルで埋めなくては、消防法に違反になる大事な穴だから、モルタルで、埋めてもらって当然。といわれました。それを、大工さんが来た3日後には、管理会社の方に、伝え、こういう理由ですので、モルタルで埋めてください!!とお願いしました。その後、管理会社さんからは連絡なし。他の用件で電話した時に、どうなっていますか?と聞いたところ、見積もりを大家さんに出しているところです。や、そのあとに電話した時に、大工から電話行ってませんか?もう一度言っときます。と言われ、全然連絡来ないで、GW明けに連絡が来ました。本日朝から、工事はじめ、すぐに、今日する工事内容の確認をとったところ、大工さんは、モルタルは聞いてないとのこと。その場で、管理会社の上の人?に電話してくれ、担当者さんには、こういう理由でお願いしてあり、できるとも言われなかったけど、できないとも言われなかったので、その通り工事してくれると思ってました。と訴えました。消防法について本当に違反しているのか、調べてみるので、今回は、中止になりました。 いとこに、電話したくても、かなり上の立場なので、忙しいようだし、携帯のナンバー知りません。いとこの奥さんに、言伝頼もうにも、留守で、連絡取れません。 穴を埋めないと、1階(店舗)で火事が起きた時、その穴から、熱・煙が一番にその穴から来るとのこと。 それが、心配です。 しかし、あまりごねると、契約更新(2年)の時に、更新してくれなくても困る・・・という思いもあり・・・ とりあえず、その穴の名前(聞きそびれた)や、本当に、違反になるかを知りたいです。 消防法の〇条とかがわかれば、なお助かります。 知識のある方、よろしくお願いいたします。 長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。

賃貸マンションの床下穴:消防法違反の可能性と対処法

ご相談ありがとうございます。賃貸マンションの床下で発見された穴が、消防法に抵触する可能性があるというご心配、大変理解できます。状況を整理し、具体的な対処法を提案させていただきます。

問題点の整理:穴の正体と消防法の関係

ご質問の状況から、発見された穴は、建築工事中に生じる配管や配線等の貫通孔(かんつうこう)である可能性が高いです。この貫通孔は、建築基準法や消防法で適切な処理が義務付けられています。特に、下階が店舗などの場合は、火災時の延焼防止の観点から、防火措置が厳しく求められます。

いとこさんの指摘の通り、この穴が適切に処理されていない場合、火災発生時に熱や煙が容易に上階に伝播する危険性があります。これは、消防法違反に該当する可能性があります。具体的な条文は、消防法施行令第4条(防火設備等)などに関連する可能性があります。ただし、具体的な違反の有無は、穴の場所、大きさ、施工状況、建物の構造など、様々な要素を考慮して専門家が判断する必要があります。

具体的な対処法:管理会社との交渉と専門家への相談

現状では、管理会社とのコミュニケーションに課題があるようです。以下に、具体的な対処法を提案します。

1. 書面による申し入れ

電話でのやり取りだけでは、記録が残らず、後々トラブルになる可能性があります。内容証明郵便などで、以下の点を明確に記載した書面を管理会社に送付しましょう。

  • 発見された穴の位置、大きさ、写真(あれば)
  • いとこさんからの専門的な意見(内容を簡潔に要約)
  • 消防法違反の可能性と、その危険性
  • モルタルによる適切な処理を求めること
  • 期限を設定し、対応がない場合の措置(例えば、専門家への相談、家賃減額請求など)を明記する

2. 専門家への相談

いとこさんに直接相談できない場合は、建築士事務所や不動産管理会社に相談することをお勧めします。専門家は、現場調査を行い、穴の処理状況、消防法違反の有無について適切な判断を下し、管理会社への交渉を支援してくれます。費用はかかりますが、将来的なトラブルを回避するためには有効な手段です。

3. 行政への相談

管理会社が適切に対応しない場合、消防署や市町村の建築指導課などに相談することもできます。行政機関は、消防法や建築基準法の遵守状況を監督する権限を持っています。ただし、行政への相談は、最終手段として考えてください。

4. 記録の保持

すべてのやり取り(電話、メール、書面)を記録として保管しておきましょう。写真や動画も有効です。これらは、今後の交渉や訴訟において重要な証拠となります。

穴の名称について

穴の名称は、専門用語で「貫通孔」や「開口部」などと呼ばれます。しかし、正確な名称は、専門家が現場を確認することで判明します。

契約更新への影響

契約更新を心配されているとのことですが、消防法違反の可能性がある状態を放置することは、より大きなリスクです。適切な対応を求めることは、居住者の権利であり、必ずしも契約更新に悪影響を与えるとは限りません。むしろ、安全な居住環境を確保するための正当な要求として、管理会社に理解を求めるべきです。

まとめ:迅速かつ適切な対応を

賃貸マンションにおける床下の穴問題は、放置すると重大な事態につながる可能性があります。早急に管理会社と連絡を取り、書面による申し入れ、専門家への相談などを検討してください。安全で安心な居住環境を確保するために、積極的な行動を心がけましょう。

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