賃貸マンションの家賃交渉:15年以上住み続けている場合の対処法

賃貸マンションに詳しい方よろしくお願いします。(家賃問題) 現在賃貸マンションに住んで15年5ヶ月になります、マンションは平成7年3DKの物件です、私達家族が契約時は家賃74000円共益費3000円 駐車場4000円計81000円支払っています。 最近3件空きがあり今月に2件新しい人が入居してきました。 何気なくネットで今現在の家賃を調べたところ家賃が56000円になっていました、今ではエアコンも一機、モニター付きインターホンも付いています。私達家族は15年前に契約したままの家賃でエアコンもモニター付きインターホンも付いていません。何故か高い家賃を払っているのに納得いかないのですが仕方ない事なんでしょうか? 長文になりまして申し訳ありません。 賃貸マンション契約に詳しい方よろしくお願いします。補足回答して下さった皆様、本当にありがとうございます。 家賃交渉は直に大家さんに交渉した方がいいんでしょうか? 不動産屋(ニッショー)には交渉等は必要ないですか? 素人で申し訳ありません。 よろしくお願いします。

15年以上経過した賃貸マンションの家賃:現状と交渉方法

15年以上も同一の賃貸マンションに住み続け、家賃改定がないまま、近隣物件の家賃が下がり、設備も更新されている状況は、確かに納得いかない気持ちも理解できます。 しかし、これは決して「仕方ないこと」ではありません。家賃交渉は可能ですし、積極的に行うべきです。

現状の確認と問題点の整理

まず、ご自身の状況を整理してみましょう。

* **契約年数:** 15年以上
* **物件タイプ:** 平成7年築 3DK
* **現在の家賃:** 81,000円(家賃74,000円+共益費3,000円+駐車場4,000円)
* **近隣相場:** 家賃56,000円(設備:エアコン1台、モニター付きインターホン)
* **自身の設備:** エアコンなし、モニター付きインターホンなし

問題点は、長期間にわたる家賃据え置きと、近隣物件との家賃差、設備の差です。 15年も経過していれば、建物の老朽化による減価償却も考慮すべき点です。しかし、近隣物件が最新の設備を備え、家賃が大幅に低いことを考えると、現在の家賃は高すぎる可能性が高いと言えるでしょう。

家賃交渉の方法:具体的なステップ

家賃交渉は、直接大家さんに行うのが最も効果的です。しかし、不動産会社(ニッショー)を介して契約している場合は、不動産会社にも相談する必要があります。

ステップ1:資料の準備

交渉に臨む前に、以下の資料を準備しましょう。

* **賃貸借契約書:** 契約内容の確認に必要です。
* **近隣物件の家賃情報:** インターネット検索だけでなく、不動産会社に確認し、具体的な資料(チラシなど)があると説得力が増します。写真があるとさらに効果的です。
* **修繕履歴:** 過去に発生した修繕費用や、大家さんの対応状況を記録しておきましょう。
* **交渉案:** 希望する家賃を明確に提示しましょう。近隣相場を参考に、妥協点も考えておくと交渉がスムーズに進みます。

ステップ2:不動産会社への相談

まずは、不動産会社(ニッショー)に状況を説明し、家賃交渉の可能性について相談しましょう。 彼らは大家さんとのパイプ役となるため、交渉を円滑に進める上で非常に重要です。 直接交渉する前に、不動産会社を通して交渉の窓口や方法を確認しておきましょう。 彼らも長期入居者への対応に慣れているはずです。

ステップ3:大家さんとの直接交渉

不動産会社を通して交渉が難航する場合、または不動産会社が交渉を拒否する場合は、直接大家さんと交渉する必要があります。 この場合、丁寧な言葉遣いと、冷静な態度を心がけましょう。

* **感謝の言葉:** 長期にわたる入居への感謝の気持ちを伝えましょう。
* **現状説明:** 近隣物件の家賃相場と、自身の物件の設備状況を明確に説明しましょう。
* **具体的な提案:** 希望する家賃を提示し、その根拠を説明しましょう。
* **妥協点:** 最初から希望通りの家賃が得られるとは限りません。妥協点も考えておきましょう。

ステップ4:交渉結果の確認

交渉が成立したら、合意内容を文書で確認しましょう。 口約束だけではトラブルの原因となる可能性があります。 新しい契約書を作成するか、既存の契約書に修正を加えるなど、書面で記録を残すことが重要です。

専門家の意見:弁護士や不動産鑑定士への相談

交渉が難航する場合、または大家さんが交渉に応じない場合は、弁護士や不動産鑑定士に相談することを検討しましょう。 彼らは専門的な知識と経験に基づいて、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。 特に、法律的な問題が発生する可能性がある場合は、弁護士への相談が不可欠です。

インテリアへの影響:家賃削減によるリノベーションの可能性

家賃が削減できれば、その分をインテリアの改善に充てることができます。 例えば、長年我慢していた壁紙の張り替えや、新しい家具の購入、照明器具の交換など、住環境を大きく改善できるでしょう。 家賃交渉は、単なるコスト削減だけでなく、より快適な住空間を実現するための第一歩となる可能性を秘めているのです。

まとめ:積極的に交渉し、快適な住まいを実現しましょう

15年もの間、同じマンションに住み続けることは、大家さんにとってもメリットがあります。 長期入居者であることを武器に、積極的に家賃交渉を行いましょう。 準備をしっかり行い、丁寧な対応を心がけることで、希望通りの結果が得られる可能性が高まります。 必要であれば、専門家の力を借りることも検討してください。 快適な住まいを実現するために、諦めずに交渉を続けていきましょう。

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