賃貸マンションの室外機騒音問題:解決策と専門家のアドバイス

賃貸物件の室外機について質問させて頂きます。私は木造コーポの二階建の二階の部屋に住んでいます。11月初旬辺りから寒くなりエアコンを使用する方が増える中、私の部屋では室外機の振動、音に悩まされています。「ウーン、ウーン」と重低音ながら部屋全体に響き渡り、まるで船の中で生活している様な感覚です。さすがに我慢出来ず管理会社に連絡した所、調査をし、結果次第では交換との話しになりました。結果としては下の部屋の室外機の交換となり、下の階にて交換工事が行われました。しかし私の部屋では相変わらずの重低音…替えたばかりだから何日かすれば、音も無くなるだろうと思ってましたが無くならず、自分でベランダに行き確認した所、隣の部屋の室外機だと判明しました。もう一度管理会社に連絡をし、部屋まで来て頂く様になり部屋の状況を説明し音を聞いて頂きましたが、担当した方は「コーポならこれくらいは音がしますね」「回りの方が一斉に付けてるからです」との事でした…私「室外機の交換は無理でも、外付けの耐震マット等の措置は出来ないのですか?」との問いにもはっきりイエス、ノーとは言わず遠回しにノーと言い、私が「安い部屋だから我慢しろって事なんですか?」と聞くと、「そうは言ってませんよ」と私「これ以上何を言っても一緒なんですか?」担当者「そうなってしまいますね」この場合は本当に無理なのでしょうか?ネット上で調べた所、大家には居住者の生活環境を守る義務があり、管理を委託している大家さんなら、本来は「管理会社」が解決するまで対応とありましたが…最後に担当者が帰られる時に私「これ以上は睡眠もとれない、部屋を出ていくしかないのですか?」担当者「そうですね…その時は通知されて下さい」対応が管理会社の方針なのか、担当者自体の方針なのかわかりませんが、睡眠がとれず困り果ててます。私の頭ではこれ以上策が思い当たりませんので、業界に詳しい方、又は業界の方、是非とも良い策を講じて頂けないでしょうか?よろしくお願いいたしますm(__)m補足ご回答頂いた方ありがとうございますm(__)m いちおう耳栓はしてるのですが、寝室に横になると脳に直接振動が来るので効果が低いですね…

賃貸における騒音問題:あなたの権利と解決策

賃貸住宅で騒音に悩まされるのは、非常に辛い経験です。特に、睡眠に影響するような重低音の振動は、健康面にも悪影響を及ぼしかねません。 今回のケースでは、管理会社の対応に疑問が残ります。大家には、居住者の快適な生活環境を確保する義務があります。その義務を果たすために、管理会社は適切な対応をとるべきです。

騒音問題の解決ステップ

まず、現状を改めて整理しましょう。

  • 騒音源の特定:隣室の室外機が原因と特定済みです。
  • 証拠の確保:騒音レベルを測定するアプリや、騒音の録音(日時を記録)が有効です。管理会社に提出することで、客観的な証拠となります。
  • 管理会社への再交渉: これまでのやり取りを記録し、騒音レベルの測定結果や録音データなどを添えて、改めて管理会社に改善を求めましょう。具体的な解決策を提示することが重要です。例えば、
    • 室外機への防振対策:防振ゴムや防振マットの設置を強く要求しましょう。費用負担についても交渉が必要です。
    • 室外機の設置場所変更:可能であれば、室外機の設置場所を変更できないか検討しましょう。これは、管理会社と大家との協議が必要になります。
    • 騒音レベルの基準値:環境基準や条例で定められた騒音レベルを根拠に、改善を求めることも有効です。
  • 書面での請求:口頭での交渉だけでは、証拠が残らないため、内容証明郵便などで、騒音問題と改善要求を正式に文書で送付しましょう。これは、法的措置を検討する場合にも重要な証拠となります。
  • 専門家への相談:弁護士や不動産管理士などの専門家に相談し、法的措置の可能性や、交渉のサポートを依頼することも検討しましょう。専門家の介入は、管理会社に圧力をかける効果があります。
  • 自治体への相談:自治体の環境保全課などに相談することも可能です。騒音に関する相談窓口があり、専門家のアドバイスを受けることができます。

具体的な防振対策

室外機への防振対策は、いくつかの方法があります。

  • 防振ゴム:室外機と設置台座の間に防振ゴムを挟むことで、振動を吸収します。比較的安価で手軽に導入できます。
  • 防振マット:室外機の下に防振マットを敷くことで、振動を軽減します。厚さや材質によって効果が異なります。
  • 防振台:専用の防振台を使用することで、より効果的に振動を吸収できます。コストは高めですが、効果も高いです。

これらの対策は、DIYでも可能です。しかし、効果を最大限に発揮するためには、専門業者に依頼することも検討しましょう。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士に相談することで、法的根拠に基づいた対応が可能になります。

* 民法上の「隣地迷惑」:隣家の室外機からの騒音が、あなたの生活に著しい支障を与えている場合、民法上の「隣地迷惑」にあたる可能性があります。この場合、管理会社や大家に損害賠償請求を行うことができます。
* 賃貸借契約:賃貸借契約書に、騒音に関する規定がないか確認しましょう。規定があれば、それを根拠に改善を求めることができます。
* 具体的な証拠:騒音レベルの測定データ、録音データ、写真、管理会社とのやり取りの記録などは、法的措置において重要な証拠となります。

まとめ:諦めないで、解決を目指しましょう

騒音問題は、放置すると精神的なストレスが蓄積し、健康を害する可能性があります。管理会社との交渉が難航する場合は、専門家への相談を検討し、あなたの権利を主張しましょう。 諦めずに、快適な生活を取り戻すために、積極的に行動を起こすことが重要です。 今回のケースのように、管理会社が適切な対応を取ってくれない場合は、法的措置も視野に入れる必要があります。 まずは、証拠をしっかり集め、書面で改善要求を行うことから始めましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)