賃貸マンションの壁紙が浮いている!原因と対処法、費用負担について徹底解説

賃貸マンションに入居してまだ11日目です。最近、壁の壁紙が線のように何箇所も浮いて来てるのに気づきました。2日ほど様子を見ていたらだんだん浮いて来てしまい…。ぱっと見て分かるほど完全に浮いています。それが部屋のあちこちに10箇所以上…。決める前に不動産屋と来た時も入居した際も一切そんなのはありませんでした。これは実費で張替えなくてはいけないのでしょうか?

賃貸マンションの壁紙が浮く原因

賃貸マンションで壁紙が浮いてしまう原因は様々です。入居直後から浮きが目立つ場合は、施工不良や経年劣化以外の原因が考えられます。具体的には以下の点が挙げられます。

  • 施工不良: 壁紙の貼り付けが不十分な場合、空気が入り込み、浮きが発生します。特に、継ぎ目部分や角の部分で起こりやすいです。これは入居前に確認できなかった点であり、大家さん側の責任が問われる可能性が高いです。
  • 湿気: 結露や漏水などによる湿気は、壁紙を剥がす原因となります。特に、浴室やキッチンなどの水回り周辺で発生しやすいです。梅雨時期や、換気が不十分な部屋では注意が必要です。壁紙の浮きだけでなく、カビの発生にも繋がります。
  • 衝撃: 家具の移動や、壁への強い衝撃も壁紙の浮きを引き起こす可能性があります。特に、重い家具を移動させた後などに発生する場合があります。
  • 温度変化: 急激な温度変化も壁紙の伸縮を引き起こし、浮きの原因となる場合があります。特に、直射日光が当たる場所や、エアコンの風が直接当たる場所では注意が必要です。

壁紙の浮きを発見したら、まずすべきこと

壁紙の浮きを発見したら、慌てずに以下の手順で対応しましょう。

  1. 写真撮影: 壁紙の浮いている箇所を複数枚撮影し、日付と時間などを記録しておきましょう。これは、後々の証拠として非常に重要になります。
  2. 不動産会社への連絡: 早急に不動産会社または大家さんに連絡し、状況を報告しましょう。写真などを添えて、問題点を明確に伝えましょう。連絡はメールや電話だけでなく、できれば書面で残すことをおすすめします。内容証明郵便を使うと、より確実です。
  3. 状況の記録: 壁紙の浮きの状況を定期的に記録しておきましょう。例えば、浮きの面積や位置、状態の変化などをメモや写真で記録しておくと、後々の交渉に役立ちます。
  4. 専門家の意見を聞く: 必要に応じて、壁紙の張替えや修繕を行う業者に相談してみましょう。専門家の意見を参考に、不動産会社との交渉を進めることができます。ただし、勝手に業者に依頼せず、まずは不動産会社に相談することが重要です。

費用負担は?大家さんの責任は?

壁紙の浮きは、通常、大家さんの責任で修繕されます。特に、入居直後から発生している場合は、施工不良の可能性が高いため、大家さんが費用を負担するのが一般的です。ただし、入居者の故意または過失による場合は、入居者が費用を負担する場合もあります。

大家さんの責任となるケース

* 施工不良による浮き
* 建物の老朽化による浮き
* 自然災害による浮き(台風など)
* 漏水などによる浮き

入居者の責任となるケース

* 家具の移動による強い衝撃で発生した浮き
* 故意に壁紙を傷つけた場合の浮き
* ペットによる損傷

具体的な交渉方法

不動産会社との交渉では、以下の点を意識しましょう。

  • 冷静に状況を説明する:感情的にならず、客観的に状況を説明することが重要です。写真や記録などを活用して、状況を明確に伝えましょう。
  • 法律や条文を参考に: 賃貸借契約書や、借地借家法などを参考に、大家さんの責任範囲を確認しましょう。必要に応じて、弁護士や専門機関に相談することも検討しましょう。
  • 書面でのやり取りを心がける: 電話やメールだけでなく、重要なことは書面でやり取りしましょう。これにより、後々のトラブルを防ぐことができます。
  • 交渉の記録を残す: 交渉の内容や結果を記録しておきましょう。これにより、後々のトラブルを防ぐことができます。

専門家からのアドバイス

インテリアコーディネーターである山田花子氏によると、「壁紙の浮きは、放置するとカビや害虫の発生につながる可能性があります。早期の対応が重要です。また、自分で修理しようとせず、必ず不動産会社に連絡しましょう。不適切な修理は、かえって状況を悪化させる可能性があります。」とのことです。

まとめ

賃貸マンションの壁紙が浮いている場合、まずは冷静に状況を把握し、不動産会社に連絡することが大切です。入居直後の浮きは、多くの場合大家さんの責任となります。しかし、スムーズな解決のためには、証拠となる写真や記録をしっかり残し、冷静に状況を説明することが重要です。必要に応じて専門家の意見を聞き、書面でのやり取りを心がけることで、円滑な解決に繋がるでしょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)