賃貸マンションの壁紙が剥がれそう…管理会社への連絡は必要?原因と対処法

今住んでいる賃貸マンションに引っ越して約9ヵ月程になるのですが、一部の部屋の壁紙が浮いて剥がれてきそうなんです。あまり目に触れる場所ではなかったもので、気付いたのは最近になるのですが、部屋自体は梅雨時期など特に湿気が多いとか、結露がでるなど感じた事もなく原因が見当たりません。部屋の壁紙はすべて張り替え済みで入居しています。こういった場合、管理会社に連絡すれば何か対応してくれるのでしょうか?それとも消耗品扱いで諦めるものなのでしょうか?何かお分かりになるようでしたら教えて下さい!お願い致します。

賃貸マンションの壁紙の剥がれ:原因を探る

賃貸マンションで壁紙が剥がれるのは、入居者にとって不安な出来事ですよね。特に、入居時に張り替え済みで、湿気や結露などの明らかな原因がない場合は、原因究明が重要です。まずは、以下の点をチェックしてみましょう。

1. 壁紙の施工不良

入居時の壁紙張り替えが不完全な場合、時間の経過とともに剥がれが生じる可能性があります。接着剤の量不足や、下地処理の不備などが考えられます。特に、築年数の古いマンションや、リフォーム歴のあるマンションでは、施工の質にばらつきがある場合があります。

2. 下地の状態

壁紙の剥がれは、下地の状態にも大きく影響されます。下地が湿っていたり、汚れや埃が残っていたりすると、壁紙がしっかりと接着せず、剥がれやすくなります。入居前に下地処理が適切に行われていなかった可能性も考えられます。

3. 衝撃や圧力

家具の移動や、壁への衝撃などによって、壁紙が剥がれることがあります。特に、重い家具を移動させた後などに剥がれが発生した場合、この可能性が高いです。

4. 温度変化

極端な温度変化も、壁紙の剥がれを引き起こす可能性があります。直射日光が当たる場所や、エアコンの風が直接当たる場所などは、注意が必要です。

5. ペットによる損傷

ペットを飼っている場合、爪で引っ掻いたり、噛んだりすることで壁紙が傷つき、剥がれる原因となることがあります。

管理会社への連絡:対応と手順

原因が特定できない場合、または施工不良が疑われる場合は、管理会社に連絡することが重要です。賃貸借契約では、通常、原状回復義務があります。ただし、入居者の故意または過失による損傷を除きます。

連絡方法

電話、メール、または管理会社のウェブサイトにある問い合わせフォームなど、利用可能な連絡方法で連絡しましょう。

連絡する際のポイント

* 剥がれている箇所の具体的な場所(部屋番号、壁面の位置など)
* 剥がれの状況(面積、程度など)
* 写真や動画を添付すると、状況把握がスムーズになります。
* 連絡する前に、自分でできる範囲の確認(上記の原因チェックなど)を行いましょう。

管理会社の対応

管理会社は、状況を確認し、原因を調査します。施工不良が原因であれば、修繕費用は管理会社が負担する可能性が高いです。ただし、入居者の故意または過失が原因と判断された場合は、修繕費用を負担する必要がある可能性があります。

専門家の意見

「一般社団法人 日本賃貸住宅管理協会」などの専門機関に相談することもできます。彼らは賃貸住宅に関する様々な問題について、アドバイスを提供してくれます。

具体的なアドバイス:壁紙の応急処置と予防

管理会社への連絡と並行して、壁紙の剥がれを一時的に止める応急処置を行うことも有効です。

応急処置

* 剥がれた部分をテープで固定する:マスキングテープなど、壁紙に優しいテープを使用しましょう。
* 接着剤を使用する:壁紙用の接着剤を使用し、剥がれた部分を貼り付けます。ただし、完全に修復するものではないため、あくまで応急処置として考えてください。

予防策

* 湿気対策:換気をこまめに行い、湿気を溜めないようにしましょう。除湿機を使用するのも効果的です。
* 温度変化対策:直射日光やエアコンの風が直接当たる場所には、カーテンやブラインドなどを設置しましょう。
* 家具の配置:重い家具は、壁に近づけすぎないようにしましょう。
* 定期的な清掃:壁面を定期的に清掃し、汚れや埃を取り除きましょう。

まとめ

賃貸マンションの壁紙の剥がれは、原因を特定し、適切な対応をすることが重要です。まずは、自分でできる範囲で原因を調査し、管理会社に連絡しましょう。専門家の意見を聞くことも有効です。応急処置と予防策を行うことで、状況の悪化を防ぐこともできます。

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