賃貸マンションの壁工事:期間短縮の可能性と交渉方法

賃貸マンションの内装工事について 数年前にリノベーションされた賃貸マンションに居住中し一年目です。 玄関ドアを開けると、すぐに右手にキッチン、奥にリビングのある部屋です。 キッチンのガスコンロが壁側(玄関と同じ壁)にあり、 春にガスコンロの下の収納部分の奥をのぞいたらカビが発生していました。 良く見ると、収納部分の壁側に結露が発生しており、先日管理会社に問合せしたところ内装工事をしてくれるとの事でした。 2メートル程の壁を剥がし、断熱材を入れる 壁に穴を開け、新たに通気口を設ける この作業に 9時~17時まで2日続けて工事をして、中1日ボンドを乾かし、また1日工事が必要と言われました。 幼稚園入園前の幼児が2人いて、リビングと同室工事でキッチンも使えず、居場所に困り、こちらとしてもかなり憂鬱です。 初めの2日間を作業員を増やしてでも1日にするか、作業時間を短縮して日数を増やすか等 内装工事担当者に聞いたら「できない」と言われました。 ここで質問ですが、この業者だからできないのですか? 業者によって工事期間というのは違うものですか? 素人目ではボンドを乾かすのは納得してますが、 そんな幅も広くないのにみっちり9時~17時まで初めの2日間も作業をするのか疑問です。 業者としてはとりあえず、9時~17時までみっちりかかると言っておきたい感じなのでしょうか? こちらとしては計3日も家を占拠されるようなものなので 管理会社に、業者を変えてでも日数を短くしてほしいと強く要求する権利(?)のようなものはあるのでしょうか? 内装工事、不動産業に詳しい方ご助言をお願いします。補足ご助言ありがとうございます。キッチンはシステムキッチンで外さずに、剥がした壁の横から断熱材を入れるとの事です。天井までは床から3m程でしょうか、玄関とキッチンの間には、げた箱、30*150の大きさの開閉できない日当たり用のガラス出窓があります。上部に収納があるので、実質剥がす部分はふすま2枚分くらいです。人数を増やしても仕方ないのはわかりましたが、時間短縮で日数を増やす工事は不可能なのでしょうか?

賃貸マンションにおける結露と内装工事

賃貸マンションで発生した結露によるカビ問題、そしてその対策としての内装工事について、ご心配されていることと思います。2メートルの壁を剥がして断熱材を入れ、通気口を設ける工事は、確かに生活に大きな影響を与えますね。特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭では、工事期間の短縮は大きな課題です。

工事期間の妥当性:業者による違いと交渉の余地

まず、提示された工事期間(3日間)が妥当かどうかについてですが、業者によって多少の違いはあります。同じ工事内容でも、作業効率や職人さんのスキル、使用する資材によって所要時間は変化します。今回の業者の方針が「9時~17時までみっちり」と固定されているのは、作業の安全確保や品質管理、そして予期せぬトラブルへの対応時間を考慮した結果かもしれません。しかし、それが必ずしも最適なスケジュールとは限りません。

  • 作業内容の細分化: 2日間を1日に短縮することは難しいかもしれませんが、作業内容を細分化し、複数日に分けて作業を進めることは可能です。例えば、壁の解体と断熱材の設置を別の日に行うなど、工夫の余地はあるでしょう。
  • 作業時間の見直し: 9時~17時という長時間労働は、作業員の負担も大きく、効率の低下にもつながる可能性があります。作業時間を短縮し、日数を増やすことで、より効率的な作業が期待できるかもしれません。例えば、1日6時間作業で4日間に分割するなど。
  • 別の業者への依頼: 管理会社に、複数の業者に見積もりを依頼することを提案しましょう。異なる業者から複数見積もりを取ることで、工事期間や費用、作業方法などの比較が可能になります。複数の見積もりを比較することで、より適切な業者を選択し、工事期間の短縮に繋がる可能性があります。

管理会社への交渉:権利と具体的な対応策

管理会社に業者変更や工事期間短縮を要求する権利は、賃貸借契約の内容によって異なります。契約書に明記されている事項や、管理会社の対応方針などを確認する必要があります。しかし、居住者の生活への影響を考慮し、柔軟な対応を求めることは正当な権利と言えるでしょう。

交渉にあたっては、以下の点を明確に伝えましょう。

  • 小さなお子様がいることによる生活上の困難:具体的な困窮状況を説明することで、管理会社の理解を得やすくなります。例えば、近隣への避難場所の確保や、工事中の保育サービスの必要性などを伝えましょう。
  • 複数の業者からの見積もり比較:複数の業者から見積もりを取り、工事期間や費用、作業方法などを比較した結果を提示することで、交渉の説得力を高めることができます。
  • 代替案の提示:工事期間の短縮が難しい場合でも、作業時間や作業場所の調整、騒音対策など、代替案を提示することで、管理会社との合意形成を図りやすくなります。
  • 書面でのやり取り:メールや手紙でやり取りをすることで、記録を残し、後々のトラブルを防ぐことができます。

専門家の意見:建築士や不動産会社への相談

状況によっては、建築士や不動産会社に相談することも有効です。専門家の意見を参考に、管理会社との交渉に臨むことで、より有利な条件で合意できる可能性があります。専門家は、工事内容の妥当性や工事期間の短縮可能性について、客観的な視点からアドバイスをしてくれるでしょう。

まとめ:具体的な行動計画

まず、管理会社に、現状の工事計画の問題点と、ご自身の生活状況による困難を改めて伝えましょう。その上で、以下の具体的な行動計画を提案します。

1. **管理会社に複数の業者からの見積もり依頼を正式に申し出る。** 見積もり比較は、交渉の強い武器になります。
2. **見積もり内容を比較検討し、工事期間の短い業者を選ぶ。** 作業時間や日数、作業方法など、詳細な内容を比較検討しましょう。
3. **管理会社と具体的な工事日程について改めて交渉する。** お子様の状況を踏まえ、可能な限り生活への影響を最小限にするよう交渉しましょう。
4. **工事期間中の生活の代替策を検討する。** 一時的に親戚や知人の家に身を寄せる、ホテルに滞在する、一時的に保育サービスを利用するなど、具体的な代替策を検討しましょう。
5. **工事中の騒音や安全対策について確認する。** 工事中の騒音や安全対策について、業者と管理会社に確認し、必要な対策を講じてもらいましょう。

今回の工事は、カビの発生という住宅の欠陥を改善するための重要な工事です。しかし、工事期間が長すぎることは、生活に大きな支障をきたします。管理会社と積極的に交渉し、最適な解決策を見つけることが重要です。

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