賃貸マンションの名義変更トラブルと解決策

賃貸不動産でのトラブルです。姉が住んでいるマンションに入れ替わりで住む予定だったんですが、姉が退去届をもう出していました。なので、マンションの管理会社に電話をかけて退去をキャンセルし名義変更をしてもらうようにたのみました。管理会社は担当の部署が休みなので明日折り返し連絡しますと言って、結局いつになっても連絡してきません。 もともと予定していた退去日の5日前である今日、退去の準備はできていますか?と連絡がありました。 姉の家具をそのまま受け継ぐつもりだったので、そんな準備は一切していませんので、前に連絡したのですが、名義変更できますか?と聞くと紹介料として、家賃の半分と、火災保険代を払えばできる。但し、もう一度審査が必要なので、印鑑と通帳のコピーを持って、金曜日までに来てくださいと言われ、一件落着かのように思えました。ところが、30分後、留守電に連絡があり、 原則的に一旦、退室をしてのお手続きになりますが、今回はお受けかねますのでご了承下さい。と入っていました。ついさっきまでは、できたものが原則的にできなくなる。と言われ、納得いきません。そこで連絡をしなおすと、次に入る人が決まっている。月末までに出ないとお金がかかる。と言われました。こちらは前に引っ越さない旨を伝えていますので、仕事を怠っているのは管理会社だと私は思うのですが、管理会社は書面の手続き(解約を解約)をしていないので、出てもらうしかないの一点張りです。連絡してるのに、なぜか。と尋ねると、前に連絡してもらった記録がない。担当したものがわからない。私達は全て録音しているが、録音のデータが見つからない為、通話した記録がない。とのことです。管理会社が管理している他の物件を紹介すると言われ、2件ほど紹介されましたが、一つは同じマンションの1階 もう一つは、今住んでいる所から徒歩5分の7/9階です。この物件は良いように思えますが、洗濯機を置くスペースがなく、とても不便です。わたしは次に入る人よりも先にこの部屋に住むと伝えていたのに、出なければいけないのでしょうか?また、良い解決方法がございましたらぜひ、ご教授下さい。宜しくお願いします。

賃貸契約の名義変更におけるトラブル発生状況

今回のケースは、賃貸マンションにおいて、姉からの名義変更を希望したものの、管理会社の対応に問題があり、混乱を招いている状況です。 管理会社の対応は、以下の点で問題があると指摘できます。

* **連絡の遅延と対応の不一致:** 当初は名義変更が可能と示唆しながら、その後突如不可能と連絡するなど、対応に一貫性がありません。
* **記録の欠如:** 電話でのやり取りの記録が残っていないと主張している点も、管理会社側の業務処理に問題がある可能性を示唆しています。
* **一方的な通告:** 既に新しい入居者が決まっていることを理由に、一方的に退去を迫っている点も問題です。

解決策を探るためのステップ

この状況を打開するためには、以下のステップで対応していくことをお勧めします。

1. 全ての証拠を収集する

* **通話録音データの確認:** 管理会社は録音データがないと主張していますが、ご自身で録音したデータが存在する場合は、その証拠を明確に提示する必要があります。データが見つからない場合は、データ復旧サービスなどを検討するのも良いでしょう。
* **メールやSMSの履歴:** 管理会社とのやり取りをメールやSMSで行っていた場合は、それらの履歴を全て保管してください。
* **証人確保:** もし、名義変更の意思表示について、他の誰かが証人になってくれる人がいれば、その証言も有効な証拠となります。

2. 管理会社との書面でのやり取り

電話でのやり取りは曖昧になりがちです。今後は、内容証明郵便などを用いて、管理会社と書面でやり取りを行うべきです。

* **内容証明郵便で経緯を説明:** これまでの経緯を詳細に記し、管理会社の対応に問題があった点を指摘する内容証明郵便を送付します。
* **名義変更の再要請:** 具体的な日付を提示し、名義変更を改めて要請します。
* **損害賠償請求の可能性を示唆:** 管理会社の対応によって被った損害(時間的損失、精神的苦痛など)について、損害賠償請求を行う可能性を示唆することも有効です。

3. 弁護士への相談

管理会社との交渉が難航する場合は、弁護士に相談することをお勧めします。弁護士は、法的観点から状況を判断し、適切な解決策を提案してくれます。弁護士費用はかかりますが、長期的な視点では、弁護士に相談した方が、より良い解決に繋がる可能性が高いです。

4. 消費者センターへの相談

弁護士への相談の前に、まずは最寄りの消費者センターに相談してみるのも良いでしょう。消費者センターは無料相談を受け付けており、法的知識がない方でも気軽に相談できます。

管理会社が提示した代替物件の問題点

管理会社が提示した代替物件(同じマンションの1階、徒歩5分の7/9階)についても問題があります。

* **同じマンションの1階:** プライバシーや防犯面で不安があるかもしれません。
* **徒歩5分の7/9階:** 洗濯機置き場がないのは大きな問題です。現代の生活において、洗濯機は必須の設備です。

これらの物件は、あなたのニーズを満たしていない可能性が高いため、受け入れる必要はありません。

専門家の視点:賃貸借契約と名義変更

弁護士などの専門家によると、賃貸借契約の名義変更は、原則として管理会社の承諾が必要です。しかし、今回のケースのように、管理会社が当初は承諾を示唆しておきながら、その後拒否することは、契約上の信頼関係を損なう行為と言えます。

管理会社は、正当な理由なく名義変更を拒否することはできません。もし、管理会社が不当な理由で名義変更を拒否し、あなたに損害を与えた場合は、損害賠償請求を行うことができます。

具体的な行動計画

1. **今日中に全ての証拠を収集する。**
2. **明日中に内容証明郵便を作成し、発送準備をする。**
3. **週末までに弁護士または消費者センターに相談の予約を入れる。**
4. **管理会社からの連絡を待つのではなく、積極的に連絡を取り、書面での対応を促す。**

この問題を解決するには、積極的な行動と証拠の確保が重要です。管理会社との交渉は、冷静かつ毅然とした態度で臨むことが大切です。

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