賃貸マンションの内覧で雨天の場合の対処法とチェックポイント

賃貸マンションの内覧を明日予定しているのですが、残念ながらお天気が悪く雨の様子です。部屋の日中の明るさなどをチェックしたかったのですが、ちょっと微妙ですよね。別の日程(今週の日曜日)に変更した方が良いのでしょうか?でもこの時期だけに別の人に物件を取られてしまう恐れもありますよね。あと、内覧時のチェックポイントがあったら教えてください。

雨天の内覧:延期すべき?それともそのまま行くべき?

賃貸マンションの内覧で、気になるのはやはり天候の影響です。特に日中の明るさや、窓からの眺望などは、雨天では正確に判断しづらいのが事実です。しかし、週末に延期すると他の人に見学されてしまうリスクも高まります。どちらを選ぶべきか、非常に悩ましい問題ですね。

結論から言うと、状況次第です。

まず、物件の人気度を考えましょう。人気物件であれば、週末まで待つと他の人に見学され、契約済みになっている可能性が高いです。逆に、あまり人気がない物件であれば、週末に延期しても問題ないでしょう。

次に、雨の強さを確認しましょう。小雨程度であれば、室内照明を点灯させたり、窓を開けて換気するなど工夫することで、ある程度の明るさや通風状況は確認できます。しかし、大雨や暴風雨の場合は、安全面も考慮し、延期を検討すべきです。

さらに、不動産会社との相談も重要です。不動産会社に状況を説明し、他の内覧希望者の状況や、雨天時の対応について相談してみましょう。もしかしたら、担当者が室内写真を追加で提供してくれたり、別の晴れた日に改めて内覧できるよう調整してくれるかもしれません。

雨天の内覧でもできること

雨天であっても、できる限りのチェックは行いましょう。以下に、雨天時でも有効なチェックポイントを紹介します。

明るさチェック

* 照明の確認:全ての照明器具を点灯させ、明るさや色温度を確認しましょう。LED照明の明るさや色味、蛍光灯のちらつきなど、気になる点があればメモしておきましょう。
* 窓の確認:窓の大きさ、数、開閉状況、遮光性などを確認しましょう。雨天時でも、窓からの光や眺望を想像することは可能です。カーテンやブラインドの機能性も確認しておきましょう。
* 日当たりを想像する:雨天時でも、窓の位置や大きさ、建物の配置から、日当たりの良さをある程度想像することはできます。周辺の建物との位置関係などを確認し、日照時間について不動産会社に質問してみましょう。

その他チェックポイント

雨天時だからこそ、より注意深く確認すべきポイントもあります。

* 雨漏りや湿気:窓枠や壁、天井などに雨漏りの跡や湿気によるカビ、変色がないか注意深く確認しましょう。特に、バルコニーやベランダは重点的にチェックしましょう。
* 排水溝:雨水がスムーズに排水されるか確認しましょう。排水溝の詰まりや、排水管の破損がないか確認します。
* 建物の構造:雨の音や風の音などが室内にどの程度響くか確認しましょう。防音性能についても確認しておきましょう。

内覧時のチェックポイント:雨天時以外も

雨天時だけでなく、晴天時でも必ず確認すべきチェックポイントをまとめました。

設備

* キッチン:コンロ、シンク、収納スペースの広さ、使いやすさを確認しましょう。水漏れやガス漏れがないか確認しましょう。
* バスルーム:浴槽、シャワー、洗面台、トイレの清潔さ、排水口の詰まり、水圧、換気扇の動作などを確認しましょう。
* 収納スペース:クローゼット、押入れなどの収納スペースの広さ、使いやすさを確認しましょう。収納量や使い勝手を考慮しましょう。
* エアコン:冷暖房の効き具合を確認しましょう。動作確認を行い、故障がないかを確認します。
* 給排水設備:水圧、排水の流れ、蛇口からの水漏れなどを確認しましょう。
* 電気設備:コンセントの数、位置、照明器具の動作などを確認しましょう。

室内の状態

* 壁や床の状態:傷、汚れ、カビ、湿気などがないか確認しましょう。
* 窓やドアの開閉:スムーズに開閉するか確認しましょう。
* 防音性:外部の音や隣室の音などがどの程度聞こえるか確認しましょう。
* セキュリティ:ドアの鍵、窓の鍵、防犯設備などを確認しましょう。
* 臭い:タバコ臭、ペット臭、カビ臭などがないか確認しましょう。

周辺環境

* 騒音:道路の騒音、近隣からの騒音などがないか確認しましょう。
* 日当たり:日当たりの良さ、眺望などを確認しましょう。(雨天時は想像力を働かせましょう)
* 交通の便:最寄りの駅までの距離、交通手段などを確認しましょう。
* 周辺施設:スーパー、コンビニ、病院、学校などの周辺施設を確認しましょう。

専門家のアドバイス

不動産会社に所属するベテランの不動産営業マンA氏に話を聞きました。

「雨天の内覧は、確かに不利な面もありますが、冷静に判断すれば問題ありません。むしろ、雨漏りなどの問題を発見できるチャンスでもあります。重要なのは、事前にしっかりと質問リストを作成し、疑問点を解消することです。そして、写真や動画を積極的に活用し、後から確認できるようにすることも有効です。」とアドバイスをいただきました。

まとめ

雨天の内覧は、確かに理想的ではありませんが、適切な対応とチェックポイントを押さえることで、問題なく物件の確認ができます。物件の人気度や雨の強さ、不動産会社との相談を踏まえ、最適な判断を行いましょう。そして、上記で紹介したチェックポイントを参考に、しっかりと物件の状態を確認し、後悔のない選択をしてください。

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