賃貸マンションの内見で気になる点:水垢・タバコ臭とクリーニング済み表記

この度地方から上京することになり、マンションを借りることになりました。 ネットなどで下見のコツなどを頭に入れて行ったつもりですが、ちょっと気になる所がありましたので、皆様ならどう思われるか・どうされるかを聞きたいと思い、ここで質問させて頂きます。 私は地方から物件選びに行くので、夜行バスで片道10時間かけて向かいます。 仕事の都合などで物件選びに使えるのは一日だけなので、時間的に余裕がありません。 飛行機などと比べると安いですが、交通費を払い、時間をかけて行くのに、一つも決まらなかったら困るという焦りもあり、そういうことも営業の方には事前に電話口で相談していました。 ネットに載っていない物件もたくさんあるのでしょうが、少しでも時間短縮できればといくつか気になるものをプリントアウトし、前もって営業さんに伝えておいて、いざ店舗に向かったのですが 引越しシーズンなため、気になっていた物件三つのうち、二つは契約済み。 第一候補がなくなってしまい、出鼻をくじかれた気持ちになってしまいました。 どこかしら妥奨しなくては決まらないかと思い、譲れない条件を満たしているものなら…と伝え、5つほど内見させてもらいました。 入ったとたんカビくさいお部屋や、鍵が開けっ放しだったお部屋など、「えっ?」と思う物件もいくつかある中で、一つ賃料的にも条件的にも「ここなら…」と思えるものがありました。 ただ、浴槽やシャワーやシンク周りには水垢。 前の入居者さんが換気扇の下で喫煙していたのか、換気扇からタバコの匂いもしました。 (営業さんはファブリーズすればいいと言っていましたが…) これからクリーニングが入るんですかと営業の方に聞くと、ここはクリーニング済みみたいですねとのこと。 初期費用にクリーニング代が含まれていないので、まあこんなものなのかなと思いつつも、私がお部屋を引き払う時に敷金からごっそり引かれてしまうのでは…という不安もあります。 その日はとりあえず申し込み(契約はしていません)をしたのですが、帰ってから不安になってきました。 実際、お部屋が多少汚くても、私自身はあまり気にしません。 引っかかるのは、退去時に敷金から引かれるのではないか・トラブルに発展しやすいのではないかという点です。 気になるなら申し込みするなよ!と言われてしまいそうなのですが、時間的にも余裕がなく、気に入っていた物件が次々契約されていってしまったので焦ってしまい…; 皆様なら気にしませんか?ご意見、よろしくお願い致します

地方から上京し、時間がない中で賃貸マンション探しをされた方の体験談を元に、内見時の注意点と、水垢やタバコ臭といった問題への対処法を解説します。限られた時間の中で理想の物件を見つけるためのアドバイスもご紹介します。

内見時の時間制限と物件選びの難しさ

引越しシーズンは物件の争奪戦が激しく、希望する物件がすぐに契約済みになることはよくあることです。特に、地方から上京し、内見に使える時間が限られている場合は、焦燥感も大きくなります。今回のケースでは、夜行バスで片道10時間かけて内見に行き、希望物件が既に契約済みだったという状況は、非常にストレスフルだったと思います。

このような状況を避けるためには、事前に以下の点を考慮することが重要です。

  • 物件情報の収集:複数の不動産サイトやアプリを活用し、希望条件に合う物件を複数リストアップしておきましょう。写真や動画だけでなく、間取り図や周辺環境の情報も確認することが大切です。
  • 内見予約の確実化:気に入った物件を見つけたら、すぐに内見予約を入れましょう。特に人気物件はすぐに契約が決まる可能性が高いです。
  • 複数物件の同時内見:可能であれば、1日に複数の物件の内見をスケジュールに組み込むことで、効率的に物件選びを進めることができます。不動産会社に相談して、効率的なルートを提案してもらうのも良いでしょう。
  • 交通手段の確保:時間節約のため、飛行機や新幹線などの利用も検討しましょう。夜行バスは費用を抑えられますが、移動時間の長さは考慮すべき点です。

水垢・タバコ臭:クリーニング済みの物件でも注意が必要

内見した物件に水垢やタバコ臭があったとのことですが、これはクリーニング済みとされていても、必ずしも完全に解消されているとは限りません。特に、タバコ臭は壁や床、家具などに染み込んでおり、ファブリーズなどの消臭スプレーでは完全に除去できない可能性があります。

水垢は、長期間放置されたり、適切な清掃が行われていないと、頑固にこびりつきます。軽度の水垢であれば、市販の研磨剤などで落とせる場合もありますが、ひどい場合は専門業者に依頼する必要があります。タバコ臭も同様で、消臭効果の高い専門業者に依頼する方が、より効果的です。

退去時の敷金精算トラブルを防ぐために

水垢やタバコ臭が酷いまま入居した場合、退去時に敷金から減額される可能性があります。トラブルを避けるためには、内見時に以下の点をしっかりと確認し、写真や動画で記録しておくことが重要です。

  • 現状を写真・動画で記録:水垢やタバコ臭の程度、傷や汚れなどを写真や動画で記録しておきましょう。これは、退去時のトラブルを防ぐための重要な証拠となります。
  • 現状回復義務の確認:賃貸借契約書に、現状回復義務に関する条項が記載されているかを確認しましょう。具体的にどのような状態まで回復する必要があるのかを理解しておくことが大切です。
  • 不動産会社との確認:水垢やタバコ臭について、不動産会社に現状と今後の対応について明確に確認しましょう。クリーニング済みの状態について、どのような基準で判断されているのかを尋ね、納得できない場合は交渉しましょう。
  • 専門業者への相談:どうしても不安な場合は、不動産問題に詳しい弁護士や専門業者に相談しましょう。

専門家の視点:不動産会社との交渉

不動産会社は、物件の現状を正確に説明する義務があります。クリーニング済みと説明されているにもかかわらず、明らかに清掃が不十分な状態であれば、交渉の余地があります。例えば、入居前に追加のクリーニングを依頼したり、家賃を減額したり、敷金の一部を保証金として預けてもらうなどの交渉も可能です。

交渉する際には、冷静かつ丁寧に、具体的な証拠(写真や動画)を提示しながら、自分の主張を明確に伝えましょう。感情的に怒ったり、威圧的な態度を取ると、交渉が難しくなる可能性があります。

まとめ:時間がない中でも賢い物件選びを

限られた時間の中で物件探しをするのは大変ですが、焦らず、冷静に判断することが大切です。今回のケースでは、時間的な制約があったとはいえ、水垢やタバコ臭といった問題点があった物件への申し込みは、後々のトラブルにつながる可能性があります。物件を選ぶ際には、自分の譲れない条件を明確にし、妥協できる点とできない点をしっかり区別することが重要です。そして、少しでも不安な点があれば、不動産会社に確認し、納得できるまで話し合うことが大切です。写真や動画で証拠を残すことで、後々のトラブルを回避できます。

理想の物件を見つけるためには、時間と労力を惜しまず、しっかりと準備をすることが重要です。今回の経験を活かし、次の物件探しでは、よりスムーズに、そして安心して理想の住まいを見つけられることを願っています。

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