賃貸マンションの備え付け畳の処分:管理会社との交渉術と適切な対処法

賃貸マンションの備え付けの畳は、処分できるものでしょうか?先日、賃貸マンションを借りました。1部屋のクローゼットの中に、畳が収納されていました。全室フローリングが良かったので、使わずにそのまましまってあるのですが、かなり邪魔です。畳は使用済みのもので、けっこう古い感じです。よく見ると、白い小っ~ちゃな虫が何匹もいるのを発見・・・同じマンションの人に訊いてみたら、その人が引っ越してきた時は畳はなくて、でもその人は和室が欲しかったので管理会社に問い合わせたところ、「その部屋は畳は備え付けられてません」と言われたそうです。でも、床に畳の合わせの指示が書いてあるシールがあったそうで、それを伝えると新しい畳が届いたそうです。けっこう畳の扱いが適当だな~と思い、捨ててもいいのかな・・・と思うのですが、どうなんでしょう??みなさんの意見を参考にした後、管理会社に問い合わせてみたいと思いますので、よろしくお願いいたしますm(_ _)m補足すみません、こういう知識に疎い上に性格的に、管理会社から強く言われたら、「そうなんだー」と納得してしまいそうなんです(^^;その管理会社が適当なんで、これはイカン!と。ここで一般論を知っておけば、納得のいく交渉ができるかもと思いましたので、よろしくお願いします!

賃貸物件における備え付け畳の扱い

賃貸マンションに備え付けられていた畳の処分について、ご心配ですね。結論から言うと、勝手に処分することはできません。畳は、物件の一部として扱われ、管理会社に無断で処分すると、損害賠償請求される可能性があります。 古い畳に虫が発生しているとのことですが、これも管理会社に報告し、適切な対応を相談する必要があります。

畳の所有権と責任

賃貸契約において、畳の所有権は家主(管理会社)にあります。たとえ古く、虫が発生していても、勝手に処分したり、廃棄したりすることは、契約違反に該当する可能性が高いです。 あなたの所有物ではないため、処分には管理会社の許可が必須となります。

管理会社との交渉:具体的なステップ

管理会社との交渉は、以下のステップで進めましょう。

  • 証拠写真の撮影:畳の状態、虫の発生状況などを写真に記録しておきましょう。これは、後々の交渉において非常に有効な証拠となります。
  • 丁寧な連絡:電話やメールで、畳の現状と処分を希望する旨を伝えましょう。 感情的になることなく、冷静に事実を説明することが重要です。 「邪魔になっている」「虫が発生しているため、衛生的に不安」といった具体的な理由を伝えましょう。
  • 書面でのやり取り:口頭でのやり取りだけでなく、メールや手紙でやり取りを行い、記録を残しておくことが大切です。 管理会社からの回答も必ず書面で受け取りましょう。
  • 交渉のポイント:「畳は不要である」「衛生上の問題がある」ことを明確に伝え、処分費用負担の有無について交渉しましょう。 管理会社によっては、処分費用を負担してくれる場合もあります。 また、代替案として、畳を別の場所に移動させてもらうことも検討してみましょう。
  • 専門家の意見:どうしても話がまとまらない場合は、弁護士や不動産会社などに相談してみるのも一つの方法です。専門家の意見を参考に、より効果的な交渉を進めることができます。

交渉が難航した場合の対処法

管理会社がなかなか対応してくれない場合、以下の方法を検討しましょう。

  • 消費者センターへの相談:管理会社の対応に問題があると感じた場合は、消費者センターに相談してみましょう。 専門家のアドバイスを受けることができます。
  • 賃貸借契約書を確認:契約書に、畳の扱いに関する記述がないか確認してみましょう。 契約書に明記されていない場合でも、家主の責任において管理・修繕義務があるケースが多いです。
  • 証拠を提示:写真やメールのやり取りなどの証拠を提示することで、交渉を有利に進めることができます。

類似事例と専門家の意見

実際に、古い畳の処分を巡ってトラブルになったケースは少なくありません。 多くの場合、家主側の責任において適切な対応が取られるべきとされています。 特に、虫の発生は衛生上の問題に直結するため、管理会社は責任を持って対応する必要があります。 不動産専門家によると、「賃貸物件において、備え付けの畳は家主の管理責任下にあり、居住者の安全・衛生を確保する義務がある」とのことです。

まとめ:冷静な対応と記録が重要

賃貸マンションの備え付け畳の処分は、安易に自己判断せず、必ず管理会社と相談することが重要です。 冷静に状況を説明し、書面でのやり取りを徹底することで、納得のいく解決策を見つけることができるでしょう。 今回のケースでは、管理会社が過去の対応で不適切な対応をしていた可能性も考えられますが、感情的にならず、事実を基に交渉を進めることが大切です。 記録をしっかり残し、必要であれば専門家の力を借りることも検討しましょう。 ご自身の権利をしっかりと守り、快適な住環境を手に入れてください。

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