賃貸マンションの価格と状態:6階7.9万円の部屋の謎を解き明かす

賃貸マンションを借りようと思い契約の段階にいます。しかし、気なる点が一つ。借りようとしている部屋が6階で敷金2か月の礼金無しの家賃7.9万円なのですが、後でネットで調べてみたところ、同じマンションの3階で6階の部屋よりも3㎡くらい狭く、家賃が8.4万円の敷2、礼金1でした。普通のマンションなら階が高くなることに値段も上がるはずですよね???内見したのですが、クリーニング前という事もありますが、カーペットはかなりボロボロで壁は一面タバコの跡で真っ黄色でした。だから安かったのでしょうか???不動産の方は値引きした理由を述べてなかったのですが…曰く付きや部屋自体に不備がある場合は事前に連絡して頂けますよね?ちょっと、心配なので宜しくお願い致します

賃貸マンションの価格設定:階数と家賃の関係

一般的に、マンションの階数が高くなるほど家賃は高くなります。高層階は眺望が良い、日当たりが良い、プライバシーが保たれやすいなどのメリットがあるためです。しかし、質問者様のケースでは、6階よりも3階の方が家賃が高く、しかも面積も狭いという、一般的な相場と異なる状況です。これは、いくつかの要因が考えられます。

家賃設定の要因:築年数、設備、状態

マンションの家賃は、階数だけでなく、築年数、設備、部屋の状態など、様々な要素によって決定されます。築年数が古かったり、設備が古かったり、部屋の状態が悪かったりすると、家賃は低くなる傾向があります。質問者様の内見した部屋は、カーペットがボロボロで、壁にタバコのヤニ汚れが目立つなど、状態が悪かったとのことです。これらの状態が悪い点が、家賃が低い理由の一つと考えられます。

市場価格との比較:周辺相場調査の重要性

不動産会社が提示する家賃が妥当かどうかを判断するには、周辺の同等のマンションの家賃を比較することが重要です。インターネットや不動産情報サイトなどを活用して、同じ地域、築年数、広さ、設備のマンションの家賃を調べてみましょう。これにより、質問者様の物件の家賃が妥当かどうか、また、なぜ安いのかを客観的に判断できます。

隠れた問題:曰く付き物件の可能性

家賃が相場よりも低い場合、その物件に何らかの問題がある可能性があります。例えば、騒音問題、隣人トラブル、過去の事件事故など、不動産会社が積極的に告知しない「曰く付き」の物件である可能性も考えられます。 不動産会社は、告知義務のある重大な欠陥については告知する義務がありますが、告知義務がない問題については、積極的に説明するとは限りません。

具体的な対策:契約前に確認すべき点

契約前に、以下の点を不動産会社に確認しましょう。

  • 部屋の修繕履歴:過去にどのような修繕が行われたか、また、今後の修繕予定について確認しましょう。特に、カーペットや壁の修繕については、具体的な計画を聞き出しましょう。
  • 騒音問題:近隣からの騒音問題が発生していないかを確認しましょう。特に、夜間の騒音については、念入りに確認することが重要です。近隣住民への聞き込み調査も有効です。
  • 過去のトラブル:過去に、事件・事故、隣人トラブルなど、問題が発生していないかを確認しましょう。不動産会社は、告知義務のある事項については説明する義務があります。
  • 修繕費用:入居前に必要な修繕費用について、明確に確認しましょう。誰が負担するのか、費用はいくらかを具体的に確認することが重要です。
  • 契約書の内容:契約書の内容をしっかりと確認し、不明な点があれば、不動産会社に質問しましょう。特に、解約条件や違約金については、慎重に確認する必要があります。

専門家の意見:弁護士や不動産鑑定士への相談

不安な場合は、弁護士や不動産鑑定士に相談することをお勧めします。専門家の意見を聞くことで、客観的な判断をすることができます。特に、契約書の内容や、物件に隠れた問題がないかを確認してもらうことで、安心して契約を進めることができます。

まとめ:慎重な判断と情報収集が重要

賃貸マンションの契約は、大きな決断です。家賃が安いからといって、安易に契約するのではなく、しっかりと物件の状態を確認し、周辺相場を調査し、必要であれば専門家に相談するなど、慎重な判断をすることが重要です。

具体的な行動計画

1. 周辺物件の相場調査:インターネットや不動産情報サイトで、同じ地域、築年数、広さ、設備のマンションの家賃を比較します。
2. 不動産会社への再確認:部屋の状態、修繕履歴、騒音問題、過去のトラブルなどについて、不動産会社に改めて詳しく質問します。
3. 専門家への相談:不安な場合は、弁護士や不動産鑑定士に相談し、客観的な意見を聞きましょう。
4. 契約書の内容確認:契約書の内容をしっかりと確認し、不明な点があれば、不動産会社に質問します。
5. 複数物件の比較:複数の物件を比較検討し、自分にとって最適な物件を選びましょう。

上記のステップを踏むことで、後悔のない賃貸契約を結ぶことができるでしょう。

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