賃貸マンションの上階リフォーム騒音問題と管理会社への対応

何度か質問させていただいた、上階の家族は引っ越していきました。数日前からリフォーム?修繕がはじまりました。管理会社からは、何の予告もなく、たまたま休みで寝ている朝、どーん!と音がしてびっくりしました。大きな作業は、終わったようで、細かい作業をされているようなのですが…どうも、泊まり込んで居るようです。ドアを開け閉めする音、この時間も上からドスドス足音がします。さすがに作業的な事はされませんが…今は、上階の玄関の鍵は、ドア部分に金具をつけた仮のものがつけられ、ダイヤル式の鍵がかかっています。修繕業者は泊まり込みで作業するものでしょうか?上階は、入居可能日が10月上旬とされているので、新しい方は越しては、来れません。最初は斜め上の部屋からかな。補足 賃貸です。管理会社には、事前に連絡して欲しいと申し出ました。詳しく聞くと、作業は9時から17時で退出するよう業者との約束になっているそうですが、どう考えても17時を超えて作業をしています。その点をもう一度、管理会社に申し出ました。まだ、この時間でも足音がします。

賃貸におけるリフォーム騒音問題:原因と解決策

賃貸マンションで上階からのリフォーム騒音に悩まされている、というご相談ですね。騒音だけでなく、予告なしの工事開始、作業時間の超過、業者の泊まり込みなど、複数の問題が重なっている状況です。非常にストレスの溜まる状況だと思いますので、一つずつ解決策を考えていきましょう。

1.修繕業者の泊まり込みについて

まず、修繕業者が泊まり込むかどうかですが、通常のリフォーム工事であれば、泊まり込みは一般的ではありません。 日中の作業時間内に完了するようスケジュールが組まれます。しかし、大規模な改修工事や緊急性の高い修理、あるいは地理的な制約(遠方からの業者など)によっては、泊まり込みが必要になるケースも稀に存在します。 しかし、今回のケースでは、管理会社との約束が「9時から17時」でありながら、それを大幅に超過している点が問題です。これは、管理会社側の業者管理の甘さ、もしくは業者の不誠実な対応が考えられます。

2.騒音問題への具体的な対処法

騒音問題は、生活の質を著しく低下させる深刻な問題です。具体的な対処法として、以下のステップを踏んでみましょう。

  • 管理会社への再々連絡と記録保存: 既に連絡済みとのことですが、騒音の状況(時間、内容など)を具体的に記録し、再度管理会社に連絡しましょう。メールや電話でのやり取りは、必ず記録に残しておきましょう。証拠として非常に重要です。日付、時間、内容を明確に記載し、できれば録音も検討しましょう。
  • 騒音レベルの測定: 騒音計アプリなどを利用して、騒音レベルを測定してみましょう。具体的な数値があると、管理会社への交渉が有利になります。騒音レベルが環境基準を超えている場合は、法的措置も検討できます。
  • 近隣への相談: 同じように騒音に悩まされている方がいるかもしれません。近隣の方と相談することで、状況を共有し、管理会社への対応を強化できます。結束して対応することで、より効果的な解決策が見つかる可能性があります。
  • 専門家への相談: 弁護士や不動産管理士などの専門家に相談することも有効です。特に、管理会社との交渉が難航する場合や、法的措置を検討する場合には、専門家のアドバイスが不可欠です。専門家であれば、適切な対応策を提案し、法的根拠に基づいた交渉をサポートしてくれます。
  • 書面での抗議: 管理会社への連絡をメールで行い、内容証明郵便で送付することを検討しましょう。内容証明郵便は、送付内容が確実に相手側に届いたことを証明できるため、証拠として有効です。内容には、騒音の具体的な状況、苦情、改善を求める内容を明確に記載しましょう。

3.管理会社への対応:具体的な伝え方

管理会社への連絡では、感情的な言葉ではなく、事実を淡々と伝えることが重要です。例えば、「9時~17時の作業時間外に騒音が発生している」「具体的な騒音は、○○時頃に○○の音で、○○程度の騒音レベルであった」といった具体的な情報を伝えましょう。また、「騒音によって睡眠不足になり、健康に影響が出ている」といった具体的な被害についても伝えましょう。

4.リフォーム工事における一般的な注意点

賃貸物件のリフォーム工事では、事前に管理会社に連絡し、工事内容、期間、作業時間などを確認することが重要です。また、工事中は近隣住民への配慮が不可欠です。

5.専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士に相談することで、騒音問題に対する法的根拠に基づいた対応策を検討できます。例えば、民法上の「隣地迷惑行為」や「不法行為」に該当する可能性があります。弁護士は、状況に応じて、管理会社への交渉、損害賠償請求などの法的措置をサポートしてくれます。

まとめ:グレーな状況を打破するための積極的な行動

今回のケースは、管理会社の対応に問題があり、結果として騒音被害が発生していると考えられます。 重要なのは、感情に任せるのではなく、冷静に事実を記録し、管理会社に繰り返し連絡することです。 それでも改善が見られない場合は、専門家への相談を検討しましょう。 あなたの権利を守るためにも、積極的な行動を心がけてください。 グレーな状況を打破するには、具体的な証拠と、毅然とした対応が重要です。

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