賃貸マンションのトラブル対処法:エアコン故障と老朽化設備への対応

不動産問題 エ○ブルで部屋を借り、1年3ヶ月住んでいます。しかしこの短い期間で キッチンの電気つかない、浴室の排水口がつまる、浴室の換気扇壊れて動かない、 水がいきなり出なくなるなど毎回修理を頼んできました。 ですが今回、エアコンが使えなくなり、大変困っております。 ヒューズが飛んでしまうのですがエアコンは元々付いているもので私の物ではありません。 家の電化製品全て消し、エアコンをつけてもヒューズが飛んでしまいます。 朝イチで契約会社に電話し対応を求めているのですが「今日の今日は難しい」と言われたあげく「担当から電話がいきますのでお願いします」ばかりで時間ばかり過ぎています。 ウチは最上階なので熱がこもり、きのうも暑くて寝られませんでした。 対応が遅いので自分で電気屋に頼み、修理費請求はできますか? また、皆様ならどうされますか? 知恵をお貸し願います!!

賃貸物件における設備故障と対応

1年3ヶ月という短い期間で、キッチン、浴室、エアコンなど複数の設備故障が発生しているとのこと、大変な状況ですね。特に、最上階でエアコンが故障しているのは、夏の暑さの中で深刻な問題です。 本記事では、賃貸物件における設備故障への適切な対応方法、修理費用の請求方法、そして今後の対策について解説します。

1. 賃貸借契約書と重要事項説明書を確認する

まず、賃貸借契約書と重要事項説明書を確認しましょう。これらの書類には、修繕義務の範囲や、緊急時の連絡先などが記載されています。契約書に明記されている修繕義務の範囲外であれば、費用負担が異なります。特に、エアコンなどの設備が「現状有姿」で貸し出されている場合、修理費用は借主負担となる可能性があります。しかし、今回のケースのように、頻繁に故障が発生している場合は、建物の老朽化や管理状態の悪さが原因である可能性が高く、家主側の修繕義務に該当する可能性が高いです。

2. 契約会社への連絡と記録の保持

すでに契約会社に連絡済みとのことですが、今後の対応のために、連絡日時、担当者名、対応内容などを記録しておきましょう。メールや電話の内容をメモに残す、または録音するなどして証拠を残すことが重要です。これは、後々のトラブル回避に役立ちます。

3. 自ら電気屋に依頼した場合の費用請求

契約会社からの対応が遅い場合、自ら電気屋に依頼することも検討できます。しかし、安易に依頼する前に、契約会社に修理依頼を正式に文書で送付し、その対応を待つことが重要です。その上で、契約会社が適切な対応をしない場合、やむを得ず自ら修理を依頼し、その費用を請求することができます。この場合、修理前に必ず契約会社に状況を伝え、修理内容と費用について承諾を得ることが重要です。写真や見積書などの証拠をしっかり残しておきましょう。

4. 修理費用の請求方法

修理費用を請求する際には、以下の書類を用意しましょう。

  • 修理依頼書:契約会社への修理依頼内容を記載した文書
  • 見積書:電気工事店から発行された見積書
  • 領収書:修理費用を支払った際の領収書
  • 写真:故障状況を写した写真
  • 修理完了報告書:修理が完了したことを証明する文書

これらの書類を契約会社に提出して、修理費用の支払いを請求します。契約会社が支払いを拒否した場合、弁護士に相談するなど、法的措置を検討する必要があるかもしれません。

5. 今後の対策

頻繁な故障は、建物の老朽化や管理状態の悪さを示唆しています。今後のために、以下の点を検討しましょう。

  • 定期的な点検:契約書に記載されている定期点検の有無を確認し、必要に応じて家主側に依頼しましょう。
  • 契約更新時の交渉:契約更新の際には、建物の修繕状況や今後の管理体制について交渉し、改善を求めましょう。
  • 別の物件への転居:状況が改善しない場合は、別の物件への転居を検討するのも一つの方法です。

専門家の視点:弁護士からのアドバイス

弁護士に相談することで、法的観点からのアドバイスを受けることができます。特に、契約会社との交渉が難航した場合や、修理費用請求が認められない場合は、弁護士の力を借りることを検討しましょう。弁護士は、契約書の内容を精査し、適切な対応策を提案してくれます。

まとめ:迅速な対応と記録の保持が重要

賃貸物件における設備故障は、迅速な対応と記録の保持が重要です。契約会社への連絡、修理依頼、費用請求の際には、必ず証拠となる書類を残しておきましょう。また、状況が改善しない場合は、弁護士に相談するなど、適切な手段を講じる必要があります。 今回のエアコン故障についても、契約会社に状況を伝え、迅速な対応を求めることが重要です。 対応が遅い場合は、文書で修理依頼を行い、それでも改善が見られない場合は、自ら修理を行い、費用請求を検討しましょう。 ただし、その際には必ず契約会社に事前に連絡し、状況を説明することが大切です。 快適な住環境を確保するためにも、積極的に問題解決に取り組んでいきましょう。

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