賃貸マンションのセキュリティ対策:隣家との距離が近い角部屋の不安解消

現在、私たち家族3人は2LDKの賃貸マンション、角部屋に暮らしています。この度、隣に新しい1Rのマンションができました。先日、工事用の外観シートがはずされ、建物同士の距離の近さに唖然としました。現在住んでいるマンションの間取りは、玄関、寝室、空き部屋、リビングそしてベランダと縦一直線に並んでいます。その空き部屋の横にもベランダがあるのですが、隣のマンションの共同廊下とほぼフロアレベルが同じで、隣のマンションから簡単に渡って入ってくることができてしまいます。ちなみに4階に住んでいます。この件をマンションの管理会社に相談しましたが、反応が悪く、対応もいまいちでした。今後、カーテンを閉め切るとは思うのですが、昼間は家を空けているので、とても不安でたまりません。もし、このように管理会社が頼りにならない場合、直接オーナーさんに相談したほうがいいのでしょうか。それとも役所や警察に相談をした方がいいのでしょうか。どなたかおわかりになる方、よい方法を教えていただけないでしょうか。よろしくお願いします。

隣家との距離が近い賃貸マンションのセキュリティ対策

ご家族の安全を守るために、隣家との距離が近いという不安な状況、そして管理会社の対応に不満を感じているとのこと、大変お気持ちお察しします。4階とはいえ、隣接建物との距離が近く、容易に侵入されかねない状況は、確かに大きな不安材料です。まずは、具体的な対策を検討していきましょう。

1. 管理会社への再アプローチとオーナーへの直接相談

まず、管理会社への再アプローチをおすすめします。最初の対応が悪かったとしても、再度、具体的な危険性を伝え、改善を求める必要があります。その際、以下の点を明確に伝えましょう。

* 隣接建物の距離の近さ、および侵入の可能性
* 昼間は不在であることによる不安
* 具体的な改善策の提案(後述する対策などを提示)
* 管理会社からの対応がない場合の法的措置の可能性を示唆する(最終手段として)

管理会社が依然として対応しない場合は、賃貸借契約書を確認し、オーナーへの直接連絡先を探しましょう。オーナーに状況を説明し、セキュリティ対策の改善を直接依頼します。オーナーは、入居者の安全を守る責任があります。

2. セキュリティ対策の強化

管理会社やオーナーへの対応と並行して、ご自身でもセキュリティ対策を強化しましょう。

物理的な対策

* 窓への防犯フィルムの貼付:ガラスを割られての侵入を防ぐ効果があります。防犯フィルムは、透明タイプから目隠し効果のあるものまで種類が豊富です。
* 補助錠の設置:既存の鍵に加えて、補助錠を取り付けることで、ピッキング対策になります。
* 窓センサー・ドアセンサーの設置:侵入を検知し、アラームで知らせるセンサーは、不在時でも安心です。
* 防犯カメラの設置:録画機能付きの防犯カメラを設置することで、抑止効果を高め、証拠を残すことができます。賃貸マンションの場合、設置場所や種類に制限がある場合があるので、管理会社やオーナーに確認が必要です。
* ベランダへの侵入防止対策:ベランダへの侵入経路を遮断することが重要です。例えば、防犯用の金網や柵の設置を検討しましょう。管理会社やオーナーに相談し、許可を得ることが必要です。

その他の対策

* カーテンやブラインドの活用:昼間でもカーテンやブラインドを閉めることで、室内が見えにくくし、プライバシーを守ります。
* 防犯グッズの活用:窓に貼る防犯ステッカーや、防犯ブザーなどを活用することで、心理的な安心感を高めます。
* 近隣住民との連携:近隣住民と顔見知りになり、何か異常があればお互いに連絡を取り合う体制を作ることで、防犯意識を高めることができます。

3. 役所や警察への相談

管理会社やオーナーへの対応が全く改善されない場合、最終手段として、役所や警察への相談を検討しましょう。

* 警察:具体的な被害を受けていなくても、不安な状況を相談することで、防犯上のアドバイスを受けられます。また、パトロール強化を依頼することも可能です。
* 市町村役場:地域住民の安全を守るための相談窓口があります。防犯対策に関する情報提供や、相談窓口への案内を受けることができます。

4. インテリアによる心理的な安心感の向上

セキュリティ対策と並行して、インテリアにも工夫を加えることで、心理的な安心感を高めることができます。

* 照明:明るく、開放感のある空間を作ることで、心理的な安心感を高めます。センサーライトなどを活用し、夜間の防犯対策にも役立てましょう。
* 窓辺のインテリア:観葉植物などを配置することで、視線を遮り、プライバシーを守りながら、明るい雰囲気を演出できます。
* 色選び:グレーなどの落ち着いた色は、安心感を与えてくれます。一方で、明るい色を取り入れることで、部屋全体を明るくし、開放的な雰囲気を作ることができます。

専門家の意見:セキュリティコンサルタントの視点

セキュリティコンサルタントの視点から見ると、今回のケースは、物理的なセキュリティ対策と心理的な安心感の両面からのアプローチが重要です。物理的な対策は、侵入を阻止するためのものです。一方、心理的な安心感は、不安を軽減し、安全な生活を送るための重要な要素です。適切な対策を講じることで、安心して暮らせる環境を構築することが可能です。

まとめ

賃貸マンションのセキュリティ対策は、管理会社やオーナーとの連携が不可欠です。しかし、対応が不十分な場合は、オーナーへの直接相談や、役所・警察への相談も検討しましょう。物理的な対策と心理的な安心感の両面からアプローチすることで、安全で快適な生活を送ることができます。

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