賃貸マンションのエアコンが効かない?涼しく快適に過ごすための解決策

バカな質問かもしれませんがエアコンについてです、よろしくお願いします…。 賃貸に住んでいて、99年製のエアコンが付いているのですが、あまり涼しく感じません。 設定温度は冷房の25〜27 度位にしていますが、外から帰ってくるとエアコンを付けているリビングがもわっと蒸し暑く感じ、むしろエアコンが効いていない玄関や北側の部屋の方が涼しく感じます。 他の部屋の方に聞いてみたところ、同じ設定温度(27度位)でも涼しく感じるそうです。 設定温度をぐっと下げれば(22〜23度あたり)冷えますが、この場合、エアコンのガスが足りないのでしょうか?我慢して設定を低くして使うべきなのか…あまり詳しくないので教えて下さい。 賃貸ですので、全く冷えないなら連絡しますが、この程度で不動産屋に電話するのも悪いような気がして電話がかけられません…。設定をかなり下げる事による電気代も気になります。 犬を飼っているので、夏場仕事でいない間はエアコンを付けっ放しにしているので留守の間の故障が怖いです。補足回答ありがとうございます。 夏場室内で犬や小動物を飼ってるご家庭は昨今の暑さが昔に比べて酷いので、ほとんどエアコンで室温を調節しています…最後にご回答頂いた方の正しい使い方とはなんでしょうか?質問の最後の文章は留守中にエアコンが効かなくなって、犬が熱中症になるのが心配という意味です。

古いエアコンと室温の不一致、その原因と対策

1999年製のエアコンは、すでに20年以上経過しています。最近のエアコンと比べて省エネ性能が低く、冷房能力も劣る可能性があります。設定温度25~27度でも室温が下がらないのは、以下の原因が考えられます。

1. エアコンの能力不足

  • エアコンの能力(kW)が部屋の広さに合っていない: 古いエアコンは、現在の省エネ基準を満たしていないため、同じ能力の新しいエアコンと比べて冷房能力が低い可能性があります。部屋の広さに対してエアコンの能力が不足している場合、設定温度まで下げるのに時間がかかったり、十分に冷えない場合があります。エアコンの能力は、通常、説明書や本体に記載されています。部屋の広さとエアコンの能力の目安は、多くのメーカーがウェブサイトで公開しているので確認してみましょう。
  • フィルターの汚れ: フィルターにホコリや汚れが詰まっていると、空気の循環が悪くなり、冷房効率が低下します。定期的にフィルターを掃除、または交換しましょう。掃除の頻度は、使用頻度やペットの有無によって異なりますが、少なくとも月に1回は行うのが理想です。
  • ガス不足: 冷媒ガスが不足していると、冷房能力が低下します。ガス漏れがないか確認する必要があります。これは専門業者に依頼する必要があります。

2. 室内の環境

  • 直射日光: 窓から直射日光が差し込むと、室温が上昇しやすくなります。カーテンやブラインドで遮光しましょう。レースカーテンだけでは効果が限定的なので、遮光カーテンの使用を検討しましょう。
  • 熱源: パソコンや照明器具などの熱源が多いと、室温が上昇します。使用しない機器の電源を切ったり、熱を発生しやすい機器を離れた場所に設置したりするなど工夫しましょう。特に、西日が当たる窓際にパソコンやゲーム機などを置いていると、室温上昇に大きく影響します。
  • 断熱性の低さ: 賃貸住宅の場合、断熱性が低い場合があります。窓からの熱の出入りを防ぐために、窓に断熱シートを貼る、隙間風を防ぐ対策をするなどの工夫が必要です。100円ショップでも手軽に購入できるアイテムを活用できます。
  • 換気: 換気を頻繁に行うと、外気の温度によって室温が変化します。特に暑い時間帯は、換気を控える方が良いでしょう。ただし、閉め切った状態でのエアコン使用は、結露やカビの原因となるため、適度な換気は必要です。

3. エアコンの設定

  • 設定温度: 25~27度では、室温を下げるには時間がかかります。特に古いエアコンの場合、設定温度を22~23度にすることで、より効果的に冷房できます。ただし、電気代が高くなるため、適切な温度設定を見つけることが重要です。
  • 風量: 風量を強くすると、冷房効率が向上します。ただし、風量を強くしすぎると、音が大きくなったり、冷えすぎたりする可能性があります。
  • 送風: エアコンを停止する前に、送風機能を使って室温を均一にしましょう。送風機能は消費電力が低いため、電気代を抑えながら快適な室温を維持できます。

不動産会社への連絡について

エアコンが全く冷えない、または明らかに故障している場合は、不動産会社に連絡しましょう。しかし、今回のケースでは、設定温度を下げれば冷えることから、必ずしも故障とは言い切れません。まずは、上記で挙げた対策を試してみて、改善が見られない場合に連絡することをお勧めします。連絡する際には、具体的な状況(設定温度、室温、エアコンの型式など)を伝えましょう。

電気代節約と犬の熱中症対策

電気代を節約するには、以下の方法があります。

  • 省エネ運転: エアコンには省エネ運転モードがある機種が多くあります。このモードを使用することで、消費電力を抑えることができます。
  • タイマー設定: 外出時や就寝時は、タイマーを使ってエアコンを自動的に停止させましょう。
  • 室温設定の見直し: 設定温度を1度上げるだけでも、電気代を節約できます。28度設定でも、工夫次第で快適に過ごせます。
  • 窓の遮光: カーテンやブラインドで直射日光を遮断することで、エアコンの負担を軽減し、電気代を節約できます。

犬の熱中症対策としては、エアコンを付けっ放しにするのが最も効果的ですが、電気代が心配な場合は、サーキュレーターを併用することで、効率的に室温を下げることができます。また、犬が涼める場所(タイルや大理石の床など)を用意したり、保冷剤入りのマットなどを活用するのも有効です。

専門家の意見

エアコンの修理やメンテナンスは、専門業者に依頼することをお勧めします。ガス不足や故障の有無を的確に判断し、適切な対応をしてくれます。特に古いエアコンの場合は、定期的なメンテナンスが重要です。

まとめ:快適な夏の過ごし方

古いエアコンでも、適切な対策を行うことで、快適に過ごすことができます。まずは、フィルターの清掃、遮光対策、設定温度の見直しなど、手軽にできることから試してみましょう。それでも改善が見られない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。愛犬の安全のためにも、室温管理には十分注意してください。

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