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エアコンからキュルキュル音!原因を特定し解決策を見つけよう
賃貸マンションで暮らす専門学生の方が、エアコンから発生するキュルキュル音、軋み音に悩まされているというご相談です。深夜に発生する異音は、精神的にも大きな負担になりますよね。落ち着いて、一つずつ原因を特定していきましょう。
異音の原因を特定するステップ
まず、ご自身が既に試されているように、異音の原因を特定することが重要です。状況から考えられる原因をいくつか挙げ、それぞれ確認していきましょう。
- 室外機のファンモーターの異常: キュルキュル音は、室外機のファンモーターの軸受けの潤滑不足や摩耗が原因で発生することがあります。ファンモーターが回転する際に摩擦音が発生し、キュルキュルと聞こえるのです。手で触れたり叩いたりすることで一時的に音が止まるのは、この可能性が高いです。
- 室外機と配管の接続部の緩み: 室外機と室内機を繋ぐ配管と、壁などに固定する器具の間に隙間があり、白いネバネバした物質で隙間を埋めているとのこと。この隙間から空気が漏れることで振動が発生し、キュルキュル音や軋み音が発生している可能性があります。特に、お隣さんのエアコンの稼働による振動が影響している可能性も考えられます。
- 冷媒不足: 冷媒が不足すると、圧力が低下し、配管内で異音が発生することがあります。ただし、この場合はキュルキュル音だけでなく、冷却能力の低下なども伴うことが多いです。
- コンプレッサーの異常: コンプレッサーはエアコンの心臓部ですが、摩耗や故障によって異音が発生することがあります。ただし、コンプレッサーの異常は、キュルキュル音以外にも、大きな異音や振動を伴うことが多いです。
- お隣さんのエアコンの影響: お隣さんのエアコンの振動が、ご自宅の室外機や配管に伝わり、共振して音が発生している可能性も否定できません。これは、ご自宅のエアコンを停止していても音が発生する理由を説明できます。
具体的な対処法と専門家への依頼
上記の可能性を踏まえ、具体的な対処法を検討します。
- まずは不動産会社に連絡: 賃貸物件の場合、エアコンは物件に備え付けられているため、修理費用は大家さん(不動産会社)の負担となる可能性が高いです。まずは不動産会社に状況を説明し、修理依頼を行いましょう。 写真や動画で状況を記録しておくと、よりスムーズに話が進みます。
- メーカーへの連絡: 不動産会社に連絡後、メーカー(富士通)にも状況を伝えましょう。エアコンの型式(AS222PBH)を伝えることで、より的確な対応が期待できます。メーカーは修理が必要かどうか、費用負担について判断するのに役立つ情報を提供してくれるでしょう。
- 専門業者への依頼: 不動産会社やメーカーからの指示を仰ぎながら、必要に応じてエアコン修理専門業者に依頼することも検討しましょう。専門業者は、異音の原因を正確に特定し、適切な修理を行うことができます。
- 配管の隙間への対処: 配管と壁の固定器具の隙間を自分で塞ごうとしたとのことですが、素人が修理を行うと、かえって故障を悪化させる可能性があります。専門業者に依頼するまで、現状維持を心がけましょう。
修理費用負担について
賃貸物件の場合、エアコンの修理費用負担は、以下の点を考慮して判断されます。
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- エアコンの設置状況: エアコンが物件に備え付けられている場合は、通常、大家さん(不動産会社)が修理費用を負担します。ただし、故意による故障や、通常の使用範囲を超える使用方法による故障の場合は、借主が負担する場合もあります。
- 故障の原因: 経年劣化による故障であれば、大家さんの負担となる可能性が高いです。一方、借主の不注意による故障の場合は、借主が負担する場合があります。
- 賃貸契約の内容: 賃貸契約書に、エアコンの修理費用に関する規定がある場合があります。契約書をよく確認しましょう。
ご自身のケースでは、元々設置されていたエアコンからの異音であり、明らかにご自身の不注意によるものではないため、大家さん(不動産会社)が修理費用を負担する可能性が高いと考えられます。しかし、念のため賃貸契約書を確認し、不動産会社とよく話し合うことが重要です。
まとめ:冷静に対処し、専門家の力を借りよう
深夜の異音は不安になるのも当然です。しかし、まずは冷静に状況を把握し、適切な手順で対処していくことが大切です。不動産会社への連絡、メーカーへの連絡、そして必要に応じて専門業者への依頼を検討しましょう。焦らず、一つずつ問題を解決していくことで、快適な生活を取り戻せるはずです。